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高知への旅 ~ 応用物理学会 プラズマエレクトロニクス分科会 第41回プラズマ新領域研究会 ~

 10/20(金)、高知県高知市にある高知工科大学 永国寺キャンパスで開催された「応用物理学会 プラズマエレクトロニクス分科会 第41回プラズマ新領域研究会」に行ってきました。幹事の八田 章光先生から、依頼講演という形で招待されました。「私で良いのかな」と思いつつ・・・。

 会は午後からでしたので、朝イチで出発しました。朝イチの西鉄大牟田駅はもう慣れたものです。もはや10年前からは信じられないくらい、超早起きの生活リズムになっています。

早朝の西鉄大牟田駅です。お馴染みの光景になりました。

 高知へは福岡空港から飛行機で行くことにしました。鉄道でのんびり行きたいところですが、なかなか時間のない生活でして。

 福岡-高知間はJALのみとなっています。そう、JALです。ずーーーーっとANAで過ごしてきた私には、JALに乗るのがホントに久しぶりでした。もう、最後に乗ったのはいつだっただろうと、記憶なしです。というわけで、購入手続きから学び直しました。

福岡空港の出発ゲートです。JALってホントに久しぶりです。
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戸惑う認識

 私の履歴書を見て、他人はどう思うのだろうかと考えます。アカデミックの人間ですので、学歴/経歴以外に研究業績も対象となります。

 人それぞれの視点があるでしょう。しかし個人的には、陽の当たらない無名研究者だとずっと思ってきました。誰も私に注目しないだろうと。

 無名研究者だと思っていたので、学会では気楽にやってきました。気楽っていうのは手を抜くことではなくて、背負うものがないので、きちんとできるだけの仕事しつつも自由な気分でいました。誰も私を意識しないし、話も聴かないだろうと。

 さらには5年間の会社員生活で、アカデミック界とは断絶していました。もはや、「アナタ誰?」的な。8710ですね。

 縁あって高専准教授になれました。生存アピールのつもりで、ちょこちょこ学会へ出かけては話してきました。陽は当たらなくても、ほんの小さな花は咲かすことはできるかなと。

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豊橋への旅(2/2) ~ (公財)大澤科学技術振興財団 2023年度研究助成贈呈式 ~

 午後はメインの目的である公益財団法人 大澤科学技術振興財団の2023年度研究助成贈呈式に行きました。同財団より研究助成を頂くことになりました。学生さん達に充実した研究室ライフを過ごしていただこうと思うと、資金調達に必死です。

 まずは現地へ移動です。飯田線を使います。ホームは1&2番ですが、並んで名鉄線ホームが3番線あります。豊橋駅名物であるJRと名鉄の呉越同舟です。

呉越同舟です。
2番線に入ってくる電車に乗ります。名鉄はたくさんの乗降客です。
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豊橋への旅(1/2) ~ 豊橋技術科学大学 ~

 10/16(月)は早朝から、愛知県豊橋市へ出張しました。新大牟田駅から九州新幹線つばめ号に乗り、博多でのぞみ号に乗り換えしました。飛行機よりは新幹線の方が便利ですね。

毎度の博多駅です。

 名古屋駅でこだま号に乗り換えて、豊橋駅に着きました。さらにそこから路線バスに乗り、最初の目的地である豊橋技術科学大学(豊橋技科大)に到着しました。地図で見ると平野の感でしたが、道程は意外とアップダウンがありました。

 豊橋技科大は国立大学法人の一つですが、高専卒生に特化した技術科学大学の一つです。大半の学生が高専からの3年次編入です。高専教員としては、一度は見ておかないとですね。なおもう一つは、日本海側の長岡にあります(長岡技科大)。

技科大正門です。
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専攻科ってどうよ

 今年度は、研究室学生さん達が頑張ってくれて、色々表彰されています(これこれ)。ただし、それもこれも、昨年度の学生さん達環境整備に奮闘して研究室の基礎を整えてくれたおかげと思っています。光の当たる人には、必ずそれを支えてくれる影があるものです。そうです。

 ところで、最近ある大学/大学院の先生に言われたことのメガヒットの一つに、

「専攻科出身の大学院生は使えない」

というのがありました。残念ながら、理解できます・・・。

 学生さん達には、「専攻科では研究を重視してね」と口酸っぱく言っています。↑のコメントを頂くのが目に見えているからです。やっぱり、そうですよね。専攻科は、本科での強制力から解き放たれる上に同じ環境が続くのでね。気持ちを新たにしないと。

 世の中で評価されるのは、何を世の中に提供するかというOUTPUT(提案力、企画力、研究力など)であって、詰め込んだINPUT(テストの点数)では決してありません。高専生って、そこを大きく、おーきく、勘違いするんですよね。数値評価があるもの(= 答えが分かっているもの)を最優先するという。残念ながら。詰め込み教育の弊害とも言えますので、教員側も反省するところはありますけど、難しい問題ではあります。

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学会のお知らせ(2023年10~12月) (11/1 update!!)

 2023年10~12月の学会参加予定です。

  • 2023年日本表面真空学会学術講演会
    • 10月31日(火)~11月2日(木) @ 名古屋国際会議場 (愛知県名古屋市)
    • 10月31日(火) 14:15~14:30 1Ip02 (oral): S. Takabayashi et al., “Chemical structure of graphene treated by photoemission-assisted Townsend discharge plasma”.
  • 2023年度応用物理学会九州支部学術講演会
    • 11月25日(土)~26日(日) @ 九州大学 伊都キャンパス (福岡県福岡市)
    • 11月25日(土) 15:40~15:54 25Ap-1 (オーラル): 野田 浩矢(5E), 古賀 永, 内藤 陽大(5E), 山本 圭介, 鷹林 将, “光電子制御タウンゼント放電による窒素ナノドープダイヤモンドライクカーボンの合成とその特性”.
    • 11月25日(土) 16:36~16:50 25Bp-4 (オーラル): 内藤 陽大(5E), 福田 旺土(6E), 鷹林 将, “光電子制御プラズマの集光現象とその制御”.
    • 11月25日(土) 17:04~17:18 25Bp-7 (オーラル): 内藤 陽大(5E), 田中 修斗(5E), 福田 旺土(6E) 他, “光電子制御プラズマによるグラフェンの構造制御(I) ~ ラマン分光解析 ~”.
    • 11月25日(土) 17:18~17:32 25Bp-8 (オーラル): 田中 修斗(5E), 福田 旺土(6E), 内藤 陽大(5E) 他, “光電子制御プラズマによるグラフェンの構造制御(II) ~ 光電子分光解析 ~”.
  • 第50回炭素材料学会年会
    • 11月29日(水)~12月1日(金) @ 東京エレクトロンホール宮城 (宮城県仙台市)
    • 11月30日(木) 10:00~10:20 2C04 (オーラル): 鷹林 将, 福田 旺土(6E), 田中 修斗(5E), 内藤 陽大(5E) 他, “光電子制御プラズマによるグラフェンの化学構造制御”.

都度updateしていきます。

よろしくです。

OUTPUTの厳しさ

 10月になり、卒業研究が佳境を迎えてきました。今までのある意味詰め込み型授業と違うことに戸惑いを覚える学生達がいたりします。

 「中級技術者育成」という当初の高専理念を達成するには、厳しい詰め込み型カリキュラムは当を得ています。しかしながら、大学進学を希望する学生達の増加、進学率の増加、さらには科学技術の著しい高度化に対応するためには、そのシステムを再考する時期に来ているのかなと思います。

 中級と高級の違い、それは「OUTPUTの厳しさ」の有無です。中級ならば、指示されたことすなわちINPUTを懸命にこなせば達成されます。分かりやすいので、褒められます。ゴールは決まっていますので、点数評価のシステム構築は容易です。こういうの、お役人様は大好き中の大好きなので、山盛りにシステムの仕事が降ってきます。

 一方で高級に求められるものは、OUTPUTです。世の中に対して何を披露できたかです。ゴールを一律に決められないので、点数評価できるものではありません。褒められることもあれば、そうでないこともあります。評価は人それぞれです。

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第二種電気工事士受験中!!

 国家資格である第二種電気工事士を取ることにしました。学歴不問の資格ですので、化学系出身の私でも取れます。

 我が有明高専のエネルギーコースでは、本資格技能試験の講習会を開催しています。毎年上期と下期の2回の受験機会両方とも実施しています。学歴不問ですので、早い学生では2年生で取得します。平均的にはコース配属後の3Eが多いようです。工業高校からの4年次編入生諸君は、第一種まで取って編入してきますね。

 今までは端で見ている立場でしたが、担任ということもあり、学生達の輪に交じって勉強するのも良いかと思いました。また、手作り放電プラズマという研究テーマ的に考えると、取得しておいて損はないかなと思いました。これまで技術職員さん達に頼りっぱなしだったのを、自分でも考えていかないとですね。

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わらしべ長者

 最近、何かと仕事周りが調子良いです。怖いくらいに。

 装置や実験環境は充実していくし、学生さん達は頑張ってくれるし、学会では評価されるしと。欲を言ったらキリがありませんが、悪くない今現在です。

 こういうときって、大きな落とし穴に落っこちそうで怖いので、気をなるべく引き締めています。好事魔多しですしね。

 そのベースは何かと考えると、ふと見回して、周りに何かと良くしてもらってきたおかげかなと思います。困っていると、どこからか誰かが手を差し伸べてくれて、何かしら身の回りが充実していきます。物だったり、人だったり。正にわらしべ長者です。

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2023秋の応物の旅 (1/3)

 2023年秋の応物は9/19(火)~23(土)の間、熊本城ホール他で行われました。熊本大学ではなくて、熊本市中心部で開催されました。我々有明高専からは電車で通えますので、泊まりではなく日々通うことにしました。

 熊本市は、駅が中心街から離れています。熊本駅が最大の駅ですが、一つ手前の上熊本駅も中心街からほぼ等距離にあります。どちらからも路面電車で行けますので、一駅近くて比較的空いている上熊本駅に降りました。プライベートで何度も来ていますし、慣れたものです。

上熊本駅です。
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