NanoVNAの本

 既に授業にも取り入れている昨今話題のNanoVNAベクトルネットワークアナライザ(ネットアナ)ですが、この度前職で同僚だった大井 克己氏がそのテキストを出版されました。前職時代からその話は伺ってはいましたが、晴れて表舞台となりました。

https://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/49/49581.html

 そんなちょうど、あるネットアナのメーカーさんが私を訪ねてこられました。貧乏な私のところに来られても何もないですよと。「この220 GHzのネットアナはいくらですか?」と尋ねると、「○億です」とのこと。う~ん、MBLで活躍しないと無理な金額ですね。

 現在行っている一連のインピーダンスマッチングから導波管ネットアナ評価までの授業スタイルは、そのうち教育関係の学会で発表したいなと思っています。研究と教育は車の両輪ですからね。

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研究引き継ぎ中

 来月は卒業式です。5年生は巣立っていきます。1年半の研究室生活は、長いようで短いものです。

 有明高専では4年次後期から研究室配属となりますので、半年間学年が重なります。というわけでこの春休みは、5年生から4年生へ技術の伝授を行ってもらっています。

 今年の5年生には、装置の移設から、トラブル対応立ち上げと大変お世話になりました。おかげさまで、1年を経ずに実験環境が整いました。一人では到底なし得なかったことです。

 続く4年生は、優秀な学生さん達が揃いました。

 さーて、これらの才能を世に出すためにも、研究資金をどうするかな・・・(ノД`)。

5E 福田君(右)から4E 内藤君(左)への技術継承です。

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アンカーボルトと装置移動

 春休みになって少し余裕ができたので、研究室の整備を行うことにしました。まずはPA-PECVD装置用のガスボンベ立ての地震対策として、アンカーボルトで固定しました。技術職員の吉冨先生にお手本を見せていただいた後、学生さん達が行っていきました。

まずは吉冨先生のお手本。さすがです。
続いて学生さんです。4Eの内藤君がチャレンジです。
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