高専は、4年次からの編入学生を受け入れています。対象は主に、工業高校の対応する学科の生徒さんです。無論入学試験を課しますので、入学には相応の努力が必要となります。
とはいえ高専と工業高校では、進度に格段の差があります。いくら優秀な編入学生さんでも、開講した途端、習ってないものばかりの集中砲火には耐えきれません。というわけで、正規授業の他に補講を用意しています。
私が着任以来担当している電気磁気学(電磁気学)では、3年(3E)次の間にベクトル解析を済ませて、Maxwell方程式の一つである電界に関するガウスの法則(div D = ρ)まで導出しています。続く4年(4E)次では、Maxwell方程式を完成させて、その応用として表皮効果や電磁波を導いています。ローレンツ力を導く相対論的Maxwell方程式やゲージ変換は時間的に無理なので、希望者に補講しています。ここまでしないと収まりが悪くて。電磁波の反射と屈折、エバネッセント波、導波管(ヘルムホルツ方程式)は、専攻科1年(6E)次において、ネットワークアナライザの実習がてら講義しています。
一応、世に出ても恥ずかしくない程度の教えはしています。
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