スコットランドへの旅(5/5) ~ エディンバラ ~

 電車に乗ってエディンバラに到着しました。終点かつ下車した中心駅であるWaverley駅は市街地の谷間にあるので、どこへどう出たら分からず、どこでもいいから出口へと向かいました。

 降りてからGoogle Mapsを片手に坂を登ると、市街へ出ました。天気は曇天で小雨が降っていました。北国であるスコットランドらしいです。気温は17 ℃前後でして、猛暑の日本とは全然違います。コートなど上着が必要でした。ただし地理で学んだように、グレートブリテン島北大西洋海流による西岸海洋性気候のために、緯度の割に温暖です。グラスゴーやエディンバラの緯度は北緯55度で、極寒であるロシアのカムチャツカ半島と同じです。

 遠い丘の上にあるエディンバラ城へ向かうことにしました。まずは途中のスコット記念塔で記念撮影です。

スコット記念塔にて。

 スコット記念塔を過ぎると、国立美術館が見えてきました。

国立美術館と丘の上のエディンバラ城を背景に。

 国立美術館は線路を跨ぐ橋(?)の上にあります。美術館前からWaverley駅を臨みました。北側の新市街と南側の旧市街の間の谷間にあります。

Waverley駅全景です。新旧市街地の谷間にあります。左手が新市街、右手が旧市街です。

 美術館を過ぎて、The Moundという坂を登っていきました。途中にエディンバラ大学の神学の拠点であるNew Collegeがありました。多くの人々はここからハリー・ポッターを想像するようですが、私は見たことないです(珍しい存在?)。むしろ、SPY×FAMILYかなと。

New Collegeにて。

 エディンバラ城入口に到着しました。しかしながら入るには予約が要ったらしく、入れませんでした。右手のお土産屋さんで、雨宿りしつつ買い物をしました。

エディンバラ城の入口です。要予約だったらしく、右側のお土産屋さんで買い物をしました。

 反対側のThe Scotch Whisky Experienceというお店でウィスキーを見て回りました。スコットランドと言えば、スコッチ・ウィスキーですから。私は特にIslay(アイラ)島製のガチガチのピート臭のものが好きです。和食には合わないですけど。いや、和食は和食で好きですよ。日本人ですから。

 エディンバラ城からロイヤル・マイルを真っ直ぐ下り、High Streetへと出ました。街並みが美しいですね。

High Streetにて。

 High Streetには、経済学の父であるアダム・スミスの像がありました。スコットランドが産んだ偉人の一人です。国富論(諸国民の富)道徳感情論で有名ですね。私は両書とも持っていますが、まともに読んでない・・・すいません。

アダム・スミス像前にて。

 結局、Waverley駅の周りを反時計回りに一周する観光となりました。小雨ではあったものの、涼しく快適な散歩となりました。

 Waverley駅に着きました。しかし切符はOff-Peakチケットというラッシュ時間(17:00~19:00)を避けるべき切符でしたので、駅のフードコートで時間を潰すことにしました。ヒマなので、スマホでネットを見ていたら・・・、こんな記事が目に留まりました。

Off-Peak往復一日チケットです。UKの乗物は、往復割引が大きいです。

なぁにー、9/1からOff-Peakチケットが廃止だとー!!

 時間潰しが全くの無駄になりました。確かに、Queen駅で切符を買った際、Anytime(どの時間でもOK)と同じ値段だったのを不思議に思ってはいましたけど。改札へと向かいました。

 帰りはたまたま、Glasgow–Edinburgh via Falkirk線のQueen Street駅High Level行きの線に乗りました。ちなみに出口は”Way out”でした。”Exit”ではないんですね。

グラスゴーへ帰ります。

 駅の少ないGlasgow–Edinburgh via Falkirk線はとても速く、あっという間にグラスゴーへ着きました。なお車内案内は、Alightではなくて”Leave”でした。

Queen Street駅地上(High Level)ホームに着きました。

 しかしながら、後で大変な失敗に気づきました。

Maxwell像を撮るの忘れた!!

でした。James Clerk Maxwellもスコットランドが産んだ偉人です。。電気磁気学担当としては大変悔やむところです。次回スコットランドに来るときがあれば、忘れずにというところです。

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