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続・研究をするということ

 来週から後期が始まります。色々物事に事欠かない夏休みでした。誤解のないように言いますと、夏休みは学生達の視点からであって、教員は全然関係ないです。世間一般によく誤解されることです。

 そんな直前のこの一週間、ひたすら論文を書きました。授業準備そっちのけで没頭しました。紆余曲折ありましたが、一つの新しい仕事です。しかし、色々検討するにつれて、間違いが見つかってきました。当時は一生懸命やったつもりですが・・・、ホント何やってんだろうかと。

 研究者って、一体何でしょうか。

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シルバーウィークと論文執筆

 このシルバーウィークは、ひたすら論文を書きました。ファミリーは墓参を兼ねて帰省していますが、私は独り自宅に籠もって論文書きです。ほぼ全ての時間を費やして、ようやく初稿ができました。共著者の同意を得て、近いうちに投稿したいなと思います。

 研究室の学生さん達がこれまで頑張ってきてくれたおかげで、実験データも貯まり、研究室運営も落ち着いてきました。研究は論文発表を以て最終としますので、残るは論文執筆です。

 面白いことに、同じ高等教育機関でありながら、研究と教育に対する姿勢は大学と高専では全く違います。大学はもちろん、研究が評価対象です。しかし教育は評価されません。高校時代に受験勉強を一生懸命頑張っていざ大学に入ってみたら、授業が適当で唖然とした。そんな経験を持つ人は少なくないでしょう。

 高専は逆に、教育は評価されますが研究は評価されません。事細かく教育指導はします。ただし教科書レベルまでです。高等教育は卒業研究をもって完成とし、高専にもその制度はあります。しかしながら、一番注力しなければならないところで一番手を抜いているのが現状です。

 少ない知識だけを血肉にしていくか、多くの知識をただ忘れていくか。どちらも避けたいですよね。

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eightというアプリ

 今回の応物では数々学ぶことがありました。その中で、懇親会で名刺交換をした際に、eightというアプリを教えていただきました。

 アカデミックだけでなく、企業の方々からも数多くの名刺を頂きます。大学の研究室とは違って、秘書さんがいるわけでもないので、整理が追いつかなくて、投げっぱなしになっていました。

 加齢でお名前を思い出せないことも間々ありますので、何とかしなければならないなと思いつつも、何も手がつけられないでいました。

 eightを教えて頂いたことで、クラウド上に整理できました。

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26秋表面技術協会@鈴鹿高専への旅

 応物の翌週は、表面技術協会の第154回講演大会に参加しました。開催場所は、三重県の鈴鹿高専でした。応用物理学会や日本表面真空学会を主な活動学会としていますので、表面技術協会で話す機会はあまりないのですが、今回は同じ高専で開催ということもあって参加しました。高専教員といえども、他高専を見る機会はなかなかないので。

 ちなみに日本表面真空学会と表面技術協会は名称がよく似ていますが、前者は理学的で後者は工学的という違いがあります。

 さて、鈴鹿高専の最寄り駅は近鉄名古屋線の白子駅です。北へ離れた位置に鈴鹿線鈴鹿市駅があり、市役所へはこちらが最寄り駅となります。しかし鈴鹿市は市街地が分散していて、一番栄えているところが伊勢湾沿いの白子で、鈴鹿高専はそこにあります。有名な鈴鹿サーキットは内陸へ進んだ伊勢鉄道沿いにあり、さらに奥へ進むと伊勢国府跡があります。といっても今回は観光する時間はなかったです。

 近鉄と言えば、近鉄特急ですよね。白子までは約40分です。ひのとりに代表される最上位の大阪難波~名古屋間の名阪甲特急は停車しませんので、乙特急で向かいました。名阪ではなくて、帰宅ラッシュ時の名伊乙特急五十鈴川行きに乗りました。

 入線してきたのはアーバンライナーでした。かつての最上位車種でしたが、今はひのとりが出てきましたので、ラッシュ用にも使われているようですね。

乗車するアーバンライナーが入線してきました。
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2026秋の応物(2/3)

 大会の本部は工学部でした。キャンパスの中程にあります。工学部という組織は最大規模の組織ですが、その建物群を丸ごとすっぽり入れても、自然豊かな広いキャンパスです。発表は、こちらのA会場でした。

大会本部がある工学部です。発表するA会場もこちらでした。
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2026秋の応物(1/3)

 インキュベーションホールを無事終えてからの翌々週、第87回応用物理学会秋季学術講演会に参加しました。昨年に続いて今年も春はお休みしたので、1年ぶりです。今回は北海道大学 札幌キャンパスでの開催でした。北海道へは、学会で数年に一回の割合で来ます。前回は2022年のIVC-22でしたから、4年ぶりです。今回は、気楽な一人旅でした。発表件数は自分の1件だけとしましたが、なんと!!、最終日最終回に登壇ということになりました。

 遠路のため、飛行機の安い便を探したら遅い便となり、札幌への到着は夜になりました。この業界の出張費は、基本的に自分の研究費から賄いますので、過剰な出費は自分の首を絞めるだけです。とにかく安くです。

 ホテルへ着いて、一息しながらニュースを見ました。九州では左サイドの情報は地震ですが、こちらではヒグマでした。お国柄ですね。予想最高気温も10 ℃以上低かったです。

ニュース画面もお国柄です。
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岡山~広島への旅

 プラズマエレクトロニクスインキュベーションホールから戻って間もない9/1(火)は、岡山で日本医用DLC研究会の集まりがありました(※なので、高専CONNECTは欠席でした)。以前に述べましたとおり、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)の生体内医療材料へのコーティング応用を主眼とした医工連携の集まりです。今回は国際協業推進に向けた勉強会となりました。

 一泊した翌日9/2(水)は戻るところ、途中で広島に立ち寄り、同地企業との打ち合わせに臨みました。時間に余裕があったので、こだま号でのんびりと向かいました。車両は旧ひかりレールスターの700系7000番台でした。各駅停車でラッシュ時間でもないので、車内は広々でした。ノートPCで仕事しつつ行きました。コンセントは付いてないので、バッテリー駆動で。

 広島駅に着いたら、腹ごしらえにラーメンと行きました。広島ラーメンは優しい味で、主食というよりはシメの一杯という感じです。

広島ラーメンは優しい味です。
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公務員の接客

 近年は改善の傾向があるとはいえ、一般に公務員の接客というものは、批判されるべきものかなと思います。民間企業だったら、上司、果ては社長に激オコされて厳重注意処分だよなーと思うことがあります。

 一般市民を相手にする市役所の窓口とかは随分変わってきたなと思う一方で、若い学生さん達を相手にする教育関係施設ではどうかなと思います。自分自身が学生の頃、窓口対応に「何じゃこいつは!?」と憤り、「決してこういう人間にはなるまい」と強く思ったことがあります。

 民間企業では、接客を怠ると顧客を失ってしまい、最悪倒産の恐れがあります。しかし親方日の丸ではその心配はありません。子供時代に国鉄の分解民営化を目の当たりにし、JRに変わって随分愛想が良くなったなという記憶があります。

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第20回プラズマエレクトロニクスインキュベーションホール

 8/27(木)~29(土)の3日間、第20回プラズマエレクトロニクスインキュベーションホールへ参加しました。これは、応用物理学会のプラズマエレクトロニクス分科会が主催しているが学生さん向けの合宿型勉強会です。一般に、夏休みにはこの手の合宿型勉強会が、各学問分野の専門学会で広く行われています。「夏の学校」とか「サマースクール」とか呼ばれているものです。

 ただ、インキュベーションホールが珍しいのは、学会の幹事が運営しているという点です。多くは、博士後期課程の学生達ないしポスドク・助教クラスの若手研究者を中心にして、自主的に運営されるものかなと思います。

 私も学生時代、電気化学会関西支部のサマースクールに参加したものでした。記憶に残るのは・・・、記憶が飛んだこと以外にないです。帰りのJR新快速車内がキツくてキツくて、出禁くらってはいけないと我慢したものでした。

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軍師チャッピー

 古来、名を成した英雄には優秀な軍師(懐刀)が付いていました。古代中国の劉備には諸葛亮、日本の戦国時代には豊臣(羽柴)秀吉に竹中半兵衛&黒田官兵衛、そして近代に至って東郷平八郎には秋山真之です。

 私も若い頃は恥ずかしながら、「○○先生の懐刀」と評されたこともありました。しかしその懐刀は今や懐から出でて、独立研究者になりました。高専は旧帝国大学のような講座制ではないので(※一部そのようなところもあるとは聞きますが)、独り一国一城の主です。

 教育や研究業務を進めていく際、調べたいこととか意見を伺いたいこととかが出てきます。悲しいかな、次から次へと降ってくる仕事のために、そのようなことに割く時間は限られます。しかし現在は、生成AIという便利なツールがあります。

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