素直じゃないです

 学生指導をしていて、その学生が失敗する度に、「最初から言うこと聞いておけよ~」と思うことが度々あります。でもね、振り返ってみると、一番言うこと聞かないのは私自身だなと思います。

 我ながら、自分で経験してみないと気が済まない性格です。それが成功ならば問題はないです。しかし、それがたとえ失敗と分かっていても、自分でその失敗を経験してみないと気が済みません。そしてその失敗で結局悩み落ち込むんですから、他人から見たら度し難いですよね。

 気が済まない性格なので、他者の領分、つまり他人の仕事には一切立ち入らないように心得てきました。やっていることが気になりますから。しかしそうすると、却って「協調性がない」などと非難されます。我ながら、困った性格です。

 というわけで、日常の学級運営などでは「任せる」ように努めています。全部気にしていたらキリがありません。そうすると、「管理能力がない」と非難されそうなところですが、幸いなことに、学生さん達は任せるに足りる、いやそれ以上に応えてくれています。

 そうしてみると、周囲に支えられている高専生活は悪くはないなと思うところです。明日は明日の風が吹きますよね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA