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2024年度第1/2回EコースGE講演

 6/11(火)、2024年度第1/2回EコースGE講演が実施されました。今年度から、主催する国際交流室がGEC (Global Education Center)へと組織が拡大されました。しかし変わらず、今年度も世話役です。

 今回は、九州大学のSukma Wahyu Fitriani博士にご講演いただきました。Sukma博士はインドネシア出身の女性研究者で、同国Brawijaya大学で物理学の修士号まで取得された後、来日して高知県の高知工科大学で博士号を取得されました。なおインドネシア人では苗字を持たない人が多く、博士の名前はすべて名です。

 Sukma博士とは、博士が高知工科大学に所属していた際に知り合いました。博士の指導教官は同大学の八田 章光教授で、私の共同研究者の一人です。

 講演タイトルは、”Living a dream as a researcher to make a better world”でした。博士のこれまでの人生やキャリアや夢についてお話しいただきました。聴講者は、3Eクラスと我が鷹林研学生達の計50名強でした。

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ICMCTF 2024@San Diegoの旅 (4/4)

 講演日5/22(水)の午後、関係者と昼食後に慌ただしく帰路につきました。だって、24(金)午後には4Eの学生実験があるので。旅路を満喫する間もなくです。

 さて冒頭にも述べたとおり、調べてみると、空港へは$2.50で行けることを知りました。トロリーに乗って、2駅隣の”Old Town”という駅で降りると、そこから無料の空港シャトルが出ていることを知りました。シャトルは、日本の昔にあったボンネットバスみたいなものでした(※私の時代にはもうありませんでしたので、歴史で学んだことです)。

Old Town駅で無料空港シャトルを待ちます。

 15分程度からそこらシャトルに揺られて、空港へ着きました。カウンターでチェックインしましたが、そこで「搭乗開始時間が少し早くなるよ」と言われました。「へーそーですかー」と特に気にしていなかったら、”Understand?”と念押しされました。

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ICMCTF 2024@San Diegoの旅 (3/4)

 日も昇り、会議へと参加しました。欧米というところは、朝が早いです。白人が緯度が高くて太陽が貴重なところ出身だからでしょうか。受付は7時半から空いていまして、会議は8時から始まりました。

 会議自体は日曜日から始まっていましたので、早々に受付を済ませて5/21(火)のスケジュールを確認しました。講演は翌日5/22(水)ですので、まずは会場や雰囲気に慣れることでした。名札は招待講演者(Invited Speaker)専用のものをもらいました。

招待講演者です。

 そして翌日の本番です。講演は一発目の8時です。何と次の講演がキャンセル(withdrawn)となっていまして、講演時間に余裕ができました。40分講演(35分講演+5分質疑の予定)でしたが、内容が入りきらないので、キャンセル枠をもらうことにしました。

おっと、次がキャンセル(withdrawn)ではないですか。
講演開始です。

 そんなわけでトータル50分間しゃべりました。しかし初めての招待講演で、研究を総ざらい話すこともあって、拙い英語となりました。いやいや、こりゃ学生さん達に見せられないなーと。一人で来て良かったなーと。

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ICMCTF 2024@San Diegoの旅 (2/4)

 現地時間5/20(月)夜にホテルへ無事着いたのは良かったのですが、時差ボケが治らず、眠れませんでした。そして朝、とてもお腹が減りました。サンディエゴの空港に着いた際に何かしらポテチなどでも仕入れておければ良かったのですが、「まあいいや」と選択を間違えました。

 ホテルの裏が公共交通機関であるSan Diego Metropolitan Transit System (MTS、サンディエゴ都市圏交通システム)トロリーの駅(Fashion Valley駅)だと知ったので、どこかお店が開いていないかとトロリーに乗って探すことにしました。裏と言っても、地図で見るのと違い、すぐ目の前でした。電車音も聞こえましたし。

 アメリカという国は完全なる車社会で、車がないとどうにもならないのですが、幸いサンディエゴは公共交通機関が発達しています。トロリーという路面電車の速い版、つまり広電宮島線みたいなのとバスがあります。一回乗車$2.50です。PRONTOというカードを使うと、$2.50で2時間、3回目の乗車では総額$6.00に自動的に調整されて一日乗車券となります。便利です。日本と違い、ていうか日本以外の国の電車代は信用乗車方式であり、ゾーン制です。改札口があって細かく複雑な料金体系なのは、日本くらいです。

Fashion Valley駅ホームです。朝5時です。
朝5時ですが、走っていました。夜明け前です。
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ICMCTF 2024@San Diegoの旅 (1/4)

 5/20(月)、ICMCTF 2024という国際会議へ参加のためアメリカへ旅立ちました。会場はカリフォルニア州のサンディエゴ(San Diego)で、メキシコとの国境の都市です。人生初めての国際会議での招待講演です。九州大学の近藤 博基先生のお世話によりです。人生よくもここまで来れたものです。

 と言いつつも、目下前期開講中ですので、授業の合間を縫っての強行軍となりました。国際会議というものは開催半年以上前から動くので、当然その時は時間割が決まっていません。5/20出発当日は1-3限の90分x3コマをこなした後、JR荒尾駅に車を置いて福岡空港へと電車移動しました。車は後でファミリーが回収しました。荒尾駅の駐車料金は激安ですからね。

 で、まずは福岡空港から羽田空港へと移動しました。東京便は相変わらず人が多いです。ANA便なので第2ターミナルに到着後、国際線への乗り継ぎバスで第3ターミナルへ移動しました。

第3ターミナルの乗り継ぎバスを待ちます。

 第3ターミナルで出国手続きと行くところでしたが、いきなり出発遅延アナウンスがありました。サンディエゴへはサンフランシスコ経由で向かうので、乗り継ぎ不可は困ります。心配になって、カウンターの方に尋ねましたところ、問題なしの回答でした。接続不可は「misconnection」と言うのですが、「misdirection」に聞こえてしまい、この方が思い浮かびました。

いきなり遅れました。
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英語での住所の書き方

 仕事柄、英語で住所を書きます。英語で論文書いてナンボの業界ですから。英語での住所の書き方は、日本語の場合と逆になります。日本語では「都道府県→市区町村」ですが、英語では「市区町村→都道府県」と逆になります。世界観が逆です。

 ただし、書き方についてネットでは混乱しているようです。私のやり方、というよりこれが公式だと思っているんですが(日本郵便のプロフィールからして)、例を挙げてみましょう。

 有明高専では、

  • 〒836-8585 福岡県大牟田市東萩尾町150
  • 150 Higashihagio-machi, Omuta, Fukuoka 836-8585, Japan

となります。以前働いていた東北大学(片平キャンパス)では、

  • 〒980-8577 宮城県仙台市片平二丁目1-1
  • 2-1-1 Katahira, Aoba-ku, Sendai, Miyagi 980-8577, Japan

となります。さらにその前に働いていた広島大学(東広島キャンパス 大学院先端物質科学研究科)では、

  • 1-3-1 Kagamiyama, Higashihiroshima, Hiroshima 739-8530, Japan
  • 〒739-8530 広島県東広島市鏡山1-3-1

となります。

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∩(´∀`∩) ISIE2023 Student Award 2名同時受賞!! (∩´∀`)∩

 9月25日(月)にUniversiti Teknologi Petronas, Malaysia (マレーシア国ペトロナス工科大学)で開催された「ISIE2023 (International Symposium on Innovative Engineering 2023)」において、5E 野田 浩矢君が第2位、6E 福田 旺土君が第3位でStudent Awardを受賞しましたっ!! なお、第1位は佐世保高専の女子学生でした。

\(゚▽゚=))/…\((=゚▽゚)/

 対象発表は、

  • (oral): Hiroya Noda (5E), Haruhiro Naito (5E), Akito Fukuda (6E), Susumu Takabayashi, “Carbonaceous Electronics with Diamond-like Carbon Synthesized by Photoemission-assisted Plasma-enhanced Chemical Vapor Deposition”.
  • (oral): Akito Fukuda (6E) et al., “Modification of Graphene by Photoemission-assisted Townsend Discharge Plasma”.

です。

現地会場の表彰式です。
帰国後、研究室にて。

 有明高専公式HPにても。

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ISATE2023の旅 (3/3)

 発表後翌日の9/14(木)、朝から長崎で線状降水帯が発生したとのニュースで出ましたので、早めに切り上げて帰ることにしました。翌日15日も別の仕事が詰まっていましたので。

 結局期間中は、ずっとホテルにカンヅメでした。翌週に控えた応用物理学会の準備など、宿題が山積でしたので。玉造温泉とかでゆっくりしたかったのですが、そんなヒマ全くなく。そういえば、どこかの国会議員が研修先のフランスで遊んでニュースになっていましたね。羨ましい限りですわ。高専の人手不足は深刻ですよ~。

 珍しくもないことですが、「何しにここまで来たんだ?」でした。

 で、松江駅です。しまねっこよ、すまぬ。

しまねっこよ、また来るよ。指定席だけど。
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ISATE2023の旅 (2/3)

 さて、本番です。発表資料は先週何とか仕上げることができました。3学年にわたる教育プログラムをたった20分弱で説明するために、カットにカットを重ねて、絞り上げた内容となりました。

 国際会議ですから、もちろん英語です。最近は忙しくて発表練習する時間的余裕はないので、イメージトレーニングを軽くこなしてからのアドリブです。イメージトレーニングとは、展開を考えることです。ここでこれをアピールしようとか、ここで間を取ろうとか、色々とイメージします。ドラゴンボールでやっていたやつです。優しい人は気を遣い、ドラゴンボールでは気を使います。

始まるよ。
教育プログラムの概要です。詳しくはお問い合わせください。
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ISATE2023の旅 (1/3)

 今週は、島根県松江市において開催されるISATE2023 (16th International Symposium on Advances in Technology Education for Engineering Education、第16回国際工学教育研究会)へ参加しました。ただし、今回の会議はいつもの研究関係ではないです。日頃行っている授業教育成果を発表するもので、有明高専代表として行きました。せっかく高専教員やっていますから、この手の会議には一度出てみたかったです。大学では経験できないことです。

 さて、移動です。いつものように新大牟田駅からスタートです。早朝からの移動となりました。新幹線通勤の人達もままいて、日中よりもホームには人が多かったです。向かいのホームに下りのつばめ号が入ってきました。ただし800系ではなくて、日中はさくら・みずほ号に使用されているN700系が使用されていました。忙しい早朝ならではですね。

向かいの下りホームに、N700系バージョンのつばめ号です。
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Team国際交流

 お盆休みを翌日に控えた8/10(木)は昨日に引き続いて休講となりましたが、結局ほとんどのクラスで事実上の前期最終日になりました。午前中は、休講に伴う授業再調整で終わりました。疲れました。午後は、研究室卒業生の塚嵜君が帰省してきて、現役の後輩諸君へ研究指導でした。

 陽が落ちてからは、一般教育科数学の田端先生を交えて3人で慰労会となりました。田端先生は私が所属している国際交流室の副室長で、青年海外協力隊の経験もある、要は偉い人です。塚嵜君の低学年時の担任でもありました。塚嵜君はかつて、文部科学省主催の令和2年度「トビタテ!留学JAPAN #せかい部×SDGs探究」に参加しました。

 そう、「Team国際交流」ですね。でも会話は日本語です。

 2軒を回って、合計5時間半話しました。時間が過ぎるのは早いものですねー。

塚嵜君(左)と田端先生(右)です。

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パスポート切れてました・・・

 来年開催のとある国際会議の招待講演の話が降ってきました。光栄ですね。

 ちょうど研究室学生達を秋の国際会議(これこれ)に派遣することにしていて、彼らに「パスポート取っておきなさいよ」と都度言っていました。

 ふと、自分のパスポートはどうだっかなと調べてみると・・・、昨年で切れていました。Oh・・・。

 東北大学時代は散々海外へ国際会議に行きまして、ANAのプレミアムメンバーにもなりました。もう海外はいいわと言うくらい。しかし続く企業生活では結局海外へ行くことがなかったし、有明に来てからはコロナだったし。パスポートは眠っていました。

 取ってきまーす。

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