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学会役員デビュー

 2026(R8)年度は担任を降り、3Eの副担任になりました。一昨年と同じ構図となりました。その代わり、グローバルエデュケーションセンターの国際交流推進リーダーに出世しました。旧国際交流室時代以来、GECに務め続けて5年目になります。またこれまで副担任のときは、いつも学生主事室 学生委員となっていましたが、今年度もそうなりました。

 学外に目を向けますと、今年度から複数の学会役員となりました。応用物理学会 ブラズマエレクトロニクス分科会の幹事と日本表面真空学会 九州支部の役員です。これまで学会役員とは無縁の人生でしたが、今年度からそうなりました。学会とは、専門分野の人達のコミュニティですね。ま、そこそこ知られるようになったかなと。

 応用物理学会は会員数約2万人のとても大きな学会で、半導体を含む幅広い応用物理分野を取り扱っています。鷹林研究室のメイン学会です。ただしカバーする分野が広すぎるので、個別の分野に関しては「分科会」という下部組織が存在します。その中の一つがブラズマエレクトロニクス分科会でして、プラズマを使った応用物理、中心としては半導体デバイスを創っていくいう分野です。半導体デバイスはプラズマなくしては創ることはできません。なので、アカデミックの人達だけでなくて、半導体企業の人達もこの分科会のメンバーです。また最近ではバイオ・農業関連のテーマも盛んです。分科会の規模は500名程度だそうです。

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教育における哲学とゲーム

 昨今は、授業に関する管理が厳しくなっています。昔、特に大学の授業はいい加減なものが多かったです・・・よね? 授業内容とは全然違う話を聞かされたりしたものです。おいおい・・・と。

 まあこれは極端な例ではありますが、高等教育の授業というものは、評価はさておき、何らかの講師の哲学が入っているものです。なぜなら、高等教育の内容をすべてに渡って限られた授業時間内で終わらせるのは、実質的に不可能だからです。

 先の最終講義でも、講義や著書に哲学が入っているかを問われていました。

 例えば化学分野の有機化学。必修ですね。その世界から遠くに離れたところへ来た今でも、教科書は手元にあります。当時の教科書はモリソン・ボイド。これ全部を1年間で授業しきるのは不可能ですから、行き着くところは、「覚えておけ」でした。何章に何が書いているかまで覚えたものです。今でも記憶にあります。

この厚さを1年間で覚えました。今でも居室の本棚に置いています。
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日本医用DLC研究会 第9回研究会・総会

 年度末3/31(火)は、岡山大学 鹿田キャンパス(医学部・歯学部・病院)にて、日本医用DLC研究会の第9回研究会・総会開催が行われまして、参加&講演してきました。この3月は、今年度3E担任業務の締めくくりがあって諸々の学会活動は控えていました。「何でいないの?」、「何で来ないの?」というお言葉を多くいただきましたが、まあそんなわけでした。しかし、最後のこの会だけは参加することにしていました。

 本研究会は、「DLCコーティングの基礎医学・臨床医学への応用を目指した研究を行っている研究者間の情報交換の機会を提供し、DLCの医療応用研究の発展に寄与することを目的に設立された」研究会です。岡山大学医学部と岡山理科大学の先生方を中心に、医工連携研究を精力的に進めています。まあ、こんな方面にも顔を出しているわけです。

 DLCとは、この私の部屋を覗いている方ならお分かりですね。”Diamond-Like Carbon”です。DLCの特長の一つに、「生体親和性」があります。本会では、この生体親和性を活かした各種生体内医療材料開発を頑張ろうとしています。

岡山大学 鹿田キャンパスに着きました。岡山駅からバスですぐです。
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代休消化の呉にて

 年度末の代休消化を兼ねて、呉に帰省しました。教員の給与は、昨今世間で話題になっている通り、残業青天井ではありません。総枠上限が決まっています(実際は・・・ですけど)。部活引率などの時間外校務で不可避にoverした分、休みを取らなくてはなりません。しかし今年度は担任、しかも年若い3Eの担任でしたので、簡単に休みは取れず、全ての業務が一段落したこの年度末にまとめてということになりました。

 巣立っていった学生さん達の中には、広島県で就職した者達が複数います。というわけで、広島で就職しており、先の4E・5E担任時代に学級委員長を務めてくれて、今でもその代のまとめ役である栁瀬君と時を過ごしました。

栁瀬君と。カワハギの造りと共に。
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Nライナー乗ってきました

 3/27(金)、白谷先生の最終講義の終了後、帰宅の途につきました。ちょうど西鉄福岡駅で、最近話題のNライナーの時間帯でした。最近、これまで特別料金不要の特別列車を走らせてきた全国の私鉄で、別料金の列車ないし座席を設定するのが流行っていますね。Nライナーは、一日一本大牟田行きのみの運転です。Nライナーは今のところ、普段の特急と大差ないのですが、チャレンジしてみました。残念ながら乗客数はまだイマイチのようで、今後の展開次第かなーというところです。

 なおNライナーは回送扱いのようで、現在の列車走行位置には出てこないようです。

Nライナー入線してきました。
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最終講義参加してきました

 3/27(金)は、九州大学の白谷 正治先生の最終講義へ参加しました。言わずと知れたプラズマ界の大教授の一人であり、私なんぞ足下にも及ばないのですが、幸いにも聴講の機会を得ました。

参加の機会を得ました。

 一般に大学教授が定年退職する際、最終講義という講演会が企画されます。恩師は無論のこと、過去何名か先生の最終講義に参加しました。いずれでも、研究内容を聴きたいというよりは、哲学やグランドデザインを聴きます。今回は、三識(知識・見識・胆識)というお言葉を得ました。特に最後の胆識です。

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羽ばたく飛車と角

 本日3/13(金)は、2025(R7)年度卒業式でした。創造工学科 エネルギーコース 6期生の卒業と共に専攻科 生産情報システム工学専攻 電気系 24期生の修了でした。修了する専攻科生とは、一昨年担任として送り出した4期生です。

研究室メンバーでの集合写真です。

 5名の修了生のうち、2名は鷹林研究室のメンバーである内藤 陽大君と野田 浩矢君でした。1学年上の古賀 永君、塚嵜 琉太君、福田 旺土君達が現在の土台を造り、次代の内藤君と野田君で飛躍を遂げました。2年前の2023年度、専攻科に残った福田君、5年生になった野田君内藤君が学会賞を取りまくって、研究室の快進撃が始まりました。

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春は時刻表

 春毎年3月といえば、時刻表の季節です。若干の例外を除いて、毎年3月にJR(旧国鉄)のダイヤ改正が実施されるためです。数少ない趣味の一つとして、長年毎年3月号の時刻表を買い集めています。かれこれ30年以上にもなります。もっと昔のもあったのですが、親に処分されてしまいました。

年に1度の楽しみ。待ってましたっ!!

 祖父が国鉄マンだったため、祖父母宅には自ずと鉄道用品がありました。時刻表もその一つでした。両親共働きであったため、幼い頃は日中祖父母宅に預けられることが多く、祖母と時刻表と共に過ごしていました。時刻表からは、地理、地名(漢字)、数字(計算)を学びました。ですから幼稚園時代から地名と漢字を普通に知っていて、親戚を驚かせていたようです。でも、国際的なお息子さんには遺伝されていないようです・・・。

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立ち上げ期から安定期へ

 例によって例の如く、科研費落ちました。何とかしないとなと思いつつも、民間財団や企業寄付金のおかげで当面の運転資金にはあまり困ってはいません。資金獲得に躍起になるよりも、貯まったデータを何とか形にしないとです。一に論文、二に論文っと。

 研究室を開いてから、6代目となりました。これまで、何とかアピールして成果を挙げようと躍起になってきました。無名のままで良いと思いつつも、無名過ぎるとこれまた運営に困るので。幸い、3代連続計4名に渡る優秀な専攻科生達のおかげで、それなりに知られた研究室になれました。しかし来月の卒業式を過ぎれば人員構成がガラッと変わるで、立ち上げ期という一つの時代を終えるかなという感じです。

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3E担任も終了

 2/20(金)は、内藤君の表彰と共に3E担任として最後の日でもありました。今年度は初の3E担任として、51名もの学生さん達を率いました。いわゆる多感な高校3年生ですから、4E・5E担任とは違った忙しさでした。いやむしろ、4E・5E担任の方が楽でした・・・。夏休み学会ツアーを終えてからの9月の定期保護者面談は51家庭、永遠に続くのかと思いました。

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∩(´∀`∩) 7E 内藤 陽大君、有明高専特別賞受賞!! (∩´∀`)∩

 本日2/20(金)は終業式でした。全クラスオンラインで繋いでの全校集会にて、7E 内藤 陽大君が有明高専の特別賞を他コース4グループと共に受賞したことが公表されました。3年半の研究室生活における学会受賞を含む数多くの研究実績、加えて下級生への指導実績が高く評価されましたっ!!

\(゚▽゚=))/…\((=゚▽゚)/

 正に不断の努力の賜物です。特に内藤君に対しては3年次副担任、4・5年次正担任でもあったため、喜びもひとしおです。

 研究室では昨年の福田君に続いて連続の受賞です。

校長先生を交えて研究室全メンバーで記念写真です。

 有明高専公式ホームページ上の記事はこちら

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創造性は絶対善か?

 創造性、すなわちcreative mindが声高に叫ばれて久しいです。高専の授業においても創造性が重視され、ていうか学科の名称にも使われていますね。

 創造性は、私が研究者として今後も生き続けて行くために絶対に必要なものであることは間違いないです。しかし創造性は、学校教育に等しく取り入れなければならないくらいに全ての人々に必要不可欠なものなのでしょうか。創造性を発現するための手段としてコミュニケーション能力など殊更自分をアピールすることが求められる社会ですが、それが苦手な学生さんもいます。資源の少ない我が国にcreative mindが必要なのはよく分かります。しかしそれだけで良いのでしょうか?

 同じことを繰り返せるのもprofessionalです。授業でも言っています。そこに創造性はありませんが、世の中には必要不可欠な存在です。当然のことを当然に繰り返すことができるのも必要不可欠な能力です。古い例えで言うと、灯台守です。農耕民である日本人にとって、自己アピールは本来苦手なことではないかと思います。上述の学生の能力が低いかというと、そんなことはありせん。形のある仕事はできますし、まじめで責任感もあります。安心して仕事を任せられるタイプです。

同じことを繰り返せるのもprofessionalです。
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