Tag Archives: 研究

第一種電気工事士技能試験と高知工科大への旅 (2/2)

 続きです。翌日7/7(日)、そういえば世間では七夕でしたが、こちらは高知で朝を迎えました。高知工科大のメインキャンパスである香美キャンパスは、高知から遠く離れています。そのため、まずは高知駅から土佐山田駅までJRで移動しました。普通列車だと途中の待ち合わせで時間を要するので、特急券代を払って特急「南風」号に乗ることにしました。列車はアンパンマン仕様でした。高知と言えば、アンパンマンですよね。

 ちょうどその日の朝のテレビでは、たまたま四国新幹線の話がありました。しかし広島県人で生まれたときには既に山陽新幹線があった者としては、在来線の特急列車ってとても魅力的に映るんですよねー。

メロンパンナちゃんです。
車内です。
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第一種電気工事士技能試験と高知工科大への旅 (1/2)

 7/6(土)は、第一種電気工事士の技能試験を受けに朝から熊本大学へ行ってきました。昨年末に第二種試験を受けてから連続です。前回は3E(現4E)学生達と一緒でしたが、今回は一人旅でした。

受験票です。

 熊本大学へは、まずいつものように上熊本で電車を降りました。そこからはタクシーを使いました。

熊本大学入口です。

 試験会場前の貼り紙を見ると、どうやら受験者総数は約240名のようでした。第二種と比べると、人数は少なかったです。

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佐賀大学 シンクロトロン光応用研究センター@SAGA-LS

 今週6/18(火)~21(金)の間、福岡大学 篠原先生と共同でSAGA-LSで実験です。ただし、これまでは佐賀県所有のビームラインを使ってきましたが、今回は佐賀大学のビームラインを使いました。有明高専・福岡大学・佐賀大学の三者共同研究です。SAGA-LSは県立ですが、全てのビームラインが佐賀県のものではなくて、一部のものは佐賀大学九州大学住友電気工業(株)の所有となっています。

 授業期間中ですので、スケジュール調整しながら授業の合間を縫って、7E 福田君と共に実験しました。有明高専からは、九州自動車道を使えば1時間以内で到着できます。

 ビームラインは朝10時から夜9時まで使用できます。SPring-8はビーム強度が24時間常に一定になるようにされていますが、こちらは夜はお休みなので健康的です。

 昼ご飯は隣の鳥栖プレミアム・アウトレットのフードコートで、晩ご飯はすぐ傍を通る県道17号沿いの牧のうどんとしました。

鳥栖プレミアム・アウトレットです。
牧のうどんです。
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週末はボーナスステージ??

 この土日ならびに先週の土日を合わせて、中間試験の採点と学会予稿を済ませました。さらに週明けからはSAGA-LSで実験ですので、次回分の授業資料も用意しました。

 土日はボーナスステージで、毎週楽しみにしています。遊べるからというのではなくて、溜まった仕事を片付けられるからです。授業が詰まっている平日だけで仕事を片付けるのは不可能です。働きまくりもいいとこですが、まあ、人生で一番忙しい時期なのかなぁと自身を納得させています。学生さん達や共同研究者の方々に満足して頂ければ本望です。

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有明広域産業技術振興会と卒業生動向

 6/7(金)午後からグリーンランドのホテルヴェルデにて、2024年度の有明広域産業技術振興会 総会に参加しました。昨年度に引き続いてです。

 今回は、会員企業である田辺工業株式会社様との共同研究を発表しました。昨年の会で田辺様と意気投合しまして、その後特許と論文を出すことができました。地域社会あっての高専、地域社会のための高専ですから、このような産学連携で成果を出すことができたのは大変嬉しいことです。

 パーティーでは多くの企業様とお話することができました。担任は外れましたが、企業様を知りその業界を知ることで、学生さん達の進路の一助になればなと思います。また、教員という立場は実業の世界から離れますので、世間の情報が疎かになりがちです。その情報と自分自身のupdateのためにも、良い機会でした。

 このように、企業様との距離が近いのが高専の強みです。大学だと規模が大きすぎて、こうはいきません。

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日本表面真空学会 九州支部学術講演会 (九州表面・真空研究会 2024)

 6/1(土)、日本表面真空学会 九州支部学術講演会 (九州表面・真空研究会 2024)に行ってきました。昨年は佐世保と遠かったですが、今年は会場が県内の福岡教育大学でした。電車で日帰り圏内ということもあって、研究室メンバー全員で参加しました。

 早朝、大牟田駅6:49発のJR快速電車に乗って向かいました。赤間駅で普通電車に乗り換えて1駅目の教育大前駅で降りました。9時少し前到着でした。駅名の通り、会場のすぐ近くの駅です。そこから数分歩くと会場でした。山を背にした長閑さが残るところでした。教育大学なので、教員養成に関する情報が色々ありました。

大学入口です。
会場前の案内板です。
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笹井先生&逢坂先生ご来校

 5/29(水)、共同研究打ち合わせのために岐阜医療科学大学 薬学部笹井 泰志先生岡山大学 学術研究院医歯薬学域の逢坂 大樹先生が来校され、打ち合わせと実験を行いました。

 工業高専へ医歯薬系の先生が来られるのは珍しいです。Eコース内をご案内しましたが、先生方にとっては珍しいものだそうでした。

 そう、医歯薬方面にも研究を展開していきますです。

研究室にて記念写真です。

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ICMCTF 2024@San Diegoの旅 (4/4)

 講演日5/22(水)の午後、関係者と昼食後に慌ただしく帰路につきました。だって、24(金)午後には4Eの学生実験があるので。旅路を満喫する間もなくです。

 さて冒頭にも述べたとおり、調べてみると、空港へは$2.50で行けることを知りました。トロリーに乗って、2駅隣の”Old Town”という駅で降りると、そこから無料の空港シャトルが出ていることを知りました。シャトルは、日本の昔にあったボンネットバスみたいなものでした(※私の時代にはもうありませんでしたので、歴史で学んだことです)。

Old Town駅で無料空港シャトルを待ちます。

 15分程度からそこらシャトルに揺られて、空港へ着きました。カウンターでチェックインしましたが、そこで「搭乗開始時間が少し早くなるよ」と言われました。「へーそーですかー」と特に気にしていなかったら、”Understand?”と念押しされました。

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ICMCTF 2024@San Diegoの旅 (3/4)

 日も昇り、会議へと参加しました。欧米というところは、朝が早いです。白人が緯度が高くて太陽が貴重なところ出身だからでしょうか。受付は7時半から空いていまして、会議は8時から始まりました。

 会議自体は日曜日から始まっていましたので、早々に受付を済ませて5/21(火)のスケジュールを確認しました。講演は翌日5/22(水)ですので、まずは会場や雰囲気に慣れることでした。名札は招待講演者(Invited Speaker)専用のものをもらいました。

招待講演者です。

 そして翌日の本番です。講演は一発目の8時です。何と次の講演がキャンセル(withdrawn)となっていまして、講演時間に余裕ができました。40分講演(35分講演+5分質疑の予定)でしたが、内容が入りきらないので、キャンセル枠をもらうことにしました。

おっと、次がキャンセル(withdrawn)ではないですか。
講演開始です。

 そんなわけでトータル50分間しゃべりました。しかし初めての招待講演で、研究を総ざらい話すこともあって、拙い英語となりました。いやいや、こりゃ学生さん達に見せられないなーと。一人で来て良かったなーと。

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ICMCTF 2024@San Diegoの旅 (2/4)

 現地時間5/20(月)夜にホテルへ無事着いたのは良かったのですが、時差ボケが治らず、眠れませんでした。そして朝、とてもお腹が減りました。サンディエゴの空港に着いた際に何かしらポテチなどでも仕入れておければ良かったのですが、「まあいいや」と選択を間違えました。

 ホテルの裏が公共交通機関であるSan Diego Metropolitan Transit System (MTS、サンディエゴ都市圏交通システム)トロリーの駅(Fashion Valley駅)だと知ったので、どこかお店が開いていないかとトロリーに乗って探すことにしました。裏と言っても、地図で見るのと違い、すぐ目の前でした。電車音も聞こえましたし。

 アメリカという国は完全なる車社会で、車がないとどうにもならないのですが、幸いサンディエゴは公共交通機関が発達しています。トロリーという路面電車の速い版、つまり広電宮島線みたいなのとバスがあります。一回乗車$2.50です。PRONTOというカードを使うと、$2.50で2時間、3回目の乗車では総額$6.00に自動的に調整されて一日乗車券となります。便利です。日本と違い、ていうか日本以外の国の電車代は信用乗車方式であり、ゾーン制です。改札口があって細かく複雑な料金体系なのは、日本くらいです。

Fashion Valley駅ホームです。朝5時です。
朝5時ですが、走っていました。夜明け前です。
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ICMCTF 2024@San Diegoの旅 (1/4)

 5/20(月)、ICMCTF 2024という国際会議へ参加のためアメリカへ旅立ちました。会場はカリフォルニア州のサンディエゴ(San Diego)で、メキシコとの国境の都市です。人生初めての国際会議での招待講演です。九州大学の近藤 博基先生のお世話によりです。人生よくもここまで来れたものです。

 と言いつつも、目下前期開講中ですので、授業の合間を縫っての強行軍となりました。国際会議というものは開催半年以上前から動くので、当然その時は時間割が決まっていません。5/20出発当日は1-3限の90分x3コマをこなした後、JR荒尾駅に車を置いて福岡空港へと電車移動しました。車は後でファミリーが回収しました。荒尾駅の駐車料金は激安ですからね。

 で、まずは福岡空港から羽田空港へと移動しました。東京便は相変わらず人が多いです。ANA便なので第2ターミナルに到着後、国際線への乗り継ぎバスで第3ターミナルへ移動しました。

第3ターミナルの乗り継ぎバスを待ちます。

 第3ターミナルで出国手続きと行くところでしたが、いきなり出発遅延アナウンスがありました。サンディエゴへはサンフランシスコ経由で向かうので、乗り継ぎ不可は困ります。心配になって、カウンターの方に尋ねましたところ、問題なしの回答でした。接続不可は「misconnection」と言うのですが、「misdirection」に聞こえてしまい、この方が思い浮かびました。

いきなり遅れました。
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学会のお知らせ(2024年3~6月) (5/25 Update!!)

 2024年3~6月の学会参加予定です。

  • 日本表面真空学会 九州支部学術講演会 (九州表面・真空研究会 2024)
    • 6月1日(土) @ 福岡教育大学 (福岡県宗像市)
    • 11:00~11:15 No. 8 (オーラル): 内藤 陽大(6E), 西山 輝(5E), 鷹林 将, “光電子制御グロー放電によるプラズマ閉じ込めとその制御”.
    • 11:45~12:00 No. 10 (オーラル): 野田 浩矢(6E), 古賀 万尋(5E), 内藤 陽大(6E), 山本 圭介, 篠原 正典, 鷹林 将, “ヘテロ元素ドープダイヤモンドライクカーボンの電気特性”. (※九州大学、福岡大学との共同研究)
  • 第71回応用物理学会春季学術講演会
    • 3月22日(金)~25日(月) @ 東京都市大学 世田谷キャンパス (東京都世田谷区)
    • 3月22日(金) 15:45~16:00 22p-12G-5 (オーラル): 内藤 陽大(5E), 加藤 直樹, 渡辺 貴之, 鷹林 将, “光電子制御プラズマの集光機構”. (※田辺工業(株)との共同研究, 関連特許出願済み)
    • 3月24日(日) 13:00~15:30 24p-P02-4 (ポスター): 福江 紘幸, 小佐野 芳寿, 鷹林 将, 岡野 忠之, 黒岩 雅英, 國次 真輔, 太田 裕己, 米澤 健, 中谷 達行, “HF-HiPIMS法を用いたDLC膜の二次元ラマンマッピングによる炭素構造モデルの探索”. (※岡山理科大他との共同研究)
    • 3月24日(日) 13:00~15:30 24p-P02-5 (ポスター): 小佐野 芳寿, 福江 紘幸, 鷹林 将, 國次 真輔, 今井 裕一, 中谷 達行, “AC-HV-CVD法を用いたDLCラマンスペクトルの5ピーク分離解析における非線形最小二乗法の適用”. (※岡山理科大他との共同研究)
    • 3月25日(月) 14:15~14:30 25p-12H-4 (オーラル): 野田 浩矢(5E), 内藤 陽大(5E), 山本 圭介, 鷹林 将, “窒素ナノドーピングダイヤモンドライクカーボンの合成とその電気特性”. (※九州大学との共同研究)

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