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英語での住所の書き方

 仕事柄、英語で住所を書きます。英語で論文書いてナンボの業界ですから。英語での住所の書き方は、日本語の場合と逆になります。日本語では「都道府県→市区町村」ですが、英語では「市区町村→都道府県」と逆になります。世界観が逆です。

 ただし、書き方についてネットでは混乱しているようです。私のやり方、というよりこれが公式だと思っているんですが(日本郵便のプロフィールからして)、例を挙げてみましょう。

 有明高専では、

  • 〒836-8585 福岡県大牟田市東萩尾町150
  • 150 Higashihagio-machi, Omuta, Fukuoka 836-8585, Japan

となります。以前働いていた東北大学(片平キャンパス)では、

  • 〒980-8577 宮城県仙台市片平二丁目1-1
  • 2-1-1 Katahira, Aoba-ku, Sendai, Miyagi 980-8577, Japan

となります。さらにその前に働いていた広島大学(東広島キャンパス 大学院先端物質科学研究科)では、

  • 1-3-1 Kagamiyama, Higashihiroshima, Hiroshima 739-8530, Japan
  • 〒739-8530 広島県東広島市鏡山1-3-1

となります。

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∩(´∀`∩) ISIE2023 Student Award 2名同時受賞!! (∩´∀`)∩

 9月25日(月)にUniversiti Teknologi Petronas, Malaysia (マレーシア国ペトロナス工科大学)で開催された「ISIE2023 (International Symposium on Innovative Engineering 2023)」において、5E 野田 浩矢君が第2位、6E 福田 旺土君が第3位でStudent Awardを受賞しましたっ!! なお、第1位は佐世保高専の女子学生でした。

\(゚▽゚=))/…\((=゚▽゚)/

 対象発表は、

  • (oral): Hiroya Noda (5E), Haruhiro Naito (5E), Akito Fukuda (6E), Susumu Takabayashi, “Carbonaceous Electronics with Diamond-like Carbon Synthesized by Photoemission-assisted Plasma-enhanced Chemical Vapor Deposition”.
  • (oral): Akito Fukuda (6E) et al., “Modification of Graphene by Photoemission-assisted Townsend Discharge Plasma”.

です。

現地会場の表彰式です。
帰国後、研究室にて。

 有明高専公式HPにても。

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ISATE2023の旅 (3/3)

 発表後翌日の9/14(木)、朝から長崎で線状降水帯が発生したとのニュースで出ましたので、早めに切り上げて帰ることにしました。翌日15日も別の仕事が詰まっていましたので。

 結局期間中は、ずっとホテルにカンヅメでした。翌週に控えた応用物理学会の準備など、宿題が山積でしたので。玉造温泉とかでゆっくりしたかったのですが、そんなヒマ全くなく。そういえば、どこかの国会議員が研修先のフランスで遊んでニュースになっていましたね。羨ましい限りですわ。高専の人手不足は深刻ですよ~。

 珍しくもないことですが、「何しにここまで来たんだ?」でした。

 で、松江駅です。しまねっこよ、すまぬ。

しまねっこよ、また来るよ。指定席だけど。
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ISATE2023の旅 (2/3)

 さて、本番です。発表資料は先週何とか仕上げることができました。3学年にわたる教育プログラムをたった20分弱で説明するために、カットにカットを重ねて、絞り上げた内容となりました。

 国際会議ですから、もちろん英語です。最近は忙しくて発表練習する時間的余裕はないので、イメージトレーニングを軽くこなしてからのアドリブです。イメージトレーニングとは、展開を考えることです。ここでこれをアピールしようとか、ここで間を取ろうとか、色々とイメージします。ドラゴンボールでやっていたやつです。優しい人は気を遣い、ドラゴンボールでは気を使います。

始まるよ。
教育プログラムの概要です。詳しくはお問い合わせください。
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ISATE2023の旅 (1/3)

 今週は、島根県松江市において開催されるISATE2023 (16th International Symposium on Advances in Technology Education for Engineering Education、第16回国際工学教育研究会)へ参加しました。ただし、今回の会議はいつもの研究関係ではないです。日頃行っている授業教育成果を発表するもので、有明高専代表として行きました。せっかく高専教員やっていますから、この手の会議には一度出てみたかったです。大学では経験できないことです。

 さて、移動です。いつものように新大牟田駅からスタートです。早朝からの移動となりました。新幹線通勤の人達もままいて、日中よりもホームには人が多かったです。向かいのホームに下りのつばめ号が入ってきました。ただし800系ではなくて、日中はさくら・みずほ号に使用されているN700系が使用されていました。忙しい早朝ならではですね。

向かいの下りホームに、N700系バージョンのつばめ号です。
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Team国際交流

 お盆休みを翌日に控えた8/10(木)は昨日に引き続いて休講となりましたが、結局ほとんどのクラスで事実上の前期最終日になりました。午前中は、休講に伴う授業再調整で終わりました。疲れました。午後は、研究室卒業生の塚嵜君が帰省してきて、現役の後輩諸君へ研究指導でした。

 陽が落ちてからは、一般教育科数学の田端先生を交えて3人で慰労会となりました。田端先生は私が所属している国際交流室の副室長で、青年海外協力隊の経験もある、要は偉い人です。塚嵜君の低学年時の担任でもありました。塚嵜君はかつて、文部科学省主催の令和2年度「トビタテ!留学JAPAN #せかい部×SDGs探究」に参加しました。

 そう、「Team国際交流」ですね。でも会話は日本語です。

 2軒を回って、合計5時間半話しました。時間が過ぎるのは早いものですねー。

塚嵜君(左)と田端先生(右)です。

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パスポート切れてました・・・

 来年開催のとある国際会議の招待講演の話が降ってきました。光栄ですね。

 ちょうど研究室学生達を秋の国際会議(これこれ)に派遣することにしていて、彼らに「パスポート取っておきなさいよ」と都度言っていました。

 ふと、自分のパスポートはどうだっかなと調べてみると・・・、昨年で切れていました。Oh・・・。

 東北大学時代は散々海外へ国際会議に行きまして、ANAのプレミアムメンバーにもなりました。もう海外はいいわと言うくらい。しかし続く企業生活では結局海外へ行くことがなかったし、有明に来てからはコロナだったし。パスポートは眠っていました。

 取ってきまーす。

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KRIS2023の旅 (2/2)

 翌日3/2は学生さん達(5E 古賀君と福田君)のポスター発表でした。前日の私の発表ではいつもの如く、学生さん達の前振りをしたので、お客さん来るかな~と期待していました。

5E 古賀君です。
5E 福田君です。古賀君の2つ右隣です。

 多くの来客があり、両名とても頑張っていました。結局、古賀君と福田君はこの1年、計3回ポスター発表することになりました(これこれこれ)。スケジュールの都合上、全て国際会議となってしまい、全て英語で対応して頂きました。本当にご苦労様でした。

 この会議を通じて、他高専の先生方とも知り合えることになり、また貴重な意見交換もできて、とても有意義な日々となりました。また、他高専の学生さん達の中には非常に素晴らしい発表をされる方々もいて、本校はもっと頑張らなければならないよな~と、一同気を新たにしました。

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KRIS2023の旅 (1/2)

 3/1(水)~2(木)、東京の一橋講堂で開催されKRIS2023 (The 1st KOSEN Research International Symposium)に参加してきました。5E学生2名と私の計3人で発表してきました。

 3月は卒業シーズンで何かと多忙のため、当日早朝の移動としました。

早朝の西鉄大牟田駅です。
大牟田駅の全景です。西鉄ホームからJRホームを。

 早朝の西鉄大牟田駅でしたが、通勤の人達で電車は割と混んでいました。

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阿加先生

 ちょっと日付を遡りますが、1/16(月)に有明高専のグローバルエンジニア(Global Engineer)育成事業の一環として、東北大学大学院 工学研究科の阿加 賽見(あか さいけん)先生にご講演いただきました。本年度は国際交流室のメンバーとして、このGE講演の企画運営に携わっています。

 阿加先生は、私の東北大学時代(前の前の職場)の共同研究先の大学院生でして、現在は別研究室の助教をされています。今回そのご縁で、遠く有明高専までお越しいただきました。講演内容については、有明高専の公式HPにて報告しています。司会はもちろん、私ですね。

準備中です。右の私は学生の出欠を取っています。
スタートです。

 ご講演後は、近年の研究についてのDiscussionの他、校内をご案内しました。

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ISIE2022

 12/20(火)と21(水)の2日間、ISIE2022 (International Symposium on Innovative Engineering 2022)という国際シンポジウムに参加しました。有明高専からは学生3名が発表し、内2名は当研究室の5E学生でした。これは、九州・沖縄地区(第5ブロック)の9つの高専(北九州・久留米・佐世保・熊本・大分・鹿児島・都城・沖縄・有明)とマレーシアのペトロナス工科大学(Universiti Teknologi PETRONAS, UTP)との間で毎年共同開催されている学生向け国際シンポジウムです。

 本年は北九州高専が主管でしたが、コロナ下のためオンラインで開催しました。学内会議室に配信セットを用意しました。いわゆる女優ライトも用意し、万全の体制で臨みました。

まずは福田君です。丸い女優ライトが光っていますね。写っていないところに鷹林他、担当教職員が控えていました。もっとも撮影者自身が鷹林ですけどね。
続いて、古賀君です。

 まだ5年生には英語での発表は重荷かもしれません。しかし色々チャレンジしていくことで、世の中の広さを知り、自分自身への課題を把握してもらい、今後の飛躍の糧にしてもらえればと思います。経験に損はありません。「若い時の苦労は買ってでもせよ」というやつですね。

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英語ってどうよ?

 イギリスで政権交代が短期間に続きました。新しい首相ですが、元よりこの方がなるだろうなーと以前よりNHKニュースを見て思っていました。でもあれれ別の方になり私の予想は外れたかーと残念に思っていたら、その施政方針も遠く日本ではあまり聞かないまま、結局この方になりました。当たりと言って良いのかな?

 新首相の演説をニュースで聞きましたけど、やはりイギリス英語は日本人にとって聞き取りやすいです。

 イギリス英語とは、屋上屋の変な言葉ですね。日本日本語みたいな。と言いますのも、英語教育の主流はアメリカ英語、すなわちアメリカ合衆国で使われている英語となっています。綴りはアメリカ英語の方が合理的な感(centreとcenterなど)がありますが、発音は低くて聞き取りにくいです。

 歴史を紐解けば明治維新の志士たちは、伊藤博文のように英語が堪能だったそうです。その当時の英語は、日本人に聞き取りやすいイギリス英語ではなかったのかなーと思ったりします。当時はまだ大英帝国の時代でしたし。

 さて現代の私、今年度は国際交流室というところにも所属していて、学内での英語の講演会のお世話などをしています。有明高専ではグローバルエンジニア育成事業というものを行っておりまして、国際社会に対応できる人材の育成を行っています。先日は講演会の司会も行いました。

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