有明高専において、鷹林研究室創設以来の研究業績をまとめてみました。この教員鷹林の部屋ホームページの記載内容と同じですが、PDFに書類としてまとめてみました。
多いと見るか、少ないと見るかは人それぞれでしょうが、ぼちぼち頑張っているつもりではあります。
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有明高専において、鷹林研究室創設以来の研究業績をまとめてみました。この教員鷹林の部屋ホームページの記載内容と同じですが、PDFに書類としてまとめてみました。
多いと見るか、少ないと見るかは人それぞれでしょうが、ぼちぼち頑張っているつもりではあります。
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2025年1~3月の学会参加予定はありません。論文執筆など研究に専念したいと思います。
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この夏休み8月に実施された第1種放射線取扱主任者試験に合格しましたっ!! 続く法定の資格講習をこなせば、第1種放射線取扱主任者になることができます。この資格は、放射性物質の取り扱いに関する最難関で最上位の資格です。
SPring-8やSAGA-LSなどの放射光実験施設に入るには、放射線業務従事者という資格が必要です。これは毎年法定講習を受けることで取れます。しかしながら毎年毎年めんどくさいので、第1種取れば受けなくても良いことを知り、受けたみたわけです。
・・・が、勉強不足とはいえ、絶対に落ちたと思っていました。
試験からしばらく経った昨日、家に帰ると、簡易書留が来ていました。何これ? 合格証在中?
受かっているではないですか!!
エネルギーコース版です。
というわけで、まあ、頑張っていきます。
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先立つ9/25(水)に福岡国際会議場にて開催された「第15回半導体材料・デバイスフォーラム」において、本研究室7Eの福田 旺土君が、ポスター発表優秀賞をいただきましたっ!!
\(゚▽゚=))/…\((=゚▽゚)/
対象発表は、
氏名: 福田 旺土
講演番号・題目: P3-16・光電子制御放電プラズマによるグラフェンの構造制御
共著者: 篠原 正典2, ⾼橋 和敏3, 鷹林 将1
(有明高専1、福岡大学 工学部2、佐賀大学 シンクロトロン光応用研究センター3)
です。
エネルギーコース版です。
福田君は、研究室在室中3回目の受賞となります(1回目と2回目)。研究室最上級生として、後輩達の良いお手本です。
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AVS(旧名 アメリカ真空学会)の学術誌Journal of Vacuum Science & Technology Bに論文を出しました。純有明高専産第1号です。こちらに来て5年目、研究室を立ち上げてようやくです。
R. Tsukazaki et al., J. Vac. Sci. Technol. B 42, 034201 (2024).
です。
タイトルは、「Plasma confinement by an optoelectronic system (光電子システムによるプラズマ閉じ込め)」です。光電子制御プラズマを使うと、プラズマを閉じ込めることができたというお話です。プラズマは電離した気体で、全体として電荷中性の状態のことです。プラズマは漠然と広がったもので、その位置制御は困難でした。非常に大きなスケールにはなりますが、核融合でもプラズマを如何にして閉じ込めるかが課題の一つです。今回、その閉じ込めを光電子制御プラズマで圧力制御をすることにより達成できました。この現象により、新たな気相化学反応場の構築が期待されます。
おまけにEditor’s Picksの一つにも選ばれました。これはマンガ雑誌で言う巻頭カラーのことで、とても名誉なことです。初めてのことです。
第一著者は、卒業生(創造工学科 エネルギーコース 第3期生)の塚嵜 琉太君です。彼の偶然の発見から全てが始まりました。電流‒圧力特性というPaschenの法則宜しく、基本的な実験スキル練習の中で見つけたものでした。これまで10年以上二桁の多くの人達がこの光電子制御プラズマに関わってきましたが、誰も気づきませんでした。正にセレンディピィティーであり、それは実験化学者として最も誇りに思うことです。
塚嵜君の卒業後、第二著者である現6Eの内藤 陽大君が後を継いでまとめ上げてくれました。第三・第四著者の古賀 永君と福田 旺土君(現7E)は塚嵜君の同期として、装置立ち上げに尽力して頂きました。第五・第六著者の田辺工業株式会社 加藤 直樹様と渡辺 貴之様には議論と多大なるサポートをいただきました。
また今回はPI (Principal Investigator、研究主催者)として、初の最終著者となりました。ここまで来られたことを全く不思議に思います。正に皆様のご支援の賜物です。
有明高専公式HPにも報告しました。
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図書館運営室室員やってます。というわけで、「図書館だより」に寄稿しました。
第17号(2024.2/15)・・・ブックハンティングについて寄稿しています。
第16号(2023.10/5)・・・貸出ランキングについて寄稿しています。
第14号(2022.10/11)・・・私のイチオシ(読書感想文)を寄稿しています。
よろしくです。
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日本表面真空学会発行の同学会誌「表面と真空」2024年2月号に下記論文を出しました。同号は「プラズマが誘起する表面反応の制御による膜作製」という特集号で、企画された福岡大学 篠原 正典先生に招待いただきました。
鷹林 将, 高桑 雄二, “光励起プラズマによるダイヤモンドライクカーボンの精密成膜とその応用”, 表面と真空, 67, 59-64 (2024).
東北大学 名誉教授 (多元物質科学研究所)の高桑 雄二先生との共著です。前々職である東北大学 電気通信研究所時代に多元物質科学研究所 高桑研究室と共同で行った仕事です。続く会社員時代においてもその成果を原著論文として出し続けました。今回はそれらのまとめ論文で、有明高専での活動を通じて最近至った考えも新たに織り交ぜています。
よろしくです。
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高専では、学校教育法第10章第119条に基づいて、本科5年の上に修業年限2年の専攻科を設置しています。大学評価・学位授与機構による審査を受けることにより、専攻科の学生さん達に大学と同じ学士号を授与することができます。
さらに有明高専は「特例適用専攻科」に認定されていますので、所属教員は上記機構に個別に評価を得ることにより、特別研究すなわち専攻科での研究活動の指導教員になることができます。我が研究室も3期生を迎えて軌道に乗ってきまして、この度その「学修総まとめ科目担当教員」になりました(俗に「適」と呼ばれるようです)。研究課題名は、
「アモルファス炭素材料の電気電子材料応用に関する研究」
です。
これには相応の研究業績が要るようです。しかしながら前職5年間は企業にいましたので、研究活動はできませんでした。当然ですね。他方で前々職東北大学時代に得たデータは山積しておりました。幸いにも、社長のご理解や周囲の先生方のサポートにより、継続して論文を出していくことができました。
「適」教員になれたことは偏に、これら皆様のおかげです。この場を借りて厚く御礼申し上げる次第です。
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ようやく体調が戻ってきました。長かったです。歳を取るものではありません。もう一生治らないんじゃないかとさえ思いました。
この1月にこなさなければならなかった数々の仕事は、無事何とかそれぞれの〆切をクリアできました。学年末や研究のまとめなどが重なって、仕事が山積するわするわと。体調関係なく、土日ブースト使いまくりでした。しばらく学会活動を休みにしておいて良かったです。もししてたら、もう・・・ムリ(>o<)
中でも最大の仕事は、図書館だよりでした。そう、来月2月に次号が発刊されますが、その寄稿です。
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自分の専門分野を語れる人はすごいと思います。昔、学会でとある先生が「それで10年メシを食ってから専門と言え!!」と仰っていたのを忘れません。
さて私ですが、
半導体と言うほど半導体でもなく、
プラズマと言うほどプラズマでもなく、
化学と言うほど化学でもなく、
物理と言うほど物理でもないです。
ついでに品質管理がちょっとあります。
そんな私の専門分野って何だろう・・・。
「何研究してますか? 専門分野って何ですか?」に対して、答えられない私です。
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昔から今まで、産学連携とは何かしらご縁があります。以前にも書いてますね。
企業とのお付き合いはwelcomeです。純アカデミック界の中には、企業は短期的成果を求めてくるので敬遠する人もいます。でもアカデミックでの真摯な経験は、後の人生に大切ですよとも。私は、適度な緊張感が得られるという点から、welcomeしています。高専という機関は、地に足を付けた企業が身近な存在なので助かります。我が物顔の大企業ではなくです。
アカデミック、とりわけ若い学生さん達を相手にする学校という組織にいると、知らず知らずのうちに裸の王様になる恐れがあります。まだ新入社員ですらない学生さん達を基準にすると、教員はさもすごい人間のように見えます。いえいえ、できて当たり前です。威張り散らして何になる? 基準を社会一般に替えたらどうなりますか?
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昨年末に、発熱&中耳炎&結膜炎になりました。お医者さんに診て頂き薬をたくさん処方されました。薬を飲んで、年が明けると収まってきましたが、その後は新たに咳喘息が続いています。別の薬を処方されましたが、空咳がなかなか止まりません。困ったものです。
コロナにもインフルエンザにもなったことはないのに、この症状です。インフルエンザなんて、生まれてこの方罹患したことがありません。親族にもありません。ですから、症状が全く分かりません。
歳を経て新陳代謝も悪くなってきて、若い細胞が少ないからコロナにもかからないのかなーと思っていましたが、代わりにこの症状です。
否、新陳代謝が悪い分、一度罹患してしまうと大変なのかもしれません。困ったものです。
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1/10(金)は寒波が九州を襲い、一番の寒さとなりました。朝のニュースでは、福岡でバスが動いていないとのことでした。
九州は南にありますが、少なくとも北部は意外と寒いです。博多が北の玄界灘に開けているため、北からの寒波をもろに受けます。二日市あたりで平地は狭くなりますが、久留米に向かって再度筑後平野へ開けていきます。久留米から東方にある浮羽では、雪景色の映像が流れていました。
この夏はかつてないほど暑かったのに、冬はこの寒さです。地球が起こす揺り戻しのバランスには驚きます。自然はまだまだ人間の手には遠く及びません。
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明けましておめでとうございます。年末年始は大風邪の日々でした。ようやく治ってきたかなとはいえ、咳はまだ出続けています。年末ちょうどダウン中にクラス卒業生のOG訪問がありまして、申し訳なかったです。
さて新年一発目の1/8(水)は、ありあけ地域企業紹介フェア、すなわち有明広域産業技術振興会の会員企業紹介事業がありました。これは毎年恒例の事業で、本校有明高専の企業サポーター集団である有明広域産業技術振興会の会員企業の学生さん達への企業説明会です。会員企業は100社を超える中、そのうち60社が今回参加されました。本説明会では、今春就職活動対象となる本科4年生と専攻科1年生の学生さんに出席を義務づけていますので、参加企業の皆様にとっては自社アピールの絶好の機会となっています。ここで心を決める学生さんも多いです。特に今年度は60社と過去最大の規模で、例年の第一体育館だけでなく、第二体育館も使用した大規模なものとなりました。
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12/21(土)は、博士後期課程時代の研究室である大阪大学 大学院基礎工学研究科 中戸 義禮研究室の同窓会でした。コロナ前の前々回以来7年ぶりの対面の会となりますので(前回はオンライン)、とても楽しみにしていたんですが、前日19(金)に風邪でダウンとなりました。大阪まで行ける体力もなく、残念至極でした。切符も払い戻ししました。不覚この上なしでした。
幸いオンラインで参加できましたので、画面を通じて皆様にご挨拶できました。中戸研の同窓会は約3年毎に行ってきており、今回が4回目でした。先代教授の故坪村 宏先生からのメンバーを含みますので、基礎工の第1期生(中戸先生もそう)から始まる幅広い年代で構成されています。
ただし通常の同窓会と違って、中戸研の同窓会はパーティー形式ではなくて、セミナー形式です。諸先輩方のご講演の後に学食でちょっとしたものはありますけど。登壇される諸先輩方は、無論、この社会で名を上げた大物ばかりです。私もいつかはこの舞台に立てるような実績を上げたいなと思う次第です。登壇のレベルは、私の中では最高峰に位置します。どんな国際会議も相手にはなりません。
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GE講演の翌日12/11(水)は、4月に続いて第3回目の交通マナーアップ運動といきました。4月は第1回、9月の第2回は有明高専は非番でして、第3回の今回再び参加となりました。場所は同じ大牟田駅西口(西鉄側)を担当しました。メンバーも前回と一緒の学生会の皆さんでした。
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12/10(火)は、今年度第2/2回目のGE講演でした。今回は大阪公立大学の呉 準席(お じゅんそく)先生をお招きました。とはいっても、呉先生とは先々月に玉名温泉でご一緒していますので、間を開けずに再度九州までお越し頂きました。
呉先生は韓国のご出身です。韓国の光雲大学 大学院修士課程を修了後、日本に留学され、京都大学で博士号を取得されました。その後、英国リバプール大学、高知県の高知工科大学、愛知県の名城大学を経て現在、大阪府の大阪公立大学 工学部 電子物理工学科で教授をされています。大阪公立大学は2022年に、大阪市立大学と大阪府立大学が統合されてできた公立大学です。
呉先生には長年お世話になっており、今回のご無理も快く引き受けてくださいました。感謝感激です。
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OISTツアーは、ゆいレール終点のてだこ浦西駅で解散となりました。そこからゆいレールに乗って那覇空港を目指しました。まだ飛行機までの時間はあったので、国際通りを散策しようと思いましたが、その手前途中で首里城が見えてきました。というわけで、途中下車して首里城を目指すことにしました。ちなみに学生さん達とは別行動でした。せっかく沖縄まで来たんですしね。
やはりお城なので、坂道を歩きました。守禮門、いやー来ましたよ-。
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今回の支部大会ではオプションで、沖縄科学技術大学院大学(Okinawa Institute of Science and Technology, OIST)への見学ツアーが組まれました。OISTは、大学院大学の一つです。大学院大学とは、学部組織を持たず大学院のみで構成され、研究に特化した組織です。同様の組織に石川県の北陸先端科学技術大学院大学(Japan Advanced Institute of Science and Technology, JAIST)と奈良県の奈良先端科学技術大学院大学(Nara Institute of Science and Technology, NAIST)があります。中でもOISTは最も新しく、最も日本政府が力を入れている国際的な機関です。
OISTは、琉球大学よりもさらに離れた沖縄県国頭郡恩納村にあります。遠くて普段訪れる機会はないので、ツアーに参加してみました。
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