教育は国家の礎か?

 「教育は国家の礎」とか「教育は国家百年の計」など、教育の重要性を説く言葉があります。日本が世界で最も注目される国の一つ、マレーシアのマハティール元首相が掲げたLook East Policyに示される目標とされる国となったのは、長い歴史を紡いできた先人達の叡智の積み重ねが合ったからです。

 しかし一方で、日本は教育への公共投資がとても低い国としても知られています。反面、家庭の教育支出額は世界トップクラスです。

 高等教育機関の一つである高専は、全国に50数校あります。広い全国、各校の評価は様々でしょうが、有明は地元の大牟田・荒尾から高い評価と敬意を受けています。実際に地元出身の学生達のレベルは感心するほど高いです。

 そんな中、先日の大雨により校内で複数の雨漏り箇所が生じ、機器損壊が報告されました。幸い、自分関係では被害はありませんでした。しかし、敬意を集める教育機関が雨漏りで機器損壊なんてねぇ・・・。

 有明の建造物は基本的に、60年前の設立当初のものです。改修や増築はされてきましたが、昔の写真と比べると、大きな変化はありません。雨量の多い地域にあって土足の外廊下設計なので、風雨の影響を大きく受けます。研究室の真空装置に湿度は大敵なので、除湿機が大活躍です。

 一般に公共建築というのものには、メンテナンスという概念が欠落しています。建築当初は素晴らしくても、時が経てば雑草生え放題です。予算がつかないのでしょうね。現場の努力で凌ぐのも限界があります。文化財登録されたら注目されるのですが、有明の建築物はまだそこまでではないかな。

 世の流れは、教育投資をする方向に動いています。先日、部活のお遣いでとある県立高校へ行ったら、建物はとても綺麗でした。「いいなあ」と。国立で管轄範囲が広く大きくなると、お金の使い方がおかしくなるのですかねぇ。

 

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