第41回九州・山口プラズマ研究会

 10/25(土)-27(月)の間、第41回九州・山口プラズマ研究会に行ってきました。昨年の第40回と3年前の第37回に続いて3回目です。今年度は3E担任ですが、学祭は翌週末なので参加できました。場所は大分県日田市天ヶ瀬公民館、つまり天ヶ瀬温泉でした。

 困ったことに発表までに十分時間が取れず、資料不十分なまま臨みました。先のスコットランドで使用した英語スライドを少し改編しただけのものとなりました。タイトルだけは日本語という変な構成となりました。すいません。

タイトルだけが日本語になりました。

 と言いましても、私のような別世界からやってきた無名な新参者は、このような高名な先生方が集うところでアピールしないとなりません。個々のテーマを細々述べてもダメで、研究の全体像をクリアにしなければなりません。グランドデザインです。何をしたいか、していくのかを明確にしなければなりません。

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第16回半導体材料・デバイスフォーラム

 10/18(土)は、九州大学 筑紫キャンパスで実施された第16回半導体材料・デバイスフォーラムに参加しました。これは熊本高専の先生方を中心に企画されているイベントで、半導体工学に関係する講演、大学/大学院進学説明会、そして企業説明会がまとめられているものです。九州各高専から参加がありました。有明からは、鷹林研究室メンバーを含むエネルギーコースの学生さん達9名が参加しました。昨年度は福岡国際会議場での開催でしたが、今年度は九大でした。

 まずは広島大学 半導体産業技術研究所の寺本 章伸所長の基調講演で始まりました。半導体工学の歴史と中四国地方での取り組みであるせとうち半導体コンソーシアムについてお話しになりました。広島出身でかつて広島大学にも籍を置いたことのあるとしては、非常に興味深い内容でした。

 午前中は講演が続き、締めは我らが6Eの出村君でした。講演会場の筑紫ホールは筑紫キャンパス内で最も大きい会場です。軽く100名を超える聴衆の前で堂々話しました。指導教員として鼻が高いです。

6E 出村君の講演開始です。聴衆は軽く100名を超えていました。
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世間と研鑽

 夏休みは休みなく終わり、後期が始まりました。夏休みはまず学会を巡り、その後は3E担任として保護者との面談でした。51名も学生がいるので、全てをこなすのに休日返上で2週間かかりました。個々の保護者とじっくり向き合いたく、面談時間は30分を基本にしたので、長い日程を要しました。いずれも教育熱心な保護者ばかりで、学生達を預かる教員として自らを成長させていかなければならないことを考える良い機会となりました。学生達個々に対して何がBestか、何ができるかを考えます。一人一人皆違いますし、一人一人が私の教材です。

 常に同じ若い世代を相手にする教員は、知らず知らずの間に裸の王様になってしまう危険性を孕んでいます。俗に言うと、上から目線ですね。そんな世間ズレした教員に進路を相談ないし委ねなければならない学生さん達は、不幸でしかありません。

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