4日目最終日はホテルをチェックアウトの後、揃ってGardens by the Bayという国立公園に行きました。中には植物園があるので、地元の人達には2日目に行ったシンガポール植物園と比較して「新しい方の植物園」とも呼ばれているそうです。とはいえ、植物園は入場料がそこそこしますし、2日目でもう十分満足したので、園内を散策することに留めました。

　Gardens by the Bayの次は、セントーサ(Sentosa)島へと向かいました。セントーサ島は、シンガポール本島のすぐ南にある島で、島全体が国主導でリゾート開発されています。昔はブラカンマティ島(Pulau Blakang Mati)という、マレー語で「背後の死者の島」を意味するあまり宜しくない名称だったらしいのですが、シンガポール政府は「静けさ」を意味する今の名前に改名させて、リゾート開発したそうです。

　中心部にはカジノやユニバーサルスタジオなど娯楽施設が充実しているのですが、興味のない私はシロソ砦(Fort Siloso)へと向かいました。シロソ砦は島にある史跡で、島内を循環している無料バスで向かうことができます。島の西端にあり、シンガポール海峡を一望できる防衛上の拠点でした。第二次世界大戦でも現役で、史跡とその内部にある博物館群を廻りました。結構広いので、汗だくになり疲れました。

　中央部の集合場所に戻ってからは、他に行く宛もないので、時間を潰しました。アイスカチャンという当地のかき氷を食べました。5 SGD(約700円)と安かったです。ただし、日本のかき氷とは別物なので、合う合わないがあるようです。私はまあまあの感じでした。

　最後はMarina Bay Sandsに寄りました。初日のマーライオンの後方に写っていた頂上に空中庭園がある建物ですね。その地下でフードコートで食事をした後、噴水とレーザーを使ったスペクトラショーを見ました。

　こうして全ての日程が終了し、チャンギ国際空港へと向かいました。出発は翌日8/29(木)の便でした。

　都市国家であるシンガポールですから、チャンギ国際空港では当然、全ての航空便は国際線です。そのためか、普通の国際空港とは逆に、まず出国審査(入国審査と同じで簡単)があって、その後各出発ゲート毎に荷物検査がありました。

　お土産は、紅茶とか珈琲とかを紹介されました。紅茶は日本でもよく選ぶので何とかなるだろうし、珈琲はわざわざ飲まないので、漢方にしました。

　ちょうど日本は台風接近でした。そのために教職員は滞在中日本とのオンライン打ち合わせを重ねていましたが、幸い遅れず福岡空港へ到着することができました。ただし、交通機関は止まっていましたので、学生さん達は保護者に迎えに来て頂いていました。私は福岡市内のホテルを押さえていましたが、幸いなことに、迎えに来て頂いていた校長以下の留守組の皆さんに公用車で送っていただきました。

　今回の旅行全体のセッティングから最後の台風対応まで、株式会社JTBの皆様には大変お世話になりました。

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