第15回プラズマ橋掛け研究会

 10/27(日)は、プラズマ橋掛け研究会に参加しました。この研究会は、プラズマ関係の研究者間の親睦と今後の新展開などを議論するためにできた小さな会合です。岡山理科大学の中谷 達行先生の音頭で始まり、第15回まで積み重ねてきました。

 私は会社員時代の2018年3月の第7回(岡山理科大学開催)から受け入れて頂いて、そこからレギュラー参加してきました。数ヶ月おきに行って来ましたが、2019年11月の第14回(高知工科大学(八田 章光先生)開催)を最後に、ここ5年間はコロナのため開催ができていませんでした。

 今回は私が幹事でした。当初有明高専での開催を計画し、その後の意見交換会を大牟田市内で考えていました。しかしながらその後の話の流れで、「どうせなら、意見交換会は近くの玉名温泉でしよう」→「移動がしんどいので、最初から玉名温泉でしよう」という変更となりました。

順番は前後しますが、解散時の集合写真です。

 玉名温泉は熊本県玉名市にあり、別名立願寺(りゅうがんじ)温泉と言います。JR鹿児島本線玉名駅と九州新幹線新玉名駅の中間にある街中の温泉です。

 講演は私を皮切りに、大阪公立大学の呉 準席先生福岡大学の篠原 正典先生、岡山理科大学 大学院生の小佐野 芳寿さんと続きました。私の題目は、

「有明高専の紹介と高専以降の研究展開について」

として、有明高専に着任して研究室を開いてからこの4年間で学生さん達と共に立ち上げてきた研究テーマ3編の話をしました。前段の高専の紹介とは、当初現地開催だったことへの名残ですね。

タイトルです。
有明高専に着任してから3つの研究テーマを立ち上げました。

 この会合、一応時間は設定しているのですが、講演中のフリーディスカッションを可としているために毎回進行がかなり遅れます。早めに揃ったので15分前に始めたはずの私の講演が、予定終了時間から15分伸びてしまいました。結局30分予定のはずが60分話すことになりました。でもまあ、真摯な議論とはそういうものでしょう。

 そんなにこともあろうかと、プログラムをかなり余裕を持って作っておいたために、最後は何とか予定内に収めることができました。

議論を終えた後の集合写真

 大きな学会ではなかなか膝を交えてゆっくり議論することが難しくなります。私も色々suggestionを頂いて、今後の自身の研究展開に楽しみを覚えました。

 この会合、私はずっと最年少でした。今も教員としては最年少のままで、唯一の准教授となりました。今回よりコーディネーター(会長)の役割を九州大学の古閑 一憲先生から引き継ぎまして、今後精進していきたいと思います。

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