午前中に無事到着したので、少し先に街を観光しました。まずはお城、石田(福江)城です。幕末の異国船に備えて完成された城なので、比較的歴史は浅いです。当時は海に面していたそうです。今は周囲が埋め立てられて中心街となっていますが、堀の水は海水のままだそうです。
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午前中に無事到着したので、少し先に街を観光しました。まずはお城、石田(福江)城です。幕末の異国船に備えて完成された城なので、比較的歴史は浅いです。当時は海に面していたそうです。今は周囲が埋め立てられて中心街となっていますが、堀の水は海水のままだそうです。
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11/2(土)-4(月)の間、第40回九州・山口プラズマ研究会に行ってきました。高専はちょうど学祭(ありタムフェスタ)中でした。九州にやってきて、3年前の第37回に初めて参加しました。一昨年と昨年は担任をしていて学祭の方を優先したので、参加できませんでした。今年は副担任ということで、参加しました。
会場は、長崎県五島列島の福江島にある五島コンカナ王国でした。11/2初日は午後からの開催でしたので、始発の西鉄電車で大牟田から発ちました。生憎台風の影響で大雨でした。
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この夏休み8月に実施された第1種放射線取扱主任者試験に合格しましたっ!! 続く法定の資格講習をこなせば、第1種放射線取扱主任者になることができます。この資格は、放射性物質の取り扱いに関する最難関で最上位の資格です。
SPring-8やSAGA-LSなどの放射光実験施設に入るには、放射線業務従事者という資格が必要です。これは毎年法定講習を受けることで取れます。しかしながら毎年毎年めんどくさいので、第1種取れば受けなくても良いことを知り、受けたみたわけです。
・・・が、勉強不足とはいえ、絶対に落ちたと思っていました。
試験からしばらく経った昨日、家に帰ると、簡易書留が来ていました。何これ? 合格証在中?
受かっているではないですか!!
エネルギーコース版です。
というわけで、まあ、頑張っていきます。
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10/27(日)は、プラズマ橋掛け研究会に参加しました。この研究会は、プラズマ関係の研究者間の親睦と今後の新展開などを議論するためにできた小さな会合です。岡山理科大学の中谷 達行先生の音頭で始まり、第15回まで積み重ねてきました。
私は会社員時代の2018年3月の第7回(岡山理科大学開催)から受け入れて頂いて、そこからレギュラー参加してきました。数ヶ月おきに行って来ましたが、2019年11月の第14回(高知工科大学(八田 章光先生)開催)を最後に、ここ5年間はコロナのため開催ができていませんでした。
今回は私が幹事でした。当初有明高専での開催を計画し、その後の意見交換会を大牟田市内で考えていました。しかしながらその後の話の流れで、「どうせなら、意見交換会は近くの玉名温泉でしよう」→「移動がしんどいので、最初から玉名温泉でしよう」という変更となりました。
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9月から応物、半デバ、GEC2024と続いた怒濤の学会ツアーも最後になりました。ISSS-10 (The 10th International Symposium on Surface Science)です。日本表面真空学会主催の国際会議で、3年毎に行われています。会場は、JR小倉駅の北口にある北九州国際会議場でした。同じ福岡県内であるのと、世話役の下っ端を務めていることもあって、参加しました。
同じく専攻科生3名のポスターとしました。ちょうど5年生の卒業研究中間発表会と重なったため、合間を縫って有明と北九州を新幹線で行ったり来たりの日々でした。というわけで、私自身の発表をスケジュールすることは不可能でした。日本表面真空学会の時期は校務と相性が悪いです。
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先立つ9/25(水)に福岡国際会議場にて開催された「第15回半導体材料・デバイスフォーラム」において、本研究室7Eの福田 旺土君が、ポスター発表優秀賞をいただきましたっ!!
\(゚▽゚=))/…\((=゚▽゚)/
対象発表は、
氏名: 福田 旺土
講演番号・題目: P3-16・光電子制御放電プラズマによるグラフェンの構造制御
共著者: 篠原 正典2, ⾼橋 和敏3, 鷹林 将1
(有明高専1、福岡大学 工学部2、佐賀大学 シンクロトロン光応用研究センター3)
です。
エネルギーコース版です。
福田君は、研究室在室中3回目の受賞となります(1回目と2回目)。研究室最上級生として、後輩達の良いお手本です。
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企業で5年間抜けていたとはいっても、人生の大半を学問の世界に身を置いています。幸い、何とか餓えることなく生きてきています。ファミリーも、これでもかとお腹いっぱいの日々です。
この世界に身を置きながら、日本中を駆け巡ってきました。それで感じたことは、「東ほど保守的で西ほどリベラル」ということです。あくまで私自身の感覚ではありますが。
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高専(National Institute of Technology)は高等教育機関の一つですから、大学と同じように卒業研究が科目として存在しています。言い方を変えますと、高等教育機関であることは研究活動によって担保されています。
つまり高専は、研究機関としては大学/大学院や国研と同等なのですが、そこはやはり規模の問題がありまして、建物一棟に及ぶような大型実験装置はありません。一校全体で1,000人程度の学生数です。国立大学は一「学年」で3,000人を越す規模ですからね。私立大学だと10,000人規模にもなります。でも予算手当てとしては規模の割には大きくて、大学の先生方からは羨ましがられていることもまた事実です。実感ないけど・・・。
現在の研究室専攻科生達は、賞を取りまくってくれています。ちょっと取りすぎかなあと思い、この状況は後輩達へ続いてはいかないだろうなと、嬉しいようでちょっぴり不安な心持ちです。
この状況の見方を変えてみれば、マネージメントさえしっかりすれば、高専は十分な研究機関として機能することの証左でもあります。しかし残念ながら、現実はそうではないです。
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夏休みの締めくくりとして、GEC2024 (The 77th Annual Gaseous Electronics Conference, 第77回気体電子工学年次会議)という国際会議に行ってきました。要はプラズマの会議ですね。APS (American Physical Society, アメリカ物理学会)主催の第一線の国際会議です。9/30(月)-10/5(土) (※含機中泊)の日程で、開催地米国カリフォルニア州サンディエゴ市に行ってきました。そう、5月に別の会議で行ってきて以来の再上陸です。4ヶ月後にまた来るとは思いも寄りませんでした。前回は一人旅でしたが、今回は専攻科生3名と共に旅しました。
4人も費用どうすんの!? ということがまず思い浮かぶと思います。ご心配なく。高専機構は現在国際化に力を入れていまして、学生さん達の短期留学や国際会議出席に積極的に援助をしています。私はその校務を担当していまして、先鞭をつける形で支援を受けて学生達を登壇させています。昨年・一昨年と毎年実施してきました。
日本からサンディエゴへは、成田から直行便があります。5月は羽田からサンフランシスコ経由で行きました。しかしいずれも高額なので、4人旅の今回は、福岡空港からハワイ経由の乗り継ぎで向かいました。こちらの方が大夫安くなりました。支援があるといっても、100%ではないですからね。飛行機は、航空会社や旅程の組み合わせにより大きく価格が異なります。
これを読んでいる高専生の皆さん、高専を目指す皆さん、保護者の方々は、チャンスだと思います。大学だと規模が大きくて中々難しいのですが、小規模な高専でしたら海外への機会を掴むことは比較的容易です。
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9/28(土)は、東北大学 高桑 雄二先生の日本表面真空学会令和6年度学会賞受賞と古稀の祝賀会に参加してきました。場所は仙台ではなくて、集まりやすい東京で、しかも浅草の屋形船となりました。
ただいま光電子制御プラズマを用いて研究展開をしておりますが、その光電子制御プラズマを生みの親が高桑先生です。まあ要するに、私はその掌の上で遊んでいるということになります。
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9/25(水)、第15回半導体材料・デバイスフォーラムが福岡市の福岡国際会議場で開催されました。これは、半導体材料・関連デバイス研究分野に携わっている高専生を中心とした会です。国立高等専門学校機構による半導体人材育成事業の一環です。講演・企業説明会・ポスター発表会がセットになっている大規模なイベントです。今回は有明高専代表として、研究室の専攻科生達がポスター発表を行いました。5年生は聴講参加としました。
参加者には、九州・沖縄地区以外の高専生、大学生や大学院生(高専OBを含む)、さらにはまだ卒業研究の段階にない低学年の学生さん達もいました。
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今回の応物で研究発表は5件が限界であることを身を以て知り、研究室への専攻科生受け入れは最大5名までだなと悟りました。今は3名です。
研究室としては、5年生は地方大会(支部大会)、専攻科生は全国大会で登壇することを最低限の目標に掲げています。しかしながら今年度は既に5年生2名は全国デビューして、専攻科生は国際会議までも経験済みです。さらには全員受賞もしています。
我が学生達ながら、敬服です。国際会議や全国大会という大舞台では、年齢も学歴も関係ありません。よほどのプレッシャーであったことは想像に難くないですが、彼らにとっては十分な成長の舞台になったことと思います。
内容によってはデータや学会での議論も煮詰まってきましたので、あとは私が論文にしていく作業が残っています。論文執筆は一番やりがいがある仕事ですけど、一番大変な仕事でもあります。
学生さん達の学会発表に拘るのには理由があります。以前にも述べたように、とある大学院の先生に「専攻科出身者は使えない」と言われたことがあるからです。残念ながら、けだし至言です。専攻科生を受け持つ身としては、胸に突き刺さります。
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