3/11(火)の2日目は、Joyful Education Centerという英語専門学校を見学しました。といっても、宿泊したT-shineというホテルと一体化しています。日本人の多くがフィリピンに対して治安の懸念を持っていると思いますが、ここはホテルと一体化することで安全面を確保しています。
ちょうど他高専の学生達が留学に来ていました。どの講師もしっかりトレーニングされていて、訛りない英語で非常に綺麗な発音でした。個人的に日本の英語教育で問題だと思うのは、アメリカ人英語を基準としているところかなと思っています。そもそもアメリカ人英語自体が訛っていて、日本人からしたら音声的に聞き取りにくいです。一方こちらフィリピンはかつてアメリカの統治下であったこともありましてアメリカ英語ではありますが、発音はヨーロッパ様でとても聞き取りやすかったです。
ホテルで昼食をとり、続いてセブ島市街のサンホセ大学(University of San Jose-Recoletos, USJR)を訪問しました。サンホセ大学は私立の名門大学で、日本の有名私立校と同様に小学校から大学まで揃っています。厳格なローマ・カトリックの学校で、校則が厳しいとのことでした。着崩しなしの制服着用はさることながら、髪型の指定も看板に告知がありました。その分、世間の評価は高くかつ同窓生の繋がりも強いようで、その学歴は国内でのステータスの一つとのことでした。現在の日本の学校は学ぶ必要があるかもしれませんね。学問の自由は重要ではありますが、生活全般何でも自由が良いわけではありませんから。
ちょうど日本から東京の高校生が長期留学に来ていたので、留学生活をお話いただきました。
続いてセブ島の中心街を観光しました。
中心街にあるサントニーニョ教会は、スペイン統治下の1565年にできたフィリピンで最古の教会です。フィリピンの宗教はローマ・カトリックで、国民は敬虔な信者です。当日は平日にも関わらず教会内は多くの信者にミサが行われていました。ミサは無料で誰でも入れますし、言語を変えて一日中入れ替えで行われていました。
観光の流れで次はセブ島中心にあるもう一つの語学学校であるSMEAGを見学しました。SMEAGは老舗の語学学校で、最初のJOYFULの方々も元々ここのマネージャーをされていたそうです。SMEAGの特徴は、韓国流のスパルタ教育だそうです。
Joyfulはホテルと学校が別建物ですが、SMEAGは全て一体化していました。1階が食堂、2階が講義室、上階は宿舎です。複数名の部屋で階で男女が別れています。高専の寮がまとめて一つの建物となったと表現すれば分かりやすいですかね。さらに建物内にはTOEICなどの英語力認定試験の公式会場も備えており、毎週模擬試験もありです。そのため、ひたすら英語教育詰めの日々を送ることができます。こちらでも日本人学生が多く過ごしていました。

最後に、SMEAGの海沿いにあるもう一つのキャンパス(ENCANTOキャンパス)を見学しました。こちらのキャンパスはリゾート色が強いのが特徴でした。
最後に同キャンパスで揃って懇親会となりました。食べきれない量でした。
1日で4つの施設を巡りました。どの施設もしっかりとした運営で、いずれもお勧めと思います。
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