9/28(土)は、東北大学 高桑 雄二先生の日本表面真空学会令和6年度学会賞受賞と古稀の祝賀会に参加してきました。場所は仙台ではなくて、集まりやすい東京で、しかも浅草の屋形船となりました。
ただいま光電子制御プラズマを用いて研究展開をしておりますが、その光電子制御プラズマを生みの親が高桑先生です。まあ要するに、私はその掌の上で遊んでいるということになります。
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9/28(土)は、東北大学 高桑 雄二先生の日本表面真空学会令和6年度学会賞受賞と古稀の祝賀会に参加してきました。場所は仙台ではなくて、集まりやすい東京で、しかも浅草の屋形船となりました。
ただいま光電子制御プラズマを用いて研究展開をしておりますが、その光電子制御プラズマを生みの親が高桑先生です。まあ要するに、私はその掌の上で遊んでいるということになります。
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9/25(水)、第15回半導体材料・デバイスフォーラムが福岡市の福岡国際会議場で開催されました。これは、半導体材料・関連デバイス研究分野に携わっている高専生を中心とした会です。国立高等専門学校機構による半導体人材育成事業の一環です。講演・企業説明会・ポスター発表会がセットになっている大規模なイベントです。今回は有明高専代表として、研究室の専攻科生達がポスター発表を行いました。5年生は聴講参加としました。
参加者には、九州・沖縄地区以外の高専生、大学生や大学院生(高専OBを含む)、さらにはまだ卒業研究の段階にない低学年の学生さん達もいました。
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今回の応物で研究発表は5件が限界であることを身を以て知り、研究室への専攻科生受け入れは最大5名までだなと悟りました。今は3名です。
研究室としては、5年生は地方大会(支部大会)、専攻科生は全国大会で登壇することを最低限の目標に掲げています。しかしながら今年度は既に5年生2名は全国デビューして、専攻科生は国際会議までも経験済みです。さらには全員受賞もしています。
我が学生達ながら、敬服です。国際会議や全国大会という大舞台では、年齢も学歴も関係ありません。よほどのプレッシャーであったことは想像に難くないですが、彼らにとっては十分な成長の舞台になったことと思います。
内容によってはデータや学会での議論も煮詰まってきましたので、あとは私が論文にしていく作業が残っています。論文執筆は一番やりがいがある仕事ですけど、一番大変な仕事でもあります。
学生さん達の学会発表に拘るのには理由があります。以前にも述べたように、とある大学院の先生に「専攻科出身者は使えない」と言われたことがあるからです。残念ながら、けだし至言です。専攻科生を受け持つ身としては、胸に突き刺さります。
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2024年7~10月の学会参加予定です。
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応物に新潟へ来ています。研究室一同で来ています。全員初めての新潟県です。
学会へ来て発表すると、なんてことないことをミスっていることに気づかされます。
学会って何するところかというと、「目を覚ます」ところかと思います。日々の業務に疲れ果てているとはいえ、片手間となってしまっている研究活動を恥じ入るばかりです。
研究しなければ、苦しむことも悩むこともないんでしょうが、それらがない人生っていうのは退屈かもしれません。体育会系の部活動と一緒なんかなぁ。
タレカツとバスセンターのカレーで心癒します。
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今週は応用物理学会です。今回は新潟開催で、明日9/17(火)に移動して翌18(水)から途中参加です。フル日程は何かと通常業務に支障を来しますし、予算もね・・・。
今回は研究室から5名5件の発表としました。学生6名と私の総勢7名の小さな研究室から5件です。何とか準備が間に合いました。命削りました。5件という数は初めてですが、ここが限界です。「研究を精力的に進めたい!!」というよりも、学生さん達に学会活動を通じて広い世の中の何かを学び得てほしいと、頑張りました。何も学会活動が全てではないですが、私にできることといったら先ずはこれかなと。
研究室を開いて早いもので、学生さん達は4代目です。年月を積み重ねていくことで、チームとして上々の仕上がりとなってきました。今や、20歳前後と非常に若いながらも、世の誰に対しても誇ることのできるメンバーだと自負しています。この歳になると、自身が先陣を切るよりもマネージメントの方が楽しく感じたりします。否、先陣を切るのは、万物を創造できる化学者としての誇りですけどね。
「化学はCentral Science」です。学生時代に有機化学の講義で聴いたフレーズで、今でも心に響いて忘れません。今は電気系にいますけどね。精密制御できる電気エネルギーをCentral Scienceにどう繋げるか。電気化学で博士号を得た私の研究に対する根本思想です。
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8/21(水)と22(木)の2日間にかけて、第1種放射線取扱主任者試験を受けてきました。会場は、福岡市内の中村学園大学でした。以前第3種は講習で取っておいたのですが、第1種を取ると毎年の放射線業務従事者講習を受けなくても良いことを知り、受けてみることにしました。
SAGA-LSやSPring-8などで放射光分光実験をする際には、放射線業務従事者の資格が必要です。放射光分光により発生する放射線は「密封線源」と呼ばれ、放射線源(放射線発生装置)が裸ではないものです。装置はスイッチ入れないと動かないですからね。元素そのままを裸で用いて常時放射線が出ているものは、「非密封線源」と呼ばれています。扱うのは密封線源だけなので第2種で十分なのですが、毎年の放射線業務従事者講習がめんどくさいので、第1種に挑戦することにしました。
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続きです。翌日7/7(日)、そういえば世間では七夕でしたが、こちらは高知で朝を迎えました。高知工科大のメインキャンパスである香美キャンパスは、高知から遠く離れています。そのため、まずは高知駅から土佐山田駅までJRで移動しました。普通列車だと途中の待ち合わせで時間を要するので、特急券代を払って特急「南風」号に乗ることにしました。列車はアンパンマン仕様でした。高知と言えば、アンパンマンですよね。
ちょうどその日の朝のテレビでは、たまたま四国新幹線の話がありました。しかし広島県人で生まれたときには既に山陽新幹線があった者としては、在来線の特急列車ってとても魅力的に映るんですよねー。
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7/6(土)は、第一種電気工事士の技能試験を受けに朝から熊本大学へ行ってきました。昨年末に第二種試験を受けてから連続です。前回は3E(現4E)学生達と一緒でしたが、今回は一人旅でした。
熊本大学へは、まずいつものように上熊本で電車を降りました。そこからはタクシーを使いました。
試験会場前の貼り紙を見ると、どうやら受験者総数は約240名のようでした。第二種と比べると、人数は少なかったです。
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今週6/18(火)~21(金)の間、福岡大学 篠原先生と共同でSAGA-LSで実験です。ただし、これまでは佐賀県所有のビームラインを使ってきましたが、今回は佐賀大学のビームラインを使いました。有明高専・福岡大学・佐賀大学の三者共同研究です。SAGA-LSは県立ですが、全てのビームラインが佐賀県のものではなくて、一部のものは佐賀大学・九州大学・住友電気工業(株)の所有となっています。
授業期間中ですので、スケジュール調整しながら授業の合間を縫って、7E 福田君と共に実験しました。有明高専からは、九州自動車道を使えば1時間以内で到着できます。
ビームラインは朝10時から夜9時まで使用できます。SPring-8はビーム強度が24時間常に一定になるようにされていますが、こちらは夜はお休みなので健康的です。
昼ご飯は隣の鳥栖プレミアム・アウトレットのフードコートで、晩ご飯はすぐ傍を通る県道17号沿いの牧のうどんとしました。
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この土日ならびに先週の土日を合わせて、中間試験の採点と学会予稿を済ませました。さらに週明けからはSAGA-LSで実験ですので、次回分の授業資料も用意しました。
土日はボーナスステージで、毎週楽しみにしています。遊べるからというのではなくて、溜まった仕事を片付けられるからです。授業が詰まっている平日だけで仕事を片付けるのは不可能です。働きまくりもいいとこですが、まあ、人生で一番忙しい時期なのかなぁと自身を納得させています。学生さん達や共同研究者の方々に満足して頂ければ本望です。
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6/7(金)午後からグリーンランドのホテルヴェルデにて、2024年度の有明広域産業技術振興会 総会に参加しました。昨年度に引き続いてです。
今回は、会員企業である田辺工業株式会社様との共同研究を発表しました。昨年の会で田辺様と意気投合しまして、その後特許と論文を出すことができました。地域社会あっての高専、地域社会のための高専ですから、このような産学連携で成果を出すことができたのは大変嬉しいことです。
パーティーでは多くの企業様とお話することができました。担任は外れましたが、企業様を知りその業界を知ることで、学生さん達の進路の一助になればなと思います。また、教員という立場は実業の世界から離れますので、世間の情報が疎かになりがちです。その情報と自分自身のupdateのためにも、良い機会でした。
このように、企業様との距離が近いのが高専の強みです。大学だと規模が大きすぎて、こうはいきません。
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