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第3回交通マナーアップ運動

 GE講演の翌日12/11(水)は、4月に続いて第3回目の交通マナーアップ運動といきました。4月は第1回、9月の第2回は有明高専は非番でして、第3回の今回再び参加となりました。場所は同じ大牟田駅西口(西鉄側)を担当しました。メンバーも前回と一緒の学生会の皆さんでした。

降車のお客さんを待ちます。
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大阪公立大学 呉 準席先生ご来校

 12/10(火)は、今年度第2/2回目のGE講演でした。今回は大阪公立大学呉 準席(お じゅんそく)先生をお招きました。とはいっても、呉先生とは先々月に玉名温泉でご一緒していますので、間を開けずに再度九州までお越し頂きました。

 呉先生は韓国のご出身です。韓国の光雲大学 大学院修士課程を修了後、日本に留学され、京都大学で博士号を取得されました。その後、英国リバプール大学、高知県の高知工科大学、愛知県の名城大学を経て現在、大阪府の大阪公立大学 工学部 電子物理工学科で教授をされています。大阪公立大学は2022年に、大阪市立大学と大阪府立大学が統合されてできた公立大学です。

 呉先生には長年お世話になっており、今回のご無理も快く引き受けてくださいました。感謝感激です。

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2024年度応用物理学会九州支部学術講演会(3/3)

 OISTツアーは、ゆいレール終点のてだこ浦西駅で解散となりました。そこからゆいレールに乗って那覇空港を目指しました。まだ飛行機までの時間はあったので、国際通りを散策しようと思いましたが、その手前途中で首里城が見えてきました。というわけで、途中下車して首里城を目指すことにしました。ちなみに学生さん達とは別行動でした。せっかく沖縄まで来たんですしね。

 やはりお城なので、坂道を歩きました。守禮門、いやー来ましたよ-。

守禮門です。近くにいた台湾人観光客の方に撮っていただきました。
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2024年度応用物理学会九州支部学術講演会(2/3)

 今回の支部大会ではオプションで、沖縄科学技術大学院大学(Okinawa Institute of Science and Technology, OIST)への見学ツアーが組まれました。OISTは、大学院大学の一つです。大学院大学とは、学部組織を持たず大学院のみで構成され、研究に特化した組織です。同様の組織に石川県の北陸先端科学技術大学院大学(Japan Advanced Institute of Science and Technology, JAIST)と奈良県の奈良先端科学技術大学院大学(Nara Institute of Science and Technology, NAIST)があります。中でもOISTは最も新しく、最も日本政府が力を入れている国際的な機関です。

 OISTは、琉球大学よりもさらに離れた沖縄県国頭郡恩納村にあります。遠くて普段訪れる機会はないので、ツアーに参加してみました。

入口から全体を見渡します。
建物入口です。
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2024年度応用物理学会九州支部学術講演会(1/3)

 12/7(土)・8(日)は、2024年度応用物理学会九州支部学術講演会に参加してきました。昨年・一昨年に引き続いて3回目です。毎年九州支部大会は、5年生メインでデビュー戦ということで考えています。ただし今年度は内2/3名が先の全国大会でデビュー済という華々しく優秀ということで、気楽にやってきました会場は沖縄県の琉球大学でした。私も含めて参加メンバー全員、沖縄は初めてでしたヽ(^o^)丿

 前日12/6(金)はクラスマッチでした。終了後直ちに福岡空港へ移動して前泊インとしました。

夜の那覇空港です。
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熊本大学 山本 圭介先生ご来校

 遡ること12/5(木)、熊本大学 半導体・デジタル研究教育機構(REISI)の山本 圭介先生がご来校なさいました。熊本大学 工学部ならびに同大学院の編入学説明のためです。

 山本先生とは現在、九州大学と九州沖縄地区9高専との間で行っている九州大学 工学部・九州沖縄9高専 連携教育プログラムでご一緒しています。このプログラムは、九州大学 工学部の教員と高専教員との間で連携教育を行うもので、具体的には専攻科1年生は高専にて、2年生は九大にて卒業研究活動を行うものです。このプログラムは2023年度から始まったものでして、現在研究室専攻科1年生の学生さんが2期生として活動しています。

 高専に着任して研究を始めましたが、展開上クリーンルームがどうしても必要でした。本校は先人達の先見の明によりクリーンルームが破棄されたようですので、自分で作り上げるしかなく、さりとて費用は莫大ですので悩んでいたところ、当該学生さんを通じて山本先生とご縁ができ、九大のクリーンルームを有り難くも使わせて頂いております。思いは叶うものですね。

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自己顕示と哲学

 ようやく風邪も明けてきました。体調を崩して何もしないでいると、色んなことを考えます。

 インターネットを通じて、各自の意見がメディアを介さずに自由に披露できるようになりました。インターネットは既存オールドメディアによる情報操作、いわゆる洗脳から人々を解放した反面、自己顕示欲を煽る側面もあり、度が過ぎた内容で社会的地位を失う人々も見受けられます。

 このホームページを立ち上げて、4年半が過ぎました。元々は当時人気のなかった所属するEコースの打開策として、入ったばかりの私なりに考え出したものです。有明高専は総合学科制で、2年生後期から専門コース分けとなります。このようなシステムを採っている以上、コース毎に人気の良し悪しは出てくるのは必然です。ならば切磋琢磨していけば良いだけの話です。人気がなくても志ある学生さんは少ないでしょうが必ずいますので、彼らに対して粛々と成すべきことを成しておけば良いだけとは思うのですが、現実にはそうも言ってられないようです。

 当初はコースのホームページに間借りしていたのですが、お気に召さない方々から自分で独立して行うように言われました。何もしないのに文句だけ言う人は、どこにでもいるものです。何事に対しても、チャレンジすれば何かしらの損失は出ます。しかしその損失にばかり目を向けていたら、何もできません。

 「なんやこいつら!!」と何苦楚の精神でこのホームページを独立させました。このホームページは、完全私費で運営しており、一切の公費は入れていません。良い機会なので、自分の考え・思いを披露し伝えてきました。同時にそれらを自分自身でも整理してきました。何のために教育するのか、何のために研究するのか、そして今後どうしていきたいのかと。自己顕示と言われれば、確かにそうです。

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なんやかんやで年の瀬

 2024年も仕事納めとなりました。今月師走は毎週末学会で、休む暇がありませんでした。それが起因してか、最悪なことに、先週来風邪を引いています。39℃の発熱を皮切りに、中耳炎と結膜炎まで合わさったトリプルコンボとなりました。内科・耳鼻科・眼科のコラボとなりました。土日を含めて4日間ダウンでした。まだ完治とはいっていません。

 というわけで、仕事が山積してしまい、年末年始はぼちぼちこの宿題を片付けていかなきゃです。

 年賀状? それどころではなかったです。高専に来てからというもの、作る習慣が廃れてしまいました。

 今月師走も色々あったので、この日記も遅れてぼちぼち更新していきます。

 今年は優秀な学生さん達のおかけで、相当数学会をこなせて、田舎の高専の小さな研究室をアピールできました。成果は十分挙げたと思いますので、以後しばらく学会はお休みして、論文など執筆作業に専念していきます。

 来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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学会発表のトレンドに思う

 かれこれ20年以上、学会発表というものを見てきました。歳のせいか、発表のトレンドが大きく変わってきたなと実感します。年寄りくさいですね。専門分野の詳細についてではなく、発表スタイルについてです。

 情報処理技術の発達により、多くの測定手法が身近になり、かつそのデータ処理が容易になってきました。測定データ一つを取るにも、プリンタ/プロッタの設定から始まるアナログシステムでは一苦労だったものが、今やボタン一つの全自動で数値データをファイルすることができます。ファイルデータは各自のパソコンで、後で自在にグラフ加工できます。

 発表技術に関しては、事前に一枚一枚OHPシートに印刷して用意していたものが、今や発表直前までノートパソコンやタブレット上のPowerPointで容易に修正できます。昔は発表原稿を丸覚えしていましたが、今や壇上の手元の画面に、原稿をメインスクリーンとは別途映し出して読むことができます。

 総じて現在では、「多くのデータを敷き詰めて、早口で話す」スタイルが主流となっています。カラー、アニメーション、ビデオやシミュレーションが駆使されており、傍目には昔よりもはるかに洗練されています。

 しかし、「いや素晴らしい・・・」と一概にも言えないかと思います。

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緊張するわー

 明日12/14(土)は、第33回九州沖縄地区⾼専フォーラムがあります。九州沖縄地区の高専が持ち回りで担当しているフォーラムですが、今回は本校有明高専が主催です。

 オンラインで、誰でもご参加可能です。高専関係者でなくてもOKです。企業の方、学生さん、保護者みんなOKです。

 事前参加申込制ではないので、当日いきなりでも参加できるのですが、それだけに人数が読めませんです。どんな方がどれだけ参加するか分かりません。緊張しますね。

 発表タイトルは、「研究の事前段階を踏まえた担当教育と鷹林研究室における研究展開」と、ちょっと偉そうにしてみました。

 この高専5年弱の生活で思ったこと、考えたことをまとめてみました。スライド間に合いました。

 頑張りまーす。炎上したらイヤだなー。

 

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研究室選択に思う

 今週、4Eがそれぞれの研究室に配属されました。鷹林研へは5名です。本エネルギーコースでは4E担任が研究室選択の差配をするので、誰が来るかを私はただ見守るだけでした。事前に各教員に与えられた研究室紹介の時間では、業績の紹介、研究室の組織体制と研究方針についてという、ごく一般的な説明内容としました。研究の楽しさをアピール、なーんて価値観の押しつけはしていませんし、そこまで自身の研究に自負があるわけではありません。「これで良いのかな・・・」と自問自答する日々です。

 研究室の選択はジャンケンでも良いのです。しかし、それだとまとまらない可能性があるので、大抵はそれまでの成績順に選択権を与えるところが多いと思います。しかしながら、それは必要悪であり、悪手でさえあります。

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下積みの大切さ

 独立研究者となり研究室主催者となって5年目になりました。今週4年生5名が5代目として配属されました。早いものです。その今、下積み時代に思いをはせます。

 下積み時代、つまり若い自分のポスドクや助教の頃です。会社員時代もまあ入るかもしれません。悔しいなと思うこと、理不尽だなと思うこと、たくさん経験してきました。失敗したな・・・と落ち込むことももちろんでした。その時々に憤りを感じたり、また落ち込んだり、大きな力に抗っては打ちのめされたものですが、今となってはその経験が活きています。

 どのようにしたら他人を活かし、また自分も活かされるかを実践できるようになりました。主催者ですから、あらゆることを自分で判断しなければなりません。思い悩むことの連続ですが、結果としてうまく回っていることを不思議に思います。それらは充実した今をもたらしています。

 遠回りと思っていたことが、実は一番の近道だったのだと感じています。

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