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学会のお知らせ(2025年4~9月) (5/17 update!!)

 2025年4~9月の学会参加予定です。

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∩(´∀`∩) 7E 福田 旺土君、有明高専特別賞受賞!! (∩´∀`)∩

 本日2/19(水)は終業式でした。全クラスオンラインで繋いでの全校集会にて、7E 福田 旺土君が有明高専の特別賞を他コース3名と共に受賞したことが公表されました。3年間の研究室生活における学会受賞3回(これこれこれ)の実績が高く評価されましたっ!!

\(゚▽゚=))/…\((=゚▽゚)/

 正に不断の努力の賜物です。

我が有明高専の誇りです。
校長先生を交えて研究室全メンバーで記念写真です。
誇らしげです。

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図書館だより(2025/2/14 Update!!)

 図書館運営室室員やってます。というわけで、「図書館だより」に寄稿しました。

第19号(2025/02/14)・・・2年生と行ったシンガポール研修について寄稿しています。

第17号(2024/02/15)・・・ブックハンティングについて寄稿しています。

第16号(2023/10/05)・・・貸出ランキングについて寄稿しています。

第14号(2022/10/11)・・・私のイチオシ(読書感想文)を寄稿しています。

よろしくです。

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研究室業績(2020/4~2024/12)

 有明高専において、鷹林研究室創設以来の研究業績をまとめてみました。この教員鷹林の部屋ホームページの記載内容と同じですが、PDFに書類としてまとめてみました。

 多いと見るか、少ないと見るかは人それぞれでしょうが、ぼちぼち頑張っているつもりではあります。

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∩(´∀`∩) 論文出しました(有明高専産第1号)!! (∩´∀`)∩

 AVS(旧名 アメリカ真空学会)の学術誌Journal of Vacuum Science & Technology Bに論文を出しました。純有明高専産第1号です。こちらに来て5年目、研究室を立ち上げてようやくです。

R. Tsukazaki et al., J. Vac. Sci. Technol. B 42, 034201 (2024).

です。

 タイトルは、「Plasma confinement by an optoelectronic system (光電子システムによるプラズマ閉じ込め)」です。光電子制御プラズマを使うと、プラズマを閉じ込めることができたというお話です。プラズマは電離した気体で、全体として電荷中性の状態のことです。プラズマは漠然と広がったもので、その位置制御は困難でした。非常に大きなスケールにはなりますが、核融合でもプラズマを如何にして閉じ込めるかが課題の一つです。今回、その閉じ込めを光電子制御プラズマで圧力制御をすることにより達成できました。この現象により、新たな気相化学反応場の構築が期待されます。

 おまけにEditor’s Picksの一つにも選ばれました。これはマンガ雑誌で言う巻頭カラーのことで、とても名誉なことです。初めてのことです。

 第一著者は、卒業生(創造工学科 エネルギーコース 第3期生)の塚嵜 琉太君です。彼の偶然の発見から全てが始まりました。電流‒圧力特性というPaschenの法則宜しく、基本的な実験スキル練習の中で見つけたものでした。これまで10年以上二桁の多くの人達がこの光電子制御プラズマに関わってきましたが、誰も気づきませんでした。正にセレンディピィティーであり、それは実験化学者として最も誇りに思うことです。

 塚嵜君の卒業後、第二著者である現6Eの内藤 陽大君が後を継いでまとめ上げてくれました。第三・第四著者の古賀 永君と福田 旺土君(現7E)は塚嵜君の同期として、装置立ち上げに尽力して頂きました。第五・第六著者の田辺工業株式会社 加藤 直樹様と渡辺 貴之様には議論と多大なるサポートをいただきました。

 また今回はPI (Principal Investigator、研究主催者)として、初の最終著者となりました。ここまで来られたことを全く不思議に思います。正に皆様のご支援の賜物です。

 有明高専公式HPにも報告しました。

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特例適用専攻科の学修総まとめ科目担当教員になりました

 高専では、学校教育法第10章第119条に基づいて、本科5年の上に修業年限2年の専攻科を設置しています。大学評価・学位授与機構による審査を受けることにより、専攻科の学生さん達に大学と同じ学士号を授与することができます。

 さらに有明高専は「特例適用専攻科」に認定されていますので、所属教員は上記機構に個別に評価を得ることにより、特別研究すなわち専攻科での研究活動の指導教員になることができます。我が研究室も3期生を迎えて軌道に乗ってきまして、この度その「学修総まとめ科目担当教員」になりました(俗に「適」と呼ばれるようです)。研究課題名は、

「アモルファス炭素材料の電気電子材料応用に関する研究」

です。

 これには相応の研究業績が要るようです。しかしながら前職5年間は企業にいましたので、研究活動はできませんでした。当然ですね。他方で前々職東北大学時代に得たデータは山積しておりました。幸いにも、社長のご理解や周囲の先生方のサポートにより、継続して論文を出していくことができました。

 「適」教員になれたことは偏に、これら皆様のおかげです。この場を借りて厚く御礼申し上げる次第です。

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寄り添うということ ~ 就職編 ~

 高専では、学生さん達をまだ義務教育課程である中学レベルで選抜するため、そのキャラクターは多様です。

 正しい理屈が正しい結果を生むとは限りません。厳しく指導することは必要ですが、厳しくするだけでは良い方向には行きません。とはいえ、甘やかしてばかりでは乱れます。ルールは守らせるが、決して法匪になってはいけません。そのサジ加減が、この手の職のprofessionalであることなんでしょう。日々はその暗中模索です。今年度は3E 51名を率いています。三人行えば必ず我が師ありのところ、51名もいます。

 学生さん達を見ていると、自分でどんどん切り拓いていく者もいれば、背中を押してあげる必要がある者もいます。さらに後者では、誰もが有している潜在的なプライドが少し強めに出て、見える後押しを嫌う者もいます。多様です。

 さて、この時期は最上級生5年生の多くが就職活動中です。方向性を明確にしやすい進学希望者と違って、就職希望者は戸惑います。コースには約800社の求人が来ています。年々増加しています。就職希望者は毎年大体30人くらいのものですから、求人倍率は25倍を超えます。そこから自分に適する企業&職を見出すのは至難の業です。否、まず無理でしょう。

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ものは考えよう

 人生長くやってきて、色々な状況に遭遇してきました。それらは大抵、自分にとって不利であり不幸なものでした。若い頃は各々を真正面から力尽くで撥ね除けようと無理をしたものでした。しかし結局損にしかならず、自分は世界一不幸な人間だと悲しんだものです。

 しかし今は、一見不利な状況を、どのような手段を以て有利に変えていくかということを考えるようになりました。そしてそれが、人生で一番面白いことだと思うようになりました。

 「この仕事イヤだな・・・」と嘆くのではなくて、その仕事から何の利益が得られるだろうかと視点を変えて考えるべきだと思うようになりました。仕事は経験の一つであり、経験からは何かしらの絶対値が得られるもので、決して無駄なゼロにはなりません。その絶対値を如何にしてプラスに変換するかを考えます。さーて、どの手を使い、どのボタンを押してみるべきかなと。それでや世の中が動くと、面白いものです。

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一日の過ごし方

 6年目となり、今年度は3Eの担任となりました。51名の学生さん達を相手にするので、何かと忙しい日々です。そこで日々の生活を改めて見てみます。

 朝は5時半に目覚まし時計をかけています。けれど歳をとったせいか、それよりも早く目が覚めます。朝の用意をしたら、まず研究室です。8時過ぎでしょうか。研究室は通勤ルート上にあるので、ちょっと立ち寄ります。解錠して装置のイオンゲージ真空度をチェックします。そのうち湿度のチェックも入ります。装置に異常があれは、真空度の値がおかしくなっています。人間の体温みたいなものです。もし異常があれば、朝の時間の許す範囲で応急処置をします。

 続いて8時半から、コースの朝礼が始まります。その日の行事、変更情報の確認や学生さん達の状態などを教員間で確認します。その後8時40分から、3E教室で朝礼です。SHR (short homeroom)と呼ばれています。有明高専では、世間で高校生扱いとなる3年生までSHRがあります。大学生扱いとなる4年生以降はありません。ここでは、当日のクラスの予定や行事、変更情報などを学生さん達に伝えます。ただし月曜日は、副担任へお願いしています。続く8時50分からの授業で、離れた他コース教室へ出向かわなければならないからです(5CL 電気工学基礎I)。

 有明高専での授業時間は90分です。一般的な大学の時間割と同じで、一日最大4コマです。50分授業が基本の高校に例えると8コマにもなりますから、学生さん達は毎日大変だなと思います。特に3Eは毎日4コマと、最も厳しい時間割となっています。必修授業の一つでも欠席回数が全回数(15回)の1/3を超えたら、すなわち半期で4回以上欠席したら即留年という厳しい評価制度になっています。3年生までは完全学年制なので、留年したら全て一からやり直しです。4年生以降は、たとえ留年したとしても、一定の成績を残した科目は単位認定されます。

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特許あれこれ

 一昨年に有明高専にて初めて出願した特許が、この度公開されました。当時携わった研究室学生さん達ならびに地元企業との共同発明です。私は博士号を得て研究者すなわち学者として独立してから、偶然ではありますが、企業との共同研究に多くの時間を割いてきました。そこで学生時代に経験することのなかった特許制度を自ずと学び、現在に至ります。というわけで私、機会があれば、論文だけではなく特許をも狙ってきています。

 特許というのは、出願してから1年半後に公開されます。「公開特許」と呼ばれているものです。発明の権利は出願時点から生じますが、重複出願を防ぎ、またその発明がもたらす刺激により新たな発明を社会に促す意味もあって、公開されます。ただし、すぐに公開すると模倣もされやすいので、1年半後なのです。公開特許は、誰でも無料で閲覧することができます。特許は出願時に「特願-○○」という名前が付けられますが、公開後は「特開-△△」に改名されます。○○や△△は整理番号ですが、同じにはなりません。もちろん、相互の関連性は特許内容文に明記されています。

 ただし、特許権を正式に成立させる、俗に言う「権利化する」には、公開後に特許庁に審査請求をする必要があります。特許出願は有料とはいえ誰でもできますが、特許庁は審査請求を受けて、出願された発明が国家として特許権を与える、すなわち独占使用権を与えられるべきもに値するかを審査します。このように特許とは、国家が発明ならびに発明者を保護する制度であり、国家が果たすべき重要な役割の一つです。もし特許制度がなければ、発明は安易に模倣されて発明者の苦労は報われないことになり、科学技術を基盤とする現代社会は廃れてしまいます。

 なお特許の文章というのは独特なもので、たとえ発明者であろうとも素人が容易に書けるものではありません。出願手続きも煩雑です。そのために弁理士制度があります。私は特許を出したい際には毎度、発明内容をスライドなどで弁理士さんにお伝えして案文を書いていただいています。もちろん費用はかかりますが、業務とはいえ、赤の他人の発明をスッキリとした文章に仕上げる弁理士さんの能力には甚だ敬服するものです。自分が弁理士になるつもりはありません。むしろ弁理士さんを通じて、自分の発明(研究)が第三者にどう映るかを楽しみ、学ぶことができます。

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春はイキリ

 マンガなど物語の世界において、世の中の様々な業務に対して、スポーツが特に分かりやすいですが、普段の練習や訓練をしてなくて、本番でできてイキる人っていますよね。たまたまね。「普段してなくてもできるんだ、凄いだろっ!!」とね。

 この手の人というのは、物語という空想の世界ではキャラが立つので必要な存在(※黒子のバスケの青峰君とか)ですが、現実にいたら困ります。ただの迷惑な人だからです。

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実験する意義

 自然科学に実験は付きものです。当然高専でも、というよりガチガチに実験を行っています。授業の一つとしての所謂「学生実験」です。

 大学でも学生実験はあります。しかし高専に比べたらなおざりの感があります。大学では4年生になって研究室に入ったら、嫌というほど最先端の実験ができますので、学生実験への注力は弱くなりがちです。

 他方、工業高校でも実験はあるでしょうが、設備の面では高専に大きく劣ります。

 つまり、高専での学生実験環境はとても充実しています。しかしながら、個々人への用意まではさすがに難しく、グループワークとなります。3~4人が一般的です。

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学ぶ意義

 今年度も授業が始まりました。毎度授業を実施していく際に最も力を入れていることは、最初に「何のために学ぶか」を説明することです。これを教え込むことさえできれば、授業は冒頭ながら8割方終えたようなものです。

 大学の授業って、基本そうですよね。世間的にレベルが高いと言われている大学の学生達は、最初の授業でその学問の内容と意義を聴きさえすれば、その後多くは自分で勝手に勉強していきます。おまえの下手くそな講義を聞くより、自分で勉強した方が早いとね。ただし、私は丁寧にしているつもりですよー。

3E対象である電気磁気学Iの説明スライド(その1)
3E対象である電気磁気学Iの説明スライド(その2)

 意義さえ分かれば、以後出遭うどんなに難しい内容でも耐えてこなすことができるでしょう、逆に分からなければ、ただ苦しいだけの道程が待っています。

 昨年度の授業評価からは、「試験でヤマが外れた」、「暗記系で学ぶ意味がない」、「難しい」などなど、こちらの本意ではない散々な意見を頂きました。至極残念です。公式を丸覚えでは教育ではないだろうと、数式展開を一から詳しく説明してきたのに、暗記系科目だと解釈されたのは、全く心外なところです。

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6年目のシーズン到来

 4/3(木)は入学式で、翌日4(金)は始業式でした。2025(R6)年度、早いもので6年目のシーズンが始まりました。同時に入学した学生達6期生は卒業していきました

 振り返れば、同一職場で6年目を迎えるのは初めてです。学士&博士前期課程(3年)、博士後期課程(3年)、近畿大学(0.5年)、広島大学(4年)、東北大学(5年)、そして企業(5年)でしたから。

 先月3月は結局半分留守にしていましたので(これこれこれ)、あっという間の新年度です。準備が追いついていませんです。

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コーヒーは朝食の後で

 最近コーヒー、しかもブラックを飲み始めました。コーヒーを飲めないことはないのですが、今までわざわざ主体的に飲むことはありませんでした。コーヒーよりは紅茶です。ですから、コーヒーは自宅に置いてないですし、入れ方も分かりません。まあ、行く先で出されたら飲みますし、カフェオレはよく買いますけどね。

 と言いますのも、花粉症にはコーヒーが良いと知ったからです。ホントかどうかはともかく、辛いのが和らぐならば挑戦です。プラシーボでも構いません。

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英語上手かなあ・・・

 今月のフィリピン視察デ・ラ・サール・アラネタ大学(De La Salle Araneta University)では、各自自己紹介の機会がありました。当然英語ですね。私は2番目に回ってきまして、しゃべりました。文法も適当に場当たり的に。事前にアナウンスされていたんですが、適当に。

 そしたら後で「留学されていたんですか?」と質問されました。要するに、英語が上手かったらしいです。いや、留学経験もなく、ただ適当にしゃべっただけなんですけど・・・。

 英語が上手いとは昔からよく言われます。けど、本人にはその自覚は全くありません。アメリカのテレビドラマなんかサッパリ聞き取れませんからね。最近は便利な世の中になりまして、YouTubeで少し勉強しています。

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フィリピンへの旅 (4/4) ~ 帰国へ ~

 4日目3/13(木)は帰路でした。早朝に宿舎を後にして、ニノイ・アキノ国際空港へと向かいました。車社会ですから、早く出ないと渋滞に遭いますので。

広いチェックインロビーです。

 チェックイン時、セブ島から一日おいて出発でしたので、カウンターの方から”Are you working at an airline?”なーんて聞かれました。最初は何を言っているのか??分かりませんでしたが、”No, No, I’m just a passenger.”と答えました。そう見えた・・・のかなぁ?

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