ちょっと時間を遡りますが、卒業式直前の3/10(月)~13(木)の間、フィリピン共和国へ行ってきました。フィリピン政府観光省主催による公的な現地語学研修施設の視察です。西日本の各高専や九州の高校で国際交流を担当している先生方と一緒に行きました。石川、徳山、宇部、新居浜、神山まるごと、北九州、熊本、佐世保、そして有明の高専の他に、福岡県の東福岡高校と熊本県の慶誠高校からという大集団でした。
フィリピンの国語はタガログ語(※正しくはフィリピン語ですがほぼ同じらしい)ですが、英語も公用語として広く用いられています。特に韓国から最も近い英語公用語の国とあって、同国が国策レベルでフィリピンに英語学校の建設を進めてきました。一方で日本の国立高専も国際化に力を入れていまして、学生達に海外留学を薦めています。我が有明高専もGlobal Education Center (GEC)を組織して国際展開を行っています。今回新たにフィリピンへの道を開拓することになり、室員の一人である私と事務方1名の計2名が代表として派遣されることになったわけです。
まずは全員福岡空港に集合して、ブリーフィングを行いました。ただし、ちょうどお息子さんの風邪攻撃の第2波をくらっている最中だったので、事前に処方された薬を飲みまくって臨みました。
福岡から無事首都マニラのニノイ・アキノ国際空港に着きました。日本からはほぼ真南に向かうので、時差は-1時間(GMT +8)です。時差ぼけの心配もありませんでした。着いたら国際線ターミナル(第1)から国内線ターミナル(第2)へバス移動しました。気候は日本でいう梅雨前の初夏という感じで、さほど気になりませんでした。しかし耳が中耳炎だったようで、飛行機降下時に気圧差で耳が詰まって難儀しました。着陸して耳抜きをすると、バリバリバリー!!とすごい音がして、もう(ノД`)。
最初の目的地セブ島へは、続いて乗り継いでいきました。セブ島といえば有名なリゾート地ですが、決して遊びに行ったわけではありませんよ。
セブ島へは日付が変わる頃に着きました。玄関口であるマクタン・セブ国際空港は厳密に言いますと、セブ島に隣接した小さなマクタン島にあります。いわゆるリゾートとしてのセブ島は、主としてマクタン島のことを指すようです。
空港からは迎えの車でホテルへと向かいました。フィリピンは鉄道が発達していないので、移動は専ら車です。深夜帯といえども渋滞していました。
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