歳を取って、忘れて思い出せないことが間々出てくるようになりました。「あれ何だっけ~?」と。忘れるということは、宜しくないものと思ってきました。
若い頃は、嫌な思いを散々経験してきました。嫌な人間に散々会ってきました。忘れられないので、激しく憤ったものです。そこを乗り越えるしか道は無いと思っていました。乗り越えようしてと、角が立ったり傷ついたりしたものです。
そんなことは今や遠い過去となり、今の人生には何の関係もなくなりました。今後関わることもないでしょう。思えば遠くに来たものです。忘れて差し支えない。
そう、忘れられるということは、決して悪いことではないということが分かるようになりました。
忘れたくない大事なことは、日々確認すれば良いのです。ボケ防止のためにね。
そんな今日この頃、たまたまこんな動画に遭遇しました。へー、そうなんだー。まあ、心当たりはあるかなと。
例えば、走査型電子顕微鏡(SEM)の思い出です。大学院修士学生の時代、アナログのブラウン管に映し出される顕微鏡画像の保存には、ポラロイドフィルムでした。フィルム一枚に相応のコストを要しますから、画像を選んだものです。それが博士課程になると、光磁気(MO)ディスク記録で取り放題となり、ビックリしたものです。
この旧年度末に、最新のSEMを見せていただく機会がありました。化学の世界から離れていったこともあり、縁が遠のいちゃって。今やPC中に瞬時に記録されますね。SEMの基本構造は変わっていませんが、何もかも便利なデジタル制御になっています。でも、ここから一体何を感じ、何を学び得るのだろうかという一抹の不安がよぎりました。
Continue readingViews: 0








