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学会のお知らせ(2024年11~12月) (10/19 Update!!)

 2024年11~12月の学会参加予定です。

  • 第40回九州・山口プラズマ研究会
    • 11月2日(土)~4日(月祝) @ 五島コンカナ王国 (長崎県五島市)
    • 11月4日(月祝) 9:45~10:00 (オーラル): 鷹林 将, “光電子制御プラズマによる気相化学反応制御の新展開”.

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学会のお知らせ(2024年7~10月) (9/22 update!!)

 2024年7~10月の学会参加予定です。

  • 第85回応用物理学会秋季学術講演会
    • 9月16日(月)~20日(金) @ 朱鷺メッセ他 (新潟県新潟市)
    • 9月18日(水) 15:00~15:15 18p-A37-6 (オーラル): 福⽥ 旺⼟(7E), 内藤 陽⼤(6E), 野⽥ 浩⽮(6E), 古賀 万尋(5E), 出村 翼(5E), ⻄⼭ 輝(5E), 篠原 正典, ⾼橋 和敏, 鷹林 将, “光電⼦制御タウンゼント放電プラズマによるグラフェンの構造制御と解析”. (※福岡大学、佐賀大学との共同研究)
    • 9月19日(木) 9:45~10:00 19a-B3-4 (オーラル): 野田 浩矢(6E), 古賀 万尋(5E), 内藤 陽大(6E), 山本 圭介, 篠原 正典, 鷹林 将, “窒素ナノドープダイヤモンドライクカーボン薄膜の合成と電気特性”. (※九州大学、福岡大学との共同研究)
    • 9月19日(木) 10:00~10:15 19a-B3-5 (オーラル): 古賀 万尋(5E), 野田 浩矢(6E), 内藤 陽大(6E), 山本 圭介, 篠原 正典, 鷹林 将, “酸素ナノドープダイヤモンドライクカーボン薄膜の合成と電気特性”. (※九州大学、福岡大学との共同研究)
    • 9月19日(木) 11:00~11:15 19a-B3-8 (オーラル): 出村 翼(5E), 福⽥ 旺⼟(7E), ⼩野 晋次郎, 恵利 眞⼈, 古閑 ⼀憲, 鷹林 将, “光電⼦制御プラズマで成膜したダイヤモンドライクカーボン膜の応⼒”. (※九州大学との共同研究)
    • 9月20日(金) 11:30~11:45 20a-A32-10 (オーラル): 内藤 陽⼤(6E), ⻄⼭ 輝(5E), 渡辺 貴之, 鷹林 将, “光電⼦制御プラズマの閉じ込めの初期電極構造依存性”. (※田辺工業(株)との共同研究)
  • 第15回半導体材料・デバイスフォーラム
    • 9月25日(水) @ 福岡国際会議場 (福岡県福岡市)
    • 16:55~17:40 P1-16 (ポスター): 内藤 陽⼤(6E), ⻄⼭ 輝(5E), 渡辺 貴之, 鷹林 将, “光電子制御放電によるプラズマ閉じ込め”. (※田辺工業(株)との共同研究)
    • 16:10~16:55 P2-13 (ポスター): 野田 浩矢(6E), 古賀 万尋(5E), 内藤 陽大(6E), 山本 圭介, 篠原 正典, 鷹林 将, “ナノドープダイヤモンドライクカーボン薄膜の合成と電気特性”. (※九州大学、福岡大学との共同研究)
    • 16:55~17:40 P3-16 (ポスター): 福⽥ 旺⼟(7E), 篠原 正典, ⾼橋 和敏, 鷹林 将, “光電子制御放電プラズマによるグラフェンの構造制御”. (※福岡大学、佐賀大学との共同研究)
  • GEC 2024 (The 77th Annual Gaseous Electronics Conference)
    • 9月30日(月)~10月4日(金) @ The Double Tree by Hilton San Diego, San Diego, California, USA
    • 10月1日(火) 16:00~18:00 HT4.00089 (Poster): Haruhiro Naito (6E), Hikaru Nishiyama (5E), Takayuki Watanabe, Susumu Takabayashi, “Plasma Confinement by Photoemission-assisted Discharge”. (※Collaborative work with Tanabe Engineering Corporation)
    • 10月2日(水) 16:00~18:00 HW6.00025 (Poster): Akito Fukuda (7E), Haruhiro Naito (6E), Hiroya Noda (6E), Mahiro Koga (5E), Tsubasa Demura (5E), Hikaru Nishiyama (5E), Masanori Shinohara, Kazutoshi Takahashi, Susumu Takabayashi, “Structure Control and Analysis of Graphene by Photoemission-assisted Townsend Discharge Plasma”. (※Collaborative work with Fukuoka Univ. and Saga Univ.)
    • 10月2日(水) 16:00~18:00 HW6.00026 (Poster): Hiroya Noda (6E), Mahiro Koga (5E), Haruhiro Naito (6E), Keisuke Yamamoto, Masanori Shinohara, Susumu Takabayashi, “Synthesis and Electrical Characteristics of Nano-doped Diamond-like Carbon Films”. (※Collaborative work with Kyushu Univ. and Fukuoka Univ.)
    • 10月3日(木) 8:00~8:15 GR1.00001 (Oral): Susumu Takabayashi, “Photoemission-assisted Discharge Plasma and Its Application for Carbon Electronics”.
  • ISSS-10 (The 10th International Symposium on Surface Science)
    • 10月20日(日)~24日(木) @ 北九州国際会議場 (福岡県北九州市)
    • 10月22日(火) 18:00~20:00 3P38 (Poster): Hiroya Noda (6E), Mahiro Koga (5E), Haruhiro Naito (6E), Keisuke Yamamoto, Masanori Shinohara, Susumu Takabayashi, “Synthesis and Electrical Characteristics of Nano-doped Diamond-like Carbon Films”. (※Collaborative work with Kyushu Univ. and Fukuoka Univ.)
    • 10月22日(火) 18:00~20:00 3P73 (Poster): Haruhiro Naito (6E), Hikaru Nishiyama (5E), Takayuki Watanabe, Susumu Takabayashi, “Plasma Confinement by Photoemission-assisted Discharge”. (※Collaborative work with Tanabe Engineering Corporation)
    • 10月22日(火) 18:00~20:00 3P77 (Poster): Akito Fukuda (7E), Haruhiro Naito (6E), Hiroya Noda (6E), Mahiro Koga (5E), Tsubasa Demura (5E), Hikaru Nishiyama (5E), Masanori Shinohara, Kazutoshi Takahashi, Susumu Takabayashi, “Structure Control and Analysis of Graphene by Photoemission-assisted Townsend Discharge Plasma”. (※Collaborative work with Fukuoka Univ. and Saga Univ.)

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∩(´∀`∩) 論文出しました(有明高専産第1号)!! (∩´∀`)∩

 AVS(旧名 アメリカ真空学会)の学術誌Journal of Vacuum Science & Technology Bに論文を出しました。純有明高専産第1号です。こちらに来て5年目、研究室を立ち上げてようやくです。

R. Tsukazaki et al., J. Vac. Sci. Technol. B 42, 034201 (2024).

です。

 タイトルは、「Plasma confinement by an optoelectronic system (光電子システムによるプラズマ閉じ込め)」です。光電子制御プラズマを使うと、プラズマを閉じ込めることができたというお話です。プラズマは電離した気体で、全体として電荷中性の状態のことです。プラズマは漠然と広がったもので、その位置制御は困難でした。非常に大きなスケールにはなりますが、核融合でもプラズマを如何にして閉じ込めるかが課題の一つです。今回、その閉じ込めを光電子制御プラズマで圧力制御をすることにより達成できました。この現象により、新たな気相化学反応場の構築が期待されます。

 おまけにEditor’s Picksの一つにも選ばれました。これはマンガ雑誌で言う巻頭カラーのことで、とても名誉なことです。初めてのことです。

 第一著者は、卒業生(創造工学科 エネルギーコース 第3期生)の塚嵜 琉太君です。彼の偶然の発見から全てが始まりました。電流‒圧力特性というPaschenの法則宜しく、基本的な実験スキル練習の中で見つけたものでした。これまで10年以上二桁の多くの人達がこの光電子制御プラズマに関わってきましたが、誰も気づきませんでした。正にセレンディピィティーであり、それは実験化学者として最も誇りに思うことです。

 塚嵜君の卒業後、第二著者である現6Eの内藤 陽大君が後を継いでまとめ上げてくれました。第三・第四著者の古賀 永君と福田 旺土君(現7E)は塚嵜君の同期として、装置立ち上げに尽力して頂きました。第五・第六著者の田辺工業株式会社 加藤 直樹様と渡辺 貴之様には議論と多大なるサポートをいただきました。

 また今回はPI (Principal Investigator、研究主催者)として、初の最終著者となりました。ここまで来られたことを全く不思議に思います。正に皆様のご支援の賜物です。

 有明高専公式HPにも報告しました。

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図書館だより(2/15 Update!!)

 図書館運営室室員やってます。というわけで、「図書館だより」に寄稿しました。

第17号(2024.2/15)・・・ブックハンティングについて寄稿しています。

第16号(2023.10/5)・・・貸出ランキングについて寄稿しています。

第14号(2022.10/11)・・・私のイチオシ(読書感想文)を寄稿しています。

よろしくです。

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論文出しました

 日本表面真空学会発行の同学会誌「表面と真空」2024年2月号に下記論文を出しました。同号は「プラズマが誘起する表面反応の制御による膜作製」という特集号で、企画された福岡大学 篠原 正典先生に招待いただきました。

鷹林 将, 高桑 雄二, “光励起プラズマによるダイヤモンドライクカーボンの精密成膜とその応用”, 表面と真空, 67, 59-64 (2024).

 東北大学 名誉教授 (多元物質科学研究所)の高桑 雄二先生との共著です。前々職である東北大学 電気通信研究所時代に多元物質科学研究所 高桑研究室と共同で行った仕事です。続く会社員時代においてもその成果を原著論文として出し続けました。今回はそれらのまとめ論文で、有明高専での活動を通じて最近至った考えも新たに織り交ぜています。

よろしくです。

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∩(´∀`∩) 第27回(2023年度)応用物理学会九州支部学術講演会発表奨励賞受賞!! (∩´∀`)∩

 先立つ11/25(土)・26(日)に九州大学 伊都キャンパスにて開催された「2023年度応用物理学会九州支部学術講演会」において、本研究室5Eの内藤 陽大君が、発表奨励賞をいただきましたっ!!

\(゚▽゚=))/…\((=゚▽゚)/

 対象発表は、

氏名: 内藤 陽大
講演番号・題目: 25Bp-7・光電子制御プラズマによるグラフェンの構造制御 (I) ~ ラマン分光解析 ~
共著者: 田中 修斗1、福田 旺土1、山口 尚登2、小川 修一3、高桑 雄二4、津田 泰孝5、吉越 章隆5、鷹林 将1
(有明高専1、ロスアラモス国研2、日大生産工3、東北大マイクロ研究開発セ4、日本原研5)

です。

エネルギーコース版です。

有明高専公式版です。

高専だよりです。

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論文出しました

 岡山理科大学大学院の福江 紘幸さんと同学フロンティア理工学研究所の中谷 達行先生との共同研究成果が論文になりました。

Hiroyuki Fukue et al., “Raman spectroscopy analysis of the chemical structure of diamond-like carbon films deposited via high-frequency inclusion high-power impulse magnetron sputtering”, Diamond and Related Materials, 142, 110768 (2024).

 ダイヤモンドライクカーボン(DLC)のラマン分光解析へケモメトリックス(Chemometrics、計量化学)的手法を取り入れたものです。私のマニアックな同解析法を広く一般化できるようにしていだきました。第三者(福江さん)がトライすることで、解析法の実証を試みていただきました。

よろしくです。

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特例適用専攻科の学修総まとめ科目担当教員になりました

 高専では、学校教育法第10章第119条に基づいて、本科5年の上に修業年限2年の専攻科を設置しています。大学評価・学位授与機構による審査を受けることにより、専攻科の学生さん達に大学と同じ学士号を授与することができます。

 さらに有明高専は「特例適用専攻科」に認定されていますので、所属教員は上記機構に個別に評価を得ることにより、特別研究すなわち専攻科での研究活動の指導教員になることができます。我が研究室も3期生を迎えて軌道に乗ってきまして、この度その「学修総まとめ科目担当教員」になりました(俗に「適」と呼ばれるようです)。研究課題名は、

「アモルファス炭素材料の電気電子材料応用に関する研究」

です。

 これには相応の研究業績が要るようです。しかしながら前職5年間は企業にいましたので、研究活動はできませんでした。当然ですね。他方で前々職東北大学時代に得たデータは山積しておりました。幸いにも、社長のご理解や周囲の先生方のサポートにより、継続して論文を出していくことができました。

 「適」教員になれたことは偏に、これら皆様のおかげです。この場を借りて厚く御礼申し上げる次第です。

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3E 工場見学

 アメリカから戻ってきたら、季節は秋になっていました。気候的にですね。暑さはまだ残ってはいますが、夏という感じではありません。内閣も交代し、月末は選挙となっていました。アメリカにももちろんTVニュースはありますが、日本が報道の中心ではありません。浦島太郎の感覚でした。

 そんな10/11(金)、3E副担任として、3Eクラスの工場見学に同行しました。例年3年生は日帰りで企業の工場を見学しています。コロナにより前回の3E副担任(2021)のときはなかったのですが、今回は再開されました。

 午前中は久留米の大電株式会社様を訪れました。各種電線を製造している企業です。個人的には、こちらの(公財)吉田学術教育振興会様には大変お世話になりました。着任して初めての研究助成を受けて、研究を立ち上げることができました。なお、企業内見学ですので写真はNGということで。

 昼はゆめタウン久留米で食事休憩となりました。学生さん達はあっという間に散らばっていきました。私が行くところはもちろん、バーガーキングですね。大牟田サンフランシスコシンガポールと、各地のバーガーキングを訪れています。物価調査です。

お約束です。まじめな経済フィールドワークですよ。
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National Border

 さらにGEC2024でのお話です。空いた時間にトロリーに乗って、メキシコとの国境(National Border)に行ってきました。トロリーの南の終点San Ysidro駅が国境地帯手前になっています。島国日本では経験できないことですね。

 トロリーはPetco Parkのあるダウンタウン地域を過ぎると、郊外になります。風景も一変して、ちょっと大丈夫かなぁ((((;゚Д゚))))という感じになってきます。

 しばらく乗り続けて、終点San Ysidroに着きました。降りて少し真っ直ぐ歩いて行くと、メキシコとの国境でした。出稼ぎやちょっとした観光などで国境の行き来は多いようです。通貨両替ができるお店がある一方で、両国の通貨が使えるお店もありました。

San Ysidro駅に着きました。すぐ先がメキシコとの国境です。
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For the Faithful

 時を遡って、GEC2024@サンディエゴのお話の続きです。10/3(木)の会議を終えた夕方に、同行した先生方と一緒にメジャーリーグを見に行きました。ちょっとお高かったので、学生さん達はお留守番ということで。サンディエゴと言えば、パドレスですね。ダルビッシュや松井 裕樹が所属しているチームですね(※本日の試合では出場はありませんでした)。

 今シーズン、パドレスはナショナルリーグ西地区ドジャースに次いで2位で通過し、ポストシーズンのワイルドカードシリーズ出場権を得ました。そしてアトランタ・ブレーブスとの試合を重ねて、この日を勝てばディビジョンシリーズに進んでドジャースと対戦できることになります。

 実はパドレスはワールドシリーズを一度も制覇したことがなく、「For the Faithful」を合い言葉に、今年こそはと盛り上がっていました。パドレ(Padre)という言葉はスペイン語で神父という意味ですので、そのファンを信者(faithful)としているわけです。

 会場であり本拠地であるPetco Parkは、トロリーで行くことができます。Gaslamp Quarter駅もしくは12th & Imperial駅で降りて少し歩くと着きます。交通は至便です。車社会のアメリカでは異色ですね。

本拠地Petco Parkです。
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リベラルと保守

 企業で5年間抜けていたとはいっても、人生の大半を学問の世界に身を置いています。幸い、何とか餓えることなく生きてきています。ファミリーも、これでもかとお腹いっぱいの日々です。

 この世界に身を置きながら、日本中を駆け巡ってきました。それで感じたことは、「東ほど保守的で西ほどリベラル」ということです。あくまで私自身の感覚ではありますが。

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Bargain for Communication

 10月になりました。月初めの各社内定式が終わり、また新たな就職活動戦線が始まりました。そして、コミュニケーション能力の大安売りもまた始まりました。Bargain for Communicationです。

 以前にも書きましたが、その勘違いには聞き飽きます。コミュニケーション能力至上主義を、勉強しないことへの免罪符と勘違いする輩も出てくる始末です。OBや先輩からこのような類のことを言われて、真に受けます。真に受けるというよりは、それを免罪符として使ってサボろうする潜在意識の発現です。そのOBや先輩って、本当に自身が人生の理想や目標とすべき人材なのかな?と思います。

 そんな中の毎度の後期、内定式を済ませてあとは卒業を控えるだけの5E学生達に対して、信頼性工学の授業を行っています。コミュニケーション能力の真の意味について説きました。それは、「めんどくさい人を何とかする能力」ということです。

授業スライドの一コマです。
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研究活動と高専

 高専(National Institute of Technology)は高等教育機関の一つですから、大学と同じように卒業研究が科目として存在しています。言い方を変えますと、高等教育機関であることは研究活動によって担保されています。

 つまり高専は、研究機関としては大学/大学院や国研と同等なのですが、そこはやはり規模の問題がありまして、建物一棟に及ぶような大型実験装置はありません。一校全体で1,000人程度の学生数です。国立大学は一「学年」で3,000人を越す規模ですからね。私立大学だと10,000人規模にもなります。でも予算手当てとしては規模の割には大きくて、大学の先生方からは羨ましがられていることもまた事実です。実感ないけど・・・。

 現在の研究室専攻科生達は、賞を取りまくってくれています。ちょっと取りすぎかなあと思い、この状況は後輩達へ続いてはいかないだろうなと、嬉しいようでちょっぴり不安な心持ちです。

 この状況の見方を変えてみれば、マネージメントさえしっかりすれば、高専は十分な研究機関として機能することの証左でもあります。しかし残念ながら、現実はそうではないです。

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GEC2024@San Diego, CA, USA

 夏休みの締めくくりとして、GEC2024 (The 77th Annual Gaseous Electronics Conference, 第77回気体電子工学年次会議)という国際会議に行ってきました。要はプラズマの会議ですね。APS (American Physical Society, アメリカ物理学会)主催の第一線の国際会議です。9/30(月)-10/5(土) (※含機中泊)の日程で、開催地米国カリフォルニア州サンディエゴ市に行ってきました。そう、5月に別の会議で行ってきて以来の再上陸です。4ヶ月後にまた来るとは思いも寄りませんでした。前回は一人旅でしたが、今回は専攻科生3名と共に旅しました。

 4人も費用どうすんの!? ということがまず思い浮かぶと思います。ご心配なく。高専機構は現在国際化に力を入れていまして、学生さん達の短期留学や国際会議出席に積極的に援助をしています。私はその校務を担当していまして、先鞭をつける形で支援を受けて学生達を登壇させています。昨年一昨年と毎年実施してきました。

 日本からサンディエゴへは、成田から直行便があります。5月は羽田からサンフランシスコ経由で行きました。しかしいずれも高額なので、4人旅の今回は、福岡空港からハワイ経由の乗り継ぎで向かいました。こちらの方が大夫安くなりました。支援があるといっても、100%ではないですからね。飛行機は、航空会社や旅程の組み合わせにより大きく価格が異なります。

福岡からハワイ・ホノルル経由で行きました。

 これを読んでいる高専生の皆さん、高専を目指す皆さん、保護者の方々は、チャンスだと思います。大学だと規模が大きくて中々難しいのですが、小規模な高専でしたら海外への機会を掴むことは比較的容易です。

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高桑雄二先生受賞&古稀祝賀会

 9/28(土)は、東北大学 高桑 雄二先生の日本表面真空学会令和6年度学会賞受賞と古稀の祝賀会に参加してきました。場所は仙台ではなくて、集まりやすい東京で、しかも浅草の屋形船となりました。

全国各地から浅草へ集まりました。
高桑先生と記念写真。

 ただいま光電子制御プラズマを用いて研究展開をしておりますが、その光電子制御プラズマを生みの親が高桑先生です。まあ要するに、私はその掌の上で遊んでいるということになります。

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