12/10(火)は、今年度第2/2回目のGE講演でした。今回は大阪公立大学の呉 準席(お じゅんそく)先生をお招きました。とはいっても、呉先生とは先々月に玉名温泉でご一緒していますので、間を開けずに再度九州までお越し頂きました。
呉先生は韓国のご出身です。韓国の光雲大学 大学院修士課程を修了後、日本に留学され、京都大学で博士号を取得されました。その後、英国リバプール大学、高知県の高知工科大学、愛知県の名城大学を経て現在、大阪府の大阪公立大学 工学部 電子物理工学科で教授をされています。大阪公立大学は2022年に、大阪市立大学と大阪府立大学が統合されてできた公立大学です。
呉先生には長年お世話になっており、今回のご無理も快く引き受けてくださいました。感謝感激です。
呉先生は、プラズマの農業や医療分野への応用をご研究されています。プラズマを植物や生体の細胞に当てると、活性化や遺伝子改質などが生じます。呉先生は特に、プラズマ照射で細胞を活性化させることにより、より迅速な骨折の修復を実証されています。これは医学分野との共同研究で、「医工連携」と呼ばれている今後の成長が期待される異分野融合の1つです。私も微力ながらも、その仲間内に入れさせて頂いております。
というわけで今回は、3Eだけでなく3CL(応用化学/環境生命コース)もお誘いした合同講演としました。総勢約70名の参加となりました。電気と化学、両方の橋掛けとなるご講演でした。講演は、英語・日本語・韓国語が混じったものとなりました。
講演後、校内をご案内しました。3Eの有志を誘って、研究室内もご案内しました。狭いんですけどね。なお有明高専は、3年生までは制服です。
夜が更けてからは、大牟田の街へ出て関係教員との懇親会と行きました。
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