期末試験前までの授業が終了しました。本日から4連休です。ただし明けた後の期末試験が5連続ですけど。
その最後の授業で、学生さん達から資料ミスを指摘されました。よくよく考え直してみると・・・、ごもっともです。何を血迷ったか、私。別の回で教えたことと矛盾しています。
言い訳してもしょうがない。ミスはミスです。それに大小も上下もありません。直ちに訂正作業とお詫び通知をしました。有明高専ではインターネット環境が完備されているので、連休に関わらず通知出せて良かったです。もしこんな環境がなかったらと思うと、我が身の責任の重さにゾッとします。
そんな我が身の恥はさておき、指摘されるということは彼らがしっかり勉強してくれているという証拠であり、言うべきことが言えるということは、授業の雰囲気としては良いと解釈しました。我が失態ながら、嬉しく思いました。一方的に正義を押しつけることは、自身が正義であり続けなければならず、自分にとっても苦しいことです。
会社の品質管理で学んだこと。非は素直に認め、直ちに改めることです。下手な言い訳は、お客様の信頼を損ねます。またこちらが社内調査する立場となっても、認めてくれないと改善ができず、結果的にお客様への不利益増大が止まりません。
ミスはしたくないものですが、なくなることはありません。人間ですから。所詮、「お釈迦様の手の上の悟空」です。
大切なこと。ミスは即かつ素直に認め、直ちに訂正と改善の策を立てること。信頼というバロメーターへの影響を最小限に留めること。ましてや壇上に立つ者ですから、よくよく胸に刻んで。
子曰く、過ちて改めざる、是れを過ちと謂う。
神さまが与えてくれた良い機会と捉えて、勉強し直して参ります。
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