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英語上手かなあ・・・

 今月のフィリピン視察デ・ラ・サール・アラネタ大学(De La Salle Araneta University)では、各自自己紹介の機会がありました。当然英語ですね。私は2番目に回ってきまして、しゃべりました。文法も適当に場当たり的に。事前にアナウンスされていたんですが、適当に。

 そしたら後で「留学されていたんですか?」と質問されました。要するに、英語が上手かったらしいです。いや、留学経験もなく、ただ適当にしゃべっただけなんですけど・・・。

 英語が上手いとは昔からよく言われます。けど、本人にはその自覚は全くありません。アメリカのテレビドラマなんかサッパリ聞き取れませんからね。最近は便利な世の中になりまして、YouTubeで少し勉強しています。

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フィリピンへの旅 (2/4) ~ セブ島 ~

 3/11(火)の2日目は、Joyful Education Centerという英語専門学校を見学しました。といっても、宿泊したT-shineというホテルと一体化しています。日本人の多くがフィリピンに対して治安の懸念を持っていると思いますが、ここはホテルと一体化することで安全面を確保しています。

ホテルは上質でした。
ホテル隣のJOYFUL EDUCATION校舎です。
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フィリピンへの旅 (1/4) ~ 事前研修からスタート ~

 ちょっと時間を遡りますが、卒業式直前の3/10(月)~13(木)の間、フィリピン共和国へ行ってきました。フィリピン政府観光省主催による公的な現地語学研修施設の視察です。西日本の各高専や九州の高校で国際交流を担当している先生方と一緒に行きました。石川、徳山、宇部、新居浜、神山まるごと、北九州、熊本、佐世保、そして有明の高専の他に、福岡県の東福岡高校と熊本県の慶誠高校からという大集団でした。

 フィリピンの国語はタガログ語(※正しくはフィリピン語ですがほぼ同じらしい)ですが、英語も公用語として広く用いられています。特に韓国から最も近い英語公用語の国とあって、同国が国策レベルでフィリピンに英語学校の建設を進めてきました。一方で日本の国立高専も国際化に力を入れていまして、学生達に海外留学を薦めています。我が有明高専もGlobal Education Center (GEC)を組織して国際展開を行っています。今回新たにフィリピンへの道を開拓することになり、室員の一人である私と事務方1名の計2名が代表として派遣されることになったわけです。

 まずは全員福岡空港に集合して、ブリーフィングを行いました。ただし、ちょうどお息子さんの風邪攻撃の第2波をくらっている最中だったので、事前に処方された薬を飲みまくって臨みました。

福岡空港でブリーフィングです。向かって右端前列にいます。風邪でマスクでした。
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大阪公立大学 呉 準席先生ご来校

 12/10(火)は、今年度第2/2回目のGE講演でした。今回は大阪公立大学呉 準席(お じゅんそく)先生をお招きました。とはいっても、呉先生とは先々月に玉名温泉でご一緒していますので、間を開けずに再度九州までお越し頂きました。

 呉先生は韓国のご出身です。韓国の光雲大学 大学院修士課程を修了後、日本に留学され、京都大学で博士号を取得されました。その後、英国リバプール大学、高知県の高知工科大学、愛知県の名城大学を経て現在、大阪府の大阪公立大学 工学部 電子物理工学科で教授をされています。大阪公立大学は2022年に、大阪市立大学と大阪府立大学が統合されてできた公立大学です。

 呉先生には長年お世話になっており、今回のご無理も快く引き受けてくださいました。感謝感激です。

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ISSS-10

 9月から応物半デバGEC2024と続いた怒濤の学会ツアーも最後になりました。ISSS-10 (The 10th International Symposium on Surface Science)です。日本表面真空学会主催の国際会議で、3年毎に行われています。会場は、JR小倉駅の北口にある北九州国際会議場でした。同じ福岡県内であるのと、世話役の下っ端を務めていることもあって、参加しました。

 同じく専攻科生3名のポスターとしました。ちょうど5年生の卒業研究中間発表会と重なったため、合間を縫って有明と北九州を新幹線で行ったり来たりの日々でした。というわけで、私自身の発表をスケジュールすることは不可能でした。日本表面真空学会の時期は校務と相性が悪いです。

小倉駅の新幹線改札出口です。北口に進みます。
看板が掲げてありました。
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National Border

 さらにGEC2024でのお話です。空いた時間にトロリーに乗って、メキシコとの国境(National Border)に行ってきました。トロリーの南の終点San Ysidro駅が国境地帯手前になっています。島国日本では経験できないことですね。

 トロリーはPetco Parkのあるダウンタウン地域を過ぎると、郊外になります。風景も一変して、ちょっと大丈夫かなぁ((((;゚Д゚))))という感じになってきます。

 しばらく乗り続けて、終点San Ysidroに着きました。降りて少し真っ直ぐ歩いて行くと、メキシコとの国境でした。出稼ぎやちょっとした観光などで国境の行き来は多いようです。通貨両替ができるお店がある一方で、両国の通貨が使えるお店もありました。

San Ysidro駅に着きました。すぐ先がメキシコとの国境です。
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For the Faithful

 時を遡って、GEC2024@サンディエゴのお話の続きです。10/3(木)の会議を終えた夕方に、同行した先生方と一緒にメジャーリーグを見に行きました。ちょっとお高かったので、学生さん達はお留守番ということで。サンディエゴと言えば、パドレスですね。ダルビッシュや松井 裕樹が所属しているチームですね(※本日の試合では出場はありませんでした)。

 今シーズン、パドレスはナショナルリーグ西地区ドジャースに次いで2位で通過し、ポストシーズンのワイルドカードシリーズ出場権を得ました。そしてアトランタ・ブレーブスとの試合を重ねて、この日を勝てばディビジョンシリーズに進んでドジャースと対戦できることになります。

 実はパドレスはワールドシリーズを一度も制覇したことがなく、「For the Faithful」を合い言葉に、今年こそはと盛り上がっていました。パドレ(Padre)という言葉はスペイン語で神父という意味ですので、そのファンを信者(faithful)としているわけです。

 会場であり本拠地であるPetco Parkは、トロリーで行くことができます。Gaslamp Quarter駅もしくは12th & Imperial駅で降りて少し歩くと着きます。交通は至便です。車社会のアメリカでは異色ですね。

本拠地Petco Parkです。
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GEC2024@San Diego, CA, USA

 夏休みの締めくくりとして、GEC2024 (The 77th Annual Gaseous Electronics Conference, 第77回気体電子工学年次会議)という国際会議に行ってきました。要はプラズマの会議ですね。APS (American Physical Society, アメリカ物理学会)主催の第一線の国際会議です。9/30(月)-10/5(土) (※含機中泊)の日程で、開催地米国カリフォルニア州サンディエゴ市に行ってきました。そう、5月に別の会議で行ってきて以来の再上陸です。4ヶ月後にまた来るとは思いも寄りませんでした。前回は一人旅でしたが、今回は専攻科生3名と共に旅しました。

 4人も費用どうすんの!? ということがまず思い浮かぶと思います。ご心配なく。高専機構は現在国際化に力を入れていまして、学生さん達の短期留学や国際会議出席に積極的に援助をしています。私はその校務を担当していまして、先鞭をつける形で支援を受けて学生達を登壇させています。昨年一昨年と毎年実施してきました。

 日本からサンディエゴへは、成田から直行便があります。5月は羽田からサンフランシスコ経由で行きました。しかしいずれも高額なので、4人旅の今回は、福岡空港からハワイ経由の乗り継ぎで向かいました。こちらの方が大夫安くなりました。支援があるといっても、100%ではないですからね。飛行機は、航空会社や旅程の組み合わせにより大きく価格が異なります。

福岡からハワイ・ホノルル経由で行きました。

 これを読んでいる高専生の皆さん、高専を目指す皆さん、保護者の方々は、チャンスだと思います。大学だと規模が大きくて中々難しいのですが、小規模な高専でしたら海外への機会を掴むことは比較的容易です。

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2年生シンガポール研修旅行(4/4)

 4日目最終日はホテルをチェックアウトの後、揃ってGardens by the Bayという国立公園に行きました。中には植物園があるので、地元の人達には2日目に行ったシンガポール植物園と比較して「新しい方の植物園」とも呼ばれているそうです。とはいえ、植物園は入場料がそこそこしますし、2日目でもう十分満足したので、園内を散策することに留めました。

入口で記念写真。暑いのでタオルは欠かせませんよ。
名物のSupertree Groveです。
マリーナ湾のほとりから都市部を臨みます。
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2年生シンガポール研修旅行(2/4)

 シンガポール2日目。まずは揃ってマリーナ・バラージ(Marina Barrage)へ行きました。マリーナ・バラージは、シンガポール海峡へ注ぐマリーナ湾を堰き止めてできたダムです。Barrageという語が「堰き止め」の意ですから、敢えて訳せば、「堰き止め港」と言った感じでしょうか。

 シンガポールの国土面積は719 km2です。日本で例えると、淡路島(593 km2)、琵琶湖(669 km2)、東京23区(628 km2)よりやや大きく、沖縄本島(1207 km2)より小さいです。この狭い土地に600万人もの人々が住んでいます。本籍広島県で学生時代を大阪で過ごした私としては、琵琶湖にこれだけの規模が収まるのかと思うと不思議です。でも東京23区は人口が約1000万人で羽田空港もあるわけですから、驚くことはないのでしょうか。

 国土最高地点はブキッ・ティマで163 mと低いので、川の流れは穏やかで、阿蘇山の恵みによる熊本市のような伏流水は期待できません。当然600万人の飲料水確保が問題となります。

 マリーナ湾は前日訪れたマーライオンを含みます。この湾をマリーナ・バラージで堰き止めることにより、湾を丸ごとダムにして、洪水対策だけでなく貯水池ともしているわけです。その他、国内には至るところに貯水池があります。マレーシアからも原水をパイプラインを通して買っていますが、政治的にあまり宜しくない間柄なので、飲料水確保は最重要政策です。

マリーナ・バラージです。右がシンガポール湾で、たくさんの貨物船が見えます。さすが海上国際貿易の要です。
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2年生シンガポール研修旅行(1/4)

 8/25(日)~29(木)の間、2年生とシンガポールへ研修旅行に行ってきました。有明では研修旅行という名称を使っていますが、一般に修学旅行と言わているものと同等です。国立高専全体として進めている国際化教育の一環として、行先は海外シンガポールとしています。

 有明は2年生後期から専門コース教育が始まる総合学科制を取っていますので、まだ学生さん達はコース配属前です。そのため運営主体は一般教育科の先生方ですが、専門コースからも人員を出します。私は今年度のEコース代表として参加しました。遊撃的な立場です。私自身、シンガポール、というか東南アジアは初めての経験です。一学年5クラス200人ですので、3・4・5組のA団と1・2組のB団に分かれて、一日ずらしての計画となっていました。私は先発のA団約120名の学生さん達と一緒になりました。

 飛行機は福岡空港発着のシンガポール航空直行便でした。往路は朝早く空港に7時半集合のため、前日24(土)は久留米に宿泊しました。だって、間に合わないから。

 西鉄久留米駅1Fのバスセンターを朝イチのリムジンバスで出発しました。朝イチながら、満員でした。途中の高速バス停で乗る人達は補助席を使わなければならない混雑ぶりでした。ただし、ほとんどの人は国内線の利用でした。福岡空港は国内線と国際線のターミナルが滑走路を挟んで東西に分かれているので分かります。バスは国内線ターミナルを経由して、終着は国際線ターミナルです。

夜明け前の西鉄久留米バスセンターです。朝イチのリムジンバスがやって来ました。
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