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ISIE2022

 12/20(火)と21(水)の2日間、ISIE2022 (International Symposium on Innovative Engineering 2022)という国際シンポジウムに参加しました。有明高専からは学生3名が発表し、内2名は当研究室の5E学生でした。これは、九州・沖縄地区(第5ブロック)の9つの高専(北九州・久留米・佐世保・熊本・大分・鹿児島・都城・沖縄・有明)とマレーシアのペトロナス工科大学(Universiti Teknologi PETRONAS, UTP)との間で毎年共同開催されている学生向け国際シンポジウムです。

 本年は北九州高専が主管でしたが、コロナ下のためオンラインで開催しました。学内会議室に配信セットを用意しました。いわゆる女優ライトも用意し、万全の体制で臨みました。

まずは福田君です。丸い女優ライトが光っていますね。写っていないところに鷹林他、担当教職員が控えていました。もっとも撮影者自身が鷹林ですけどね。
続いて、古賀君です。

 まだ5年生には英語での発表は重荷かもしれません。しかし色々チャレンジしていくことで、世の中の広さを知り、自分自身への課題を把握してもらい、今後の飛躍の糧にしてもらえればと思います。経験に損はありません。「若い時の苦労は買ってでもせよ」というやつですね。

第49回炭素材料学会年会 at 姫路 (1/2)

 12/7(水)はクラスマッチでした。日中のその行事を終えて、夕方から翌日8(木)の炭素材料学会での発表のために、新幹線で姫路へ向かいました。よく働きます。

夜の姫路駅に着きました。

 姫路駅と言えば、名物えきそばですね。ホームでご相伴にあずかりました。昔から食べています。

えきそばです。天ぷら入り大盛りです。
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ドライポンプ勉強しました

 12/7(水)はクラスマッチでした。担任として、学生達が楽しみ頑張っている姿を写真に収めつつ、一方でドライポンプ(Dry Pump, DP)に関するオンライン講演会を聴講していました。

 私が無知だったのか、最近のDPの進化は著しく、その性能はロータリーポンプ(Rotary Pump, RP)と遜色ありません。RPはオイルの逆流が懸念材料なものの、歴史が古く、安価で安定な性能です。ですから、これまでDPをさほど注視してきませんでした。パワーがあるものはうるさいし、まあ、真空デシケーター用かなと。

 しかし過日のIVC-22での企業展示とその説明を受けて、最近のDPの高性能さと静音に衝撃を受け、勉強し直すことを決心した次第です。スミマセン。

 ただし、価格はRPの3倍ですね。う~ん、お金があればナー・・・。

第32回MRS年次大会 at 横浜 (2/2)

 さて翌日12/6(火)は発表の日です。朝イチで会場へと出かけました。会場までは横浜の歴史的建造物が目白押しです。さすが近代最初の港町ですね。雰囲気は小樽や神戸とよく似ていました。良いですねー。

神奈川県庁です。
象の花パークから近代赤レンガ倉庫(右)と現代高層ビル群(左)を望みます。

 会場は第二会場の波止場会館でした。

波止場会館玄関です。
発表前です。
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第32回MRS年次大会 at 横浜 (1/2)

 早いもので師走となりました。9~12月は学会シーズンです。その締めくくりとして、今週は学会を2件ハシゴしました。最初は日本MRSです。MRSという国際的な組織の日本支部の大会です。本場アメリカの大会には昔出たことがありますが、日本のは初めてでした。いや、8月のはその一つでしたね。今回の会場は、横浜の産業貿易センタービルでした。

横浜スタジアム(ハマスタ)です。しかし今回はこちらで用務ではありません。シーズンオフですからね。
会場に着きました。
案内掲示板です。
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応用物理学会 九州支部学術講演会 at 大分 (3/3)

 あっという間に2日間の予定を終えて、帰路につきました。帰路は来た道を遡るだけです。大分駅では時間があったので、食事とお土産とぶらつきました。駅にいると、名物ぶんぶん号が走っていました。

大分駅名物ぶんぶん号です。

 ホームに出ると、ななつ星in九州の機関車がいました。残念ながら、これに乗るわけではありませんのです・・・。

ななつ星in九州の機関車正面です。
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応用物理学会 九州支部学術講演会 at 大分 (2/3)

 さて11/26(土)、いよいよ始まりました。今回私は引率のみで登壇はナシです。登壇は、5Eの塚嵜君にお願いしました。

着きました。しかし早く来すぎて、受付は準備中でした。
発表開始前の5E 塚嵜君です。緊張の面持ちです。

 発表は無事終わりました。並み居る先生方や大学院生の前で堂々発表しました。高専生は誰よりも若いのでしんどかったと思いますが、今後の大成への大きなステップとなることでしょう。

 私はその後、座長の業務をこなしました。しかし見るだけというのは、退屈なものです。

応用物理学会 九州支部学術講演会 at 大分 (1/3)

 11/25(金)、日中の校務を終えて、翌日からの応用物理学会 応用物理学会九州支部学術講演会@大分大学に参加のため、大分へ向かいました。大分へは、久留米へ出てそこから特急ゆふ号に乗り換えて向かいました。広島県育ちで生まれたときには既に新幹線がありましたので、親戚宅などへの長距離旅行には新幹線ばかりでした。なので、在来線特急に乗れることに今でもとてもトキメキを感じます。

久留米駅にて。特急ゆふ号が入線してきました。

 夕食は車内でとりました。ここは、大牟田名物タル弁です。

やっぱりお弁当と言えば、タル弁ですね。タルの量は普通にしました。
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都度都度、しあわせ

 これまでの人生を振り返ってみると、都度都度イジワルをされてきました。こちらは何もしていないのに、何故かされる。

 こちらは普通に話しているのに、いきなり発狂して怒鳴り散らすという人にも複数出会いました。目が点になるとは、正にこのことでした。後でどこをどう振り返っても、発狂される理由が分かりません。そんな経験をしたので、持論を振りかざすのではなく、まずは相手の話をよく聞くように努めています。人それぞれに考えがあり、そこから新たに学び得ることもあります。

 学歴のやっかみというのも割とありました。私はそこそこ学歴が良い方のようです。「~ようです」というのは、周囲に同じような人達がたくさんいる環境で育ってきましたので、特に何も感じていませんでした。私にとって学歴とは、人生を豊かにするための手段の一つであり、若い頃の通過点の一つでしかありません。敢えて誇りを持つならば、博士号を持っていることであり、それ以外は「○△の生まれと育ちです」的なふるさと紹介のレベルでしかありません。現在そして未来において成果を出せるか、世の中に価値を提供できるか否かが大事なのです。

 しかし、一般世間ではそうではありませんでした。出身大学/高専を命の次に大切にしている人も世の中にいるのだということを学びました。私にとってはどうでもいいことであっても、そうでない人もいるようです。

 そんなイジワルをされて人生とても困ったことは、一度や二度ではありません。けれども、その都度誰かが助けてくれました。おかげさまで、履歴書は表面的に問題なく彩られています。

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講演してきました

 11/16(水)、「表面技術協会 高機能トライボ表面プロセス部会」と「日本トライボロジー学会 機能性コーティングの最適設計技術研究会」が共催する表面技術協会 高機能トライボ表面プロセス部会 第19回例会という講演会でお話するために、名古屋大学へ行ってきました。

 来週から後期中間試験のため宿泊する時間的余裕がなく、4時起き朝イチでに日帰りしてきました。毎朝5時30分の目覚ましを早めにしました。といっても歳のせいか、いつも大体これくらいに目が覚めるんですけどね。

 新大牟田駅から新幹線つばめ号に乗り、博多でのぞみ号に乗り換えて名古屋へGoでした。博多でのこのパターンの乗り換えは、スムーズになるように設定されています。

早朝の新大牟田駅です。
名古屋に着きました。

 名古屋駅からは地下鉄に乗り換えて、名古屋大学に着きました。名古屋大学へ来たのは十数年ぶりかと思います。名古屋大学では学部時代の恩師にご挨拶して、会場へと向かいました。

会場で出番を待ちます。
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