8/21(水)と22(木)の2日間にかけて、第1種放射線取扱主任者試験を受けてきました。会場は、福岡市内の中村学園大学でした。以前第3種は講習で取っておいたのですが、第1種を取ると毎年の放射線業務従事者講習を受けなくても良いことを知り、受けてみることにしました。
SAGA-LSやSPring-8などで放射光分光実験をする際には、放射線業務従事者の資格が必要です。放射光分光により発生する放射線は「密封線源」と呼ばれ、放射線源(放射線発生装置)が裸ではないものです。装置はスイッチ入れないと動かないですからね。元素そのままを裸で用いて常時放射線が出ているものは、「非密封線源」と呼ばれています。扱うのは密封線源だけなので第2種で十分なのですが、毎年の放射線業務従事者講習がめんどくさいので、第1種に挑戦することにしました。
しかしながら、日常業務に追われて勉強する時間がなくて(言い訳ですね)、準備不足な状態で臨みました。ちょっとナメてました・・・。
まあ、試験は案の定、壊滅的でした。すいません・・・。
周囲の受験層を見てみると、やたら若い学生さん達が多かったです。男女くまなく。どんな経歴の人達だろうとちょいと調べてみると、診療放射線技師の学生さん達のようです。へー、こういう世界もあったんだと。放射線学というものとはこれまで縁がなかったので、これを期に改めて、試験対策勉強だけでなく、基礎から勉強していこうかと思います。
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