明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。2024年の年始は郷里でゆっくりしています。ゆっくりすること自体久しぶりですね。
とはいっても、今回は車でPC一式も持って帰っていますので、学会の登録や授業の準備等などこちらで行っています。要は、オフィスが移動しただけです。年賀状も書かなきゃならんのですが、デザインが思いつかないなと。結局、仕事に追われていることには変わりないです。
でもこれまでに比べれば余裕ができているので、本(教科書)も読み直しています。手元に用意しているのは、「『気体放電』、第2版、八田 吉典、近代科学社 (1968)」です。生まれる遙か前に出た古い本です。
世の中には、色々と矛盾があるものです。その一つとして、「整えられた厳密な教科書ほど、分かりにくい」というのがあります。新しい教科書ほど、理路整然と書かれています。しかしながら、歴史に名を残した数々の偉人が、当時の教科書を元に整然と新しい道を拓いてきたわけではありません。悩みながら、間違えながら、進んできました。
掲げた本は非常に珍しく、いや他に例を知らないのですが、そんな山あり谷ありの道を示してくれています。効率優先のデジタルな世の中ですからね。でも、見た目の美しさ、華麗さを求めすぎると、却って失うものが多いということですね。
しかしそれにしても新年早々大事件が続きますね。年賀状書くべきかなあ・・・。
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