年の功か、一つ一つの仕事はこなせるようになってきましたが、量がこなせなくなってきました。例えば、実験データの整理など、若い頃は50データ分くらいササッと軽くこなせていましたが、今は放っとらかしです。リ○Dなどの助力がないとしんどいです(※合法です)。
一昨年あたりから老眼が入ってきて、近くのものが見えにくくなりました。トランジスタやコンデンサの刻印が辛いです。つい直前の記憶が吹き飛んで、ものを探し回る羽目になったり、人の名前を思い出せないことが度々あります。
これはもう、人生下り坂かなあと思っていたら、こんな動画がありました。
若い頃は、無理をして人間関係を広めようとしていました。合わない奴ら、合わない事柄と薄々分かっていながら、「これも修行」と無理をしたものです。
しかし今や、そんなことはどうでもよくなりました。独りで生きていく自信がなかったから無理をしたのであり、今は無理に合わせなくても仕事や人生に困りません。人間関係は、何もしなくても、放っていても、自ずと広がっていきます。無理な過去にしがみつく必要性は全くないわけです。
人間関係がどんどん広がっていくから、個々の名前が吹き飛んでいくのです。ここ有明に来て7年目です。コースの一学年が約40名ですから、累計300名を超える学生さん達に関わってきました。多くの企業の方々ともご縁を結ぶことができています。人間関係の密度がかつてないほど高いです。そしてこの生活が続く限り、これらの数は増えることがあっても減ることはありません。
個々の仕事に着目してみると、自分でも驚くくらい、うまく行くことがあります。特段難儀したわけでもないのに。
これまでの人生を振り返ってみると、「このときがピークだったなー」というのは思い当たりません。今でも日々upgradeです。確かに体力は落ちています。内から溢れ出る熱気も欠けてきました。でも、見方を変えると、程良く落ち着けてきたのでしょうか。過ぎた熱意は害ですね。物事が待てるようになりました。
人生とは、後悔の積み重ねです。誰しも、若い頃に戻ってやり直したいという気持ちはあるでしょう、しかし、仮にやり直すことができたとしても、今より良い人生が歩めるという保証はありません。転生は二次元の世界だけの話です。経てきた選択肢全てを改めて正解(と思う側)に選び直したとしても、結果的にもたらされる新たな人生が正解だとは限りません。やり直すことって、実は人生のピークを前に持ってくることであり、後に長い下り坂を迎えることになるやもしれません。
私の人生の黄金期はこれからなのでしょうかねぇ。若い頃に戻るのではなく。
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「人生は90年」という現代の日本です。鷹林先生なら、まだまだ、40年くらいは十分に生きましょう(楽しみましょう)。
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