2025年1~3月の学会参加予定はありません。論文執筆など研究に専念したいと思います。
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2025年1~3月の学会参加予定はありません。論文執筆など研究に専念したいと思います。
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11月も半ばを過ぎました。年度末までに消化しなければならない予算枠について、決算に向けての整理が必要な時期になりました。幸い今年度は資金が潤沢でして、消化しなければならない予算枠、来年度以降も使える予算枠と多くの選択肢があります。ただし、専属の秘書さんも会計担当者さんもいなくて、一人で事務処理しているものですから、未整理が貯まってきています。そこで事務方の助けを借りつつ、数字とにらめっこしています。
つい昔の「いや、もうどうしよう・・・」という何もない日々に比べれば、随分楽になりました。予算を稼ぐのは、研究室主催者として一番の仕事です。どんなに綺麗事を言っても、お金がなければ研究も何もできません。学生さん達を学会に連れて行くこともできません。
研究設備もさりながら、こういう高等教育機関で研究室を主催するにあたって最も大事なことは、「学生さん達の可能性を開花させる」ことだと思います。そう、以前にも書いたように、教育とは、「何人であれ、その者が活きるように導くこと」だと思います。
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五島には観光に来たわけではありませんよ(^_^;) ちゃんと勉強しに来ました。この九州・山口プラズマ研究会は、九州・山口地区のプラズマ関係の先生方を中心とした歴史ある研究会です。九州はプラズマ関係の先生方が多いです。縁のない九州にやって来て、またプラズマ研究歴の浅い私にとっては、この研究会は並み居る著名な先生方にアピールする絶好の機会です。全くのチャレンジャーです。
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午前中に無事到着したので、少し先に街を観光しました。まずはお城、石田(福江)城です。幕末の異国船に備えて完成された城なので、比較的歴史は浅いです。当時は海に面していたそうです。今は周囲が埋め立てられて中心街となっていますが、堀の水は海水のままだそうです。
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11/2(土)-4(月)の間、第40回九州・山口プラズマ研究会に行ってきました。高専はちょうど学祭(ありタムフェスタ)中でした。九州にやってきて、3年前の第37回に初めて参加しました。一昨年と昨年は担任をしていて学祭の方を優先したので、参加できませんでした。今年は副担任ということで、参加しました。
会場は、長崎県五島列島の福江島にある五島コンカナ王国でした。11/2初日は午後からの開催でしたので、始発の西鉄電車で大牟田から発ちました。生憎台風の影響で大雨でした。
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この夏休み8月に実施された第1種放射線取扱主任者試験に合格しましたっ!! 続く法定の資格講習をこなせば、第1種放射線取扱主任者になることができます。この資格は、放射性物質の取り扱いに関する最難関で最上位の資格です。
SPring-8やSAGA-LSなどの放射光実験施設に入るには、放射線業務従事者という資格が必要です。これは毎年法定講習を受けることで取れます。しかしながら毎年毎年めんどくさいので、第1種取れば受けなくても良いことを知り、受けたみたわけです。
・・・が、勉強不足とはいえ、絶対に落ちたと思っていました。
試験からしばらく経った昨日、家に帰ると、簡易書留が来ていました。何これ? 合格証在中?
受かっているではないですか!!
エネルギーコース版です。
というわけで、まあ、頑張っていきます。
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10/27(日)は、プラズマ橋掛け研究会に参加しました。この研究会は、プラズマ関係の研究者間の親睦と今後の新展開などを議論するためにできた小さな会合です。岡山理科大学の中谷 達行先生の音頭で始まり、第15回まで積み重ねてきました。
私は会社員時代の2018年3月の第7回(岡山理科大学開催)から受け入れて頂いて、そこからレギュラー参加してきました。数ヶ月おきに行って来ましたが、2019年11月の第14回(高知工科大学(八田 章光先生)開催)を最後に、ここ5年間はコロナのため開催ができていませんでした。
今回は私が幹事でした。当初有明高専での開催を計画し、その後の意見交換会を大牟田市内で考えていました。しかしながらその後の話の流れで、「どうせなら、意見交換会は近くの玉名温泉でしよう」→「移動がしんどいので、最初から玉名温泉でしよう」という変更となりました。
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9月から応物、半デバ、GEC2024と続いた怒濤の学会ツアーも最後になりました。ISSS-10 (The 10th International Symposium on Surface Science)です。日本表面真空学会主催の国際会議で、3年毎に行われています。会場は、JR小倉駅の北口にある北九州国際会議場でした。同じ福岡県内であるのと、世話役の下っ端を務めていることもあって、参加しました。
同じく専攻科生3名のポスターとしました。ちょうど5年生の卒業研究中間発表会と重なったため、合間を縫って有明と北九州を新幹線で行ったり来たりの日々でした。というわけで、私自身の発表をスケジュールすることは不可能でした。日本表面真空学会の時期は校務と相性が悪いです。
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先立つ9/25(水)に福岡国際会議場にて開催された「第15回半導体材料・デバイスフォーラム」において、本研究室7Eの福田 旺土君が、ポスター発表優秀賞をいただきましたっ!!
\(゚▽゚=))/…\((=゚▽゚)/
対象発表は、
氏名: 福田 旺土
講演番号・題目: P3-16・光電子制御放電プラズマによるグラフェンの構造制御
共著者: 篠原 正典2, ⾼橋 和敏3, 鷹林 将1
(有明高専1、福岡大学 工学部2、佐賀大学 シンクロトロン光応用研究センター3)
です。
エネルギーコース版です。
福田君は、研究室在室中3回目の受賞となります(1回目と2回目)。研究室最上級生として、後輩達の良いお手本です。
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企業で5年間抜けていたとはいっても、人生の大半を学問の世界に身を置いています。幸い、何とか餓えることなく生きてきています。ファミリーも、これでもかとお腹いっぱいの日々です。
この世界に身を置きながら、日本中を駆け巡ってきました。それで感じたことは、「東ほど保守的で西ほどリベラル」ということです。あくまで私自身の感覚ではありますが。
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高専(National Institute of Technology)は高等教育機関の一つですから、大学と同じように卒業研究が科目として存在しています。言い方を変えますと、高等教育機関であることは研究活動によって担保されています。
つまり高専は、研究機関としては大学/大学院や国研と同等なのですが、そこはやはり規模の問題がありまして、建物一棟に及ぶような大型実験装置はありません。一校全体で1,000人程度の学生数です。国立大学は一「学年」で3,000人を越す規模ですからね。私立大学だと10,000人規模にもなります。でも予算手当てとしては規模の割には大きくて、大学の先生方からは羨ましがられていることもまた事実です。実感ないけど・・・。
現在の研究室専攻科生達は、賞を取りまくってくれています。ちょっと取りすぎかなあと思い、この状況は後輩達へ続いてはいかないだろうなと、嬉しいようでちょっぴり不安な心持ちです。
この状況の見方を変えてみれば、マネージメントさえしっかりすれば、高専は十分な研究機関として機能することの証左でもあります。しかし残念ながら、現実はそうではないです。
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