電車に乗ってエディンバラに到着しました。終点かつ下車した中心駅であるWaverley駅は市街地の谷間にあるので、どこへどう出たら分からず、どこでもいいから出口へと向かいました。
降りてからGoogle Mapsを片手に坂を登ると、市街へ出ました。天気は曇天で小雨が降っていました。北国であるスコットランドらしいです。気温は17 ℃前後でして、猛暑の日本とは全然違います。コートなど上着が必要でした。ただし地理で学んだように、グレートブリテン島は北大西洋海流による西岸海洋性気候のために、緯度の割に温暖です。グラスゴーやエディンバラの緯度は北緯55度で、極寒であるロシアのカムチャツカ半島と同じです。
遠い丘の上にあるエディンバラ城へ向かうことにしました。まずは途中のスコット記念塔で記念撮影です。
スコット記念塔を過ぎると、国立美術館が見えてきました。
国立美術館は線路を跨ぐ橋(?)の上にあります。美術館前からWaverley駅を臨みました。北側の新市街と南側の旧市街の間の谷間にあります。
美術館を過ぎて、The Moundという坂を登っていきました。途中にエディンバラ大学の神学の拠点であるNew Collegeがありました。多くの人々はここからハリー・ポッターを想像するようですが、私は見たことないです(珍しい存在?)。むしろ、SPY×FAMILYかなと。
エディンバラ城入口に到着しました。しかしながら入るには予約が要ったらしく、入れませんでした。右手のお土産屋さんで、雨宿りしつつ買い物をしました。
反対側のThe Scotch Whisky Experienceというお店でウィスキーを見て回りました。スコットランドと言えば、スコッチ・ウィスキーですから。私は特にIslay(アイラ)島製のガチガチのピート臭のものが好きです。和食には合わないですけど。いや、和食は和食で好きですよ。日本人ですから。
エディンバラ城からロイヤル・マイルを真っ直ぐ下り、High Streetへと出ました。街並みが美しいですね。
High Streetには、経済学の父であるアダム・スミスの像がありました。スコットランドが産んだ偉人の一人です。国富論(諸国民の富)や道徳感情論で有名ですね。私は両書とも持っていますが、まともに読んでない・・・すいません。
結局、Waverley駅の周りを反時計回りに一周する観光となりました。小雨ではあったものの、涼しく快適な散歩となりました。
Waverley駅に着きました。しかし切符はOff-Peakチケットというラッシュ時間(17:00~19:00)を避けるべき切符でしたので、駅のフードコートで時間を潰すことにしました。ヒマなので、スマホでネットを見ていたら・・・、こんな記事が目に留まりました。
なぁにー、9/1からOff-Peakチケットが廃止だとー!!
時間潰しが全くの無駄になりました。確かに、Queen駅で切符を買った際、Anytime(どの時間でもOK)と同じ値段だったのを不思議に思ってはいましたけど。改札へと向かいました。
帰りはたまたま、Glasgow–Edinburgh via Falkirk線のQueen Street駅High Level行きの線に乗りました。ちなみに出口は”Way out”でした。”Exit”ではないんですね。
駅の少ないGlasgow–Edinburgh via Falkirk線はとても速く、あっという間にグラスゴーへ着きました。なお車内案内は、Alightではなくて”Leave”でした。
しかしながら、後で大変な失敗に気づきました。
Maxwell像を撮るの忘れた!!
でした。James Clerk Maxwellもスコットランドが産んだ偉人です。。電気磁気学担当としては大変悔やむところです。次回スコットランドに来るときがあれば、忘れずにというところです。
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