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科学的お料理

 和食というものは、素材本来の味を重視して、あまり手を加えないものです。西洋はその対極にあり、スパイスやソースを多く使います。どちらが良いかをここでは議論しませんが、まあ、美味しいものは美味しいです。

 さて我が家では以前から、ガスバーナーを使った魚調理をしています。この有明海地域は物価が安く、特に魚が安いです。600円ほどで魚一匹を捌いてもらえます。三枚に下ろしたお魚はそのまま刺身にしても良いのですが、一手間炙りを加えます。といっても、家で藁に火を付けて直火で炙るわけにはいきません。火災報知器が鳴って、消防車出動になってしまいます。というわけで、ハンディタイプのガスバーナーで炙っています。ホームセンターに売っている物です。

 和食の調理法としては、ちょっと浮くかなと思います。最近は伝統的な和食のお店でも行われつつありますが、まだ一般的ではないかと思います。

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ニーバーの祈り

 ふと、最近買った本に付いていたしおりに書いていた言葉が心に留まりました。

「神よ、変えてはならぬものを受け入れる冷静さを、変えるべきものは変える勇気を、そして変えてはならないものと変えるべきものとを見分ける知恵を我に与えたまえ」

です。「ニーバーの祈り」と言われているものだそうで、恥ずかしながら、今まで全く知りませんでした。

 日本社会に総じて言えるのですが、一度決めたものを金科玉条とするきらいがあります。その理念や理屈に現実が合わなくなってきても、絶対に変えようとしない。必然的に生まれてしまうどうしようもない差を埋めるために、無理な解釈や令外の官を作ります。それが貯まってくると、元の理念がもはや意味不明になるどころか、遵法精神が損なわれていきます。

 そしてその損失を補おう、矯正教育させようとして、無理な指導(と自称するもの)が入ります。手段自体が目的化していきます。

 品質管理、品質工学、ひいては人を束ねる上で、失敗を個人の責任に帰すことは御法度です。授業(5E 信頼性工学)でも、学生さん達に口酸っぱく言っているところです。100%の管理や成功を達成したいのなら、システムをそれに見合うように練り上げるしかありません。個人の努力や行動に依存しては、目的達成は絶対に不可能です。なぜなら、人間誰しも完璧ではないからです。不可能なのに、不可能なことを個人の責任にして組織を傷つける人は、残念ながら古今東西珍しくはありません。

 これは、FMEA (Failure Mode and Effect Analysis)がLive documentであることを知っていれば分かることかと思います。

 以上の点から、私は何事も変えたい派なのですが、一方で変えてはならぬものが存在することも事実です。変えること、ひいては合理性を追求することがあらゆる幸せに繋がるかと言えば、断言はできません。

 ニーバーの祈りは、心に深く刺さります。

CO2削減と数字のマジックと学者の仕事

 私、鉄道配線を見るのが三度の飯よりも好きです。

 母方の祖父が鉄道マンであり、両親が共働きだったこともあって、日中は祖父母宅にほぼいました。そんなわけで鉄道関係のものは周りにありました。

 とはいっても、車両にはほぼ興味はなく、いわゆる撮り鉄的な趣味はありません。一番列車に乗りたいとか、最終列車に乗りたいとかという趣味もありません。

 ただ、配線、ダイヤ、都市計画といった土木建築的なところにとても興味があります。

 なぜそうなったか? 自分でもよく分かりません。一番研究対象として興味深いのは、実は自分自身じゃないかと最近思うようになりました。

 さて、日常訪れるサイトに面白い記事がありました。

 鉄道がCO2削減の絶対的施策・・・とは必ずしも言えないんですね。とても勉強になりました。

 これって、官僚さん達がよくやる数字のマジックですかね。報道的に言うと、「ある政策を推し進めたいための数字のごまかしだ!!」と憤る人もいるでしょう。この場合も出てくるのかな? Double standardが好きな人達。

 しかし思うに、これって高度な政治は謀らず単純に資料をまとめただけで、そこまで深く考えていなかっただけなんじゃないかなーと。

 深く考えることは、学者の仕事ですから。

訪問者5,000人超えました

 2022年9月16日、 当ホームページ訪問者の延べ人数が5,000人を超えました!!

  • 2022年9月16日 5,000人
  • 2022年7月26日 4,000人
  • 2022年6月29日 3,500人
  • 2022年6月24日頃 アクセスカウンター故障(訪問者数3,482で停止) → 別カウンターに交換
  • 2021年12月5日 2,000人
  • 2021年7月9日 1,000人
  • 2021年2月9日 独立 (0人)
  • 2020年5月28日 誕生 (※Eコース公式ページで間借り) 

 最近は1,500人/80日 = 約560人/月ペースですね。知名度が上昇したようです。

 御贔屓のみなさま、ありがとうございます。

 今後も細々とやっていきます。大きくなると、動きにくくなりますので。

 ルールル、ルルル、ルールル♪ ラララ、ラーラーラーラーラー♪

知性を考えてから・・・

 定山渓温泉では露天風呂に浸かり、美しい風景を見ながらストレッチしていました。露天風呂での柔軟は効くんですよねー。

 良い具合に身体もほぐれたので、札幌駅に逆戻りしました。

 大きな駅には大きな本屋さんが付きものです。大阪駅の紀伊國屋書店、博多駅の丸善など。ここ札幌駅では三省堂書店でした。そこで、三省堂書店をぶらぶらとブックハンティング。何か面白そうな本はないかなーと。

これにしました。

 そうするうちにweb会議の頃合いになったので、ホテルに戻りました。

 そして会議が終わり、そろそろ日も暮れてきたので、食事に出かけました。今日はラーメンにしとこうかな。

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高校野球と世代は変わる

 普段、プロ野球とは別に、高校野球にはさほど興味はないのですが、先日、番狂わせでニュースが騒がしかったので、ちょっと見てみました。

 メンバーを見てみると、郷里でしか見かけない特徴的な苗字の選手がいました。全国を巡ってきた人生なので、わかります。「へ~」と最初は眺めていましたが、よく見てみると、違う県の代表だけど出身中学校が私と同じでした。「んむむむむ? それでこの苗字とは?」

 母親に確認してみると、学年が一つ上のご近所さんの息子さんだそうです。コロナでずっと帰省してなかったので、郷里の情報に疎かったです。

 この業界では、落語界ほどではないにしろ、私はまだ若手として扱われるようなのですが、世間では世代が変わっているんですね~。

 いや~、なんだかな~。

大都会久留米と大学病院

 本日は朝から、所要のため久留米大学病院に行ってきました。久留米大学病院&医学部は、九州医学専門学校を前身とする歴史ある病院&医学部ですね。

 久留米は、旧筑後国の国府も置かれた現代に続く筑後地方の中心です。大牟田から見たら正に、「大都会久留米」です。ところで「あーあー、果てしなーいー」という曲を思い浮かべた方、私より一回り以上上です。

 普段久留米大学病院に行くときは、西鉄特急を使っています。しかしいざ大牟田駅に行ってみると、西鉄電車は柳川まで不通になっているではないですか!! 確かに車で駅に向かう途中、えっらい雨が降っているなとは思っていましたが、迂闊でした。豪雨も毎度のことなので、慣れていました。

 昔関西にいた頃、JRは止まっても近鉄電車は走っていましたので、同じ私鉄の西鉄も走っているだろうと思っていました。しかし久留米まではJRより海側であり、低地で地盤の緩いところを走っているので、仕方ないのですかね。

JR大牟田駅から西鉄大牟田駅を臨みます。不通のところすまぬ、拙者は久留米に行きたいのじゃ。

 そうです。JRは動いていました。というわけで、JRで行くことにしました。大牟田発が11分遅れとなる電車でしたが、出発できました。

電車を待っていると、向かいの1番線ホームに最新の821系電車(熊本行き)が来ました。
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倹約と殖産

 コロナや世情不安定の只今は、日常のコストにも影を落としています。最もわかりやすいのは、電気代ですね。節制が求められる時世です。ただし、よく考えなければなりません。

 節制とは短絡的に、「清貧」というイメージに繋がります。自らを制することは、一般に良い印象を持たれます。でも果たして、それだけで良いのでしょうか?

 入る、すなわち収入の確保が必要です。けれども、稼ぐということは、儒教的には良いイメージを持たれません。士農工商という言葉にあるとおり、商は最下層ですから。

 とは言っても歴史を紐解いてみると、節制、質素倹約だけで世の中が治まった事例はありません。仁徳天皇の竈の煙のような神話の時代は別として。史上有名な上杉鷹山の改革でも、質素倹約とペアで殖産興業が奨励されています。後者は前者に比べて評価が疎かにされがちですけど。一方で松平定信の寛政の改革は、質素倹約のみを強いて、結局失敗に終わっています。

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夏季休業のお知らせ(8/11~16)

 有明高専公式ページに出ておりますが、

8/11(木)~16(火)

の間、一斉休業となります。

 公的通信(メールや郵便物)のご対応ができかねますので、予めご了承下さい。

 「普段から滞りがちやないか」ですって? そうなんです、最近連絡の量が多すぎて、見るだけで精一杯なのです。まあ、そんな日常です。