2025年10~12月の学会参加予定です。
- 第16回 半導体材料・デバイスフォーラム
- 10月18日(土) @ 九州大学 筑紫キャンパス (福岡県春日市)
- (2件発表予定)
- 第41回九州・山口プラズマ研究会
- 10月25日(土)~27日(月) @ 天ケ瀬公民館 (福岡県日田市)
- (1件発表予定)
- 2025年度応用物理学会九州支部学術講演会
- 12月6日(土)~7日(日) @ 宮﨑観光ホテル (宮崎県宮崎市)
- (4件発表予定)
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2025年10~12月の学会参加予定です。
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2025年4~9月の学会参加予定です。
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2025年6月、このホームページのviewが100,000を突破しました。2021年2月9日に開設してから4年半弱経ちました。viewの数え方には色々ありますけれども、とりあえずそこそこ繁盛しているとことで。
訪問者数は44,000ですから、1回の訪問に付き2 viewsくらいってとこですか。
改めて申しますけど、このホームページは完全私営です。一切の公金は入っていません。イラストはイラストACさんのものを有料メンバーになって使っています。
記事内容に関する全ての責任は運営者の鷹林にあるってことで、今後もぼちぼち続けていきます。
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2024年度に受けた公益財団JKAによる「競輪・オートレースの補助事業」が完了しました。
この事業は、競輪の補助を受けて実施しました。
規定により報告書を公開します。
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3月末に参加した第1種放射線取扱主任者資格講習を経て、この度晴れて第1種放射線取扱主任者になることができました。放射線管理に関するあらゆる事ができると同時に、その責任を負う立場となります。
これに付随して、労働安全衛生法に基づいたエックス線作業主任者とガンマ線透過写真撮影作業主任者にもなりました。放射線を利用した非破壊検査等に従事することができます。
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図書館運営室室員やってます。というわけで、「図書館だより」に寄稿しました。
第19号(2025/02/14)・・・2年生と行ったシンガポール研修について寄稿しています。
第17号(2024/02/15)・・・ブックハンティングについて寄稿しています。
第16号(2023/10/05)・・・貸出ランキングについて寄稿しています。
第14号(2022/10/11)・・・私のイチオシ(読書感想文)を寄稿しています。
よろしくです。
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有明高専において、鷹林研究室創設以来の研究業績をまとめてみました。この教員鷹林の部屋ホームページの記載内容と同じですが、PDFに書類としてまとめてみました。
多いと見るか、少ないと見るかは人それぞれでしょうが、ぼちぼち頑張っているつもりではあります。
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AVS(旧名 アメリカ真空学会)の学術誌Journal of Vacuum Science & Technology Bに論文を出しました。純有明高専産第1号です。こちらに来て5年目、研究室を立ち上げてようやくです。
R. Tsukazaki et al., J. Vac. Sci. Technol. B 42, 034201 (2024).
です。
タイトルは、「Plasma confinement by an optoelectronic system (光電子システムによるプラズマ閉じ込め)」です。光電子制御プラズマを使うと、プラズマを閉じ込めることができたというお話です。プラズマは電離した気体で、全体として電荷中性の状態のことです。プラズマは漠然と広がったもので、その位置制御は困難でした。非常に大きなスケールにはなりますが、核融合でもプラズマを如何にして閉じ込めるかが課題の一つです。今回、その閉じ込めを光電子制御プラズマで圧力制御をすることにより達成できました。この現象により、新たな気相化学反応場の構築が期待されます。
おまけにEditor’s Picksの一つにも選ばれました。これはマンガ雑誌で言う巻頭カラーのことで、とても名誉なことです。初めてのことです。
第一著者は、卒業生(創造工学科 エネルギーコース 第3期生)の塚嵜 琉太君です。彼の偶然の発見から全てが始まりました。電流‒圧力特性というPaschenの法則宜しく、基本的な実験スキル練習の中で見つけたものでした。これまで10年以上二桁の多くの人達がこの光電子制御プラズマに関わってきましたが、誰も気づきませんでした。正にセレンディピィティーであり、それは実験化学者として最も誇りに思うことです。
塚嵜君の卒業後、第二著者である現6Eの内藤 陽大君が後を継いでまとめ上げてくれました。第三・第四著者の古賀 永君と福田 旺土君(現7E)は塚嵜君の同期として、装置立ち上げに尽力して頂きました。第五・第六著者の田辺工業株式会社 加藤 直樹様と渡辺 貴之様には議論と多大なるサポートをいただきました。
また今回はPI (Principal Investigator、研究主催者)として、初の最終著者となりました。ここまで来られたことを全く不思議に思います。正に皆様のご支援の賜物です。
有明高専公式HPにも報告しました。
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高専では、学校教育法第10章第119条に基づいて、本科5年の上に修業年限2年の専攻科を設置しています。大学評価・学位授与機構による審査を受けることにより、専攻科の学生さん達に大学と同じ学士号を授与することができます。
さらに有明高専は「特例適用専攻科」に認定されていますので、所属教員は上記機構に個別に評価を得ることにより、特別研究すなわち専攻科での研究活動の指導教員になることができます。我が研究室も3期生を迎えて軌道に乗ってきまして、この度その「学修総まとめ科目担当教員」になりました(俗に「適」と呼ばれるようです)。研究課題名は、
「アモルファス炭素材料の電気電子材料応用に関する研究」
です。
これには相応の研究業績が要るようです。しかしながら前職5年間は企業にいましたので、研究活動はできませんでした。当然ですね。他方で前々職東北大学時代に得たデータは山積しておりました。幸いにも、社長のご理解や周囲の先生方のサポートにより、継続して論文を出していくことができました。
「適」教員になれたことは偏に、これら皆様のおかげです。この場を借りて厚く御礼申し上げる次第です。
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9/29(月)、この度有明工業高等専門学校が設置するサーキットデザイン教育センターの開所式が、大牟田アリーナで行われました。はい、ロボコンに続いて3日連続で大牟田アリーナです。
高専機構では、K-semiconという半導体工学に関わる人材の育成教育に関するプロジェクトを進めています。半導体工学、すなわちトランジスタなどの電子デバイスならびにその集まりで所望の機能を有する集積回路(Integrated Circuit, IC)をつくるには、大きく「設計 → 前工程 → 後工程」という3つの工程があります。日本は前工程が強いです。前工程とは、材料を用いて実際にデバイスをつくる工程で、材料科学の一分野とも言えます。私はこちらに入りますかね。後工程は、できた回路を皆が使えるようにパッケージしたり、装置に組み込んだりする工程です。
残る設計は、つくりたい回路の図面を考える工程です。日本には、何をつくるかという総合マネージメント人材と、実際にそれを絵にする設計人材が不足しています。前工程と後工程はそれを実際の形にするですね。というわけで、高専はサーキットデザイン教育センター(Circuit Design and Education Center, CDEC)という組織を有明につくって、設計者育成を担うことになりました。
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世の中の人達が「高専」というキーワードで真っ先に思い浮かべるのは、ロボコンだと思います。ロボコンは高専の部活動の一つですが、最もメディアへの露出が多いために、高専を代表する部活動の一つとなっています。高校では野球、高専ではロボコンというところですかね。
夏休み終盤の9/28(日)はその大会、「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2025」の九州沖縄地区大会が行われました。そう、ロボコンはロボットコンテストの略で、このためにある部活動と言えます。今年度は有明高専が幹事校で、会場は昨年完成したばかりの大牟田市総合体育館(大牟田アリーナ)で行われました。九州・沖縄地区の高専は全部で9校10キャンパスあります。つまり、10年毎に地区大会の幹事が回ってくることになります。
前々日の26(金)から有明高専の教職員と有志学生達が総動員で準備しました。
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学会旅回りから帰ってきてから、自宅ではPC改造をしました。研究室ではというと、ベーキングしました。
ここ1ヶ月くらいでしょうか、装置の真空度が悪いので、何とかしなきゃと思ってはいました。しかし学会で忙しかったので、放置していました。実用的には問題ないレベルでしたし。
そんなこんなで学会を終えてちょっと楽になりましたので、試みることにしました。真空度悪化の原因の心当たりはいくつか思い浮かんだのですが、ベーキングでまとめて片付けることにしました。まだ暑さ厳しい折にベーキングとは・・・です。作業は重労働なんですけど、装置の性能を発揮できていない状況はやはり心苦しく、実施することにしました。
「刺激的さ~、クラクラしちゃう~」でした(※年代は違います)。
まずは装置にアルミホイルを巻き付けました。装置すなわち真空チャンバーを材質であるステンレスは熱伝導度が悪いので、良いアルミホイルを巻き付けて補います。
巻いたアルミホイルが外れ落ちないように、ワイヤーで縛りました。SUS製の細い0.3 mmワイヤーを用意しました。
そしてその上からリボンヒーターを巻き付けました。効率良く加熱するために、重ならないよううまいこと巻かねばなりません。チャンバーは大きいので、複数本巻きました。
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自宅のデスクトップPCを改造しました。昔買ったHDDのみのデスクトップPCです。安いものを買いました。しかしもはやHDDのみでは動きがものすご~く遅いので、SSDを導入してこちらにOSを移すことにしました。ついでにメモリ(DRAM)も増設することにしました。セットアップはだいぶ以前に購入用意していましたが、仕事で手が回らず、学会旅回りを終えたこの時期に行うことにしました。
こういうPCの改造は、私の年代からちょっと上の人達が大得意ですね。私も興味はあったのですが、昔のPCは高価だったので縁なく過ごしてきました。今やPCとその周辺機器もかなり安くなりましたので、遅ればせながらDO IT YOURSELFです。
まずはSSDを繋ぎます。増設できるポートはあるので、SATAケーブルを用意して繋ぎました。分からないことは逐一ネットで調べました。こういうPC関係って、昔の人達はテキストなしでチャレンジしてきたんですよね。続くプログラミングやソフト開発もそうです。電気の世界って、難しい理屈を知らなくてもチャレンジできるところがすごいですよね。化学の世界ではできないことです。
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9/10(水)に秋の応物は閉幕しました。さあ帰路だと言いたいところですが、さらに1件会議がありました。ISATE2025です。ISATEは、”The International Symposium on Advances in Technology Education”の略で、高専の教育に関する国際会議です。全国の高専の他、友好関係にあるシンガポールポリテク(SP)の先生方が参加されていました。SPは高専のようなものです。
一昨年、島根県松江市で開催されたISATE2023に出ました。当時は、「高専に来たからには、こういう会議も経験しておかないとねっ」というノリで、積極的に参加しました。しかし帰路に肋間神経痛というとんでもない目に遭いました。
一昨年の参加でこの会議は卒業だと思っていました。教育関係の研究活動をしている先生方は他にたくさんいますし。ところが、今年も役回りが回ってきました。何故でしょう・・・? 各高専から1名出すということだったらしく、私が再び出ることになりました。教育関係の研究活動は特別してないんだけどなあ・・・。
名古屋のホテルをチェックアウトして、名鉄に乗って会場へと向かいました。会場は豊田市の豊田市福祉センターでした。今回は地元の豊田高専が幹事でした。
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9/5(土)に無事スコットランドから帰ってきました。一日休んで7(日)からは、第86回応用物理学会秋季学術講演会に参加しました。秋の応物ですね。この春はお休みしたので、1年ぶりです。
会場は、愛知県名古屋市の名城大学 天白キャンパスでした。いや、涼しかったスコットランドから帰ってきて絶望しました。とにかく名古屋は
蒸し暑い!!
の一言でした。しかも名城大学は丘陵地のそのまた坂の上にあります。最寄り駅は名古屋市営地下鉄の塩釜口駅で、そこから徒歩500 mの距離とのことでした。近い? いやいや、もう足が吊りそうでした。汗も止まらなかったです。
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電車に乗ってエディンバラに到着しました。終点かつ下車した中心駅であるWaverley駅は市街地の谷間にあります。天王寺駅みたいな感じです。しかしどこへどう出たら良いか分からず、どこでもいいから出口へと向かいました。
降りてからGoogle Mapsを片手に坂を登ると、市街へ出ました。天気は曇天で小雨が降っていました。北国であるスコットランドらしいです。気温は17 ℃前後でして、猛暑の日本とは全然違いました。コートなど上着が必要でした。ただし地理で学んだように、グレートブリテン島は北大西洋海流による西岸海洋性気候のために、緯度の割に温暖です。グラスゴーやエディンバラの緯度は北緯55度で、日本を通り過ぎて極寒であるロシアのカムチャツカ半島と同じです。
遠い丘の上にあるエディンバラ城へ向かうことにしました。まずは途中のスコット記念塔で記念撮影としました。
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前回説明したように、スコットランドは国家です。民族もケルト系と、アングロ・サクソン主体のイングランドとは違います。スコットランド人は、赤毛が特徴的ですね。赤毛のアンとかキルヒアイスですね。
言語もスコットランド語という独自の言語があります。英語はもちろん通じますが、訛っていたり単語も違っていたりします。各駅の名標(※撮るの忘れました)は、英語とスコットランド語(恐らく)の二重表記でした。
駅名標の下には、多分乗り換え案内だろうなーという表記がありました。どうも英語のようですが、”Alight”という未知の単語がありました。各駅に記してあるので、ずーっと気になっていました。
後で調べると「下車する」という意味でした。下車といえば、”get off”とか”ride off”とかだと思っていましたが、へーこういう単語も使うのかーと初めて知りました。
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イギリスは単一国家ではありません。複数の国家が集まった連合国家です。正式名称は、「United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland (グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)」と言います。略称UK (連合王国)です。
イギリスという日本名は、ポルトガル語でイングランド(England)を表す「Inglez (イングレス)」という言葉から来ているそうです。しかしイングランドはUKを構成する国家の一つであり、他にはスコットランド(Scotland)・ウェールズ(Wales)・北アイルランド(Northern Ireland)があります。民族が違います。
イギリスという日本語から、日本人はUKを単一国家と勘違いしやすいですよね。ここんとこをきちんと理解しておかないと、映画の”Braveheart“なんて訳分かんないですよ。
今回やって来たのは、イギリスではなくてスコットランドです。下手にイギリスなんて言うと、現地の人にめちゃ怒られます。グラスゴーはスコットランド第二の都市です。
学会の空き時間、せっかくなのでどこかに観光に行こうと考えました。スコットランドの首都であるエディンバラに行くことにしました。
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さて、肝心の学会です。今回は、専攻科学生達はポスター、私はオーラルとしました。私のオーラルは学生達の前座的なものを考えていて、「詳しい内容はポスターで」と行きたかったのですが、最終的なプログラムは彼らの後になりました。昨年度のサンディエゴと同じ状況となりました。
というわけで、学生達のポスターです。どれだけ英語の授業を聴くよりも、こういうリアルな現場で経験を積む方がよっぽど語学力の向上に資することは疑いないですね。近年はTOEICがとかく持てはやされていて、確かに若手の研究者の方々の語学力は高いです。しかしTOEICでいくら好成績を取ったとしても、それはスタート地点であってゴールではないですからね。日本人特有の「手段と目的を履き違える」になってしまわないかなぁと一抹の懸念があります。
話がずれましたが、2時間の枠の中で、両名とも一生懸命訪問者に応対していました。
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KRIS2025を終えたその週は、九州に戻って引き続いてSAGA-LSで実験でした。そして休む間もなくその週末8/31(日)からスコットランドのグラスゴーへ旅立ちました。ICDCM 2025 (35th International Conference on Diamond and Carbon Materials)という、ダイヤモンドならびに炭素材料の国際会議に出席するためです。年に1回は、修学旅行のつもりで国際会議です。
参加者は、KRISと同じく7E 内藤君と6E 出村君の専攻科生達と私の3名でした。国立高専は全国的に国際化教育に力を入れています。有明高専は加えて力を入れており、Global Education Center (GEC)という専門の学内組織を持っています。GECでは国際会議参加の学生さんに対して大きな補助をしていますので、鷹林研究室学生さん達の国際会議出席には皆それをいただいています。かなり助かっています。
リーズナブルな旅程を探しますと、「福岡 → 関空 → ドバイ → グラスゴー」の2回3機乗り継ぎがベストでした。しかしなかなか長い旅路となりました。
福岡からはあっという間に関空に着きました。前に関空に来たのは、15年以上前ではなかったかと思います。久しぶりです。大方は変わっていませんが、細かいところは変わっていますね。
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