10/25(土)-27(月)の間、第41回九州・山口プラズマ研究会に行ってきました。昨年の第40回と3年前の第37回に続いて3回目です。今年度は3E担任ですが、学祭は翌週末なので参加できました。場所は大分県日田市の天ヶ瀬公民館、つまり天ヶ瀬温泉でした。
困ったことに発表までに十分時間が取れず、資料不十分なまま臨みました。先のスコットランドで使用した英語スライドを少し改編しただけのものとなりました。タイトルだけは日本語という変な構成となりました。すいません。
と言いましても、私のような別世界からやってきた無名な新参者は、このような高名な先生方が集うところでアピールしないとなりません。個々のテーマを細々述べてもダメで、研究の全体像をクリアにしなければなりません。グランドデザインです。何をしたいか、していくのかを明確にしなければなりません。
結果としては、落第はしなかったかなという感じです。ただし、先生方のお話を聴いていると、「このままではダメだ・・・頑張らないと」という気持ちになりました。何とかして思いっきりギアを上げていかないとなりません。研究と教育は車の両輪でなくてはなりません。
さて、今回訪れた天ヶ瀬温泉は、昨今進撃の巨人で有名な日田の街の東方にあります。日田は江戸時代、天領として栄えた街です。山間の街ですが九州四方に道が通じていますので、江戸幕府による九州監視の中心地でした。そこから狭い渓谷を大分方面へ東へ行ったところにあるのが天ヶ瀬です。玖珠川沿いの渓谷にある静かな街ですが、川沿いに温泉が湧いており、別府・湯布院と並んで、豊後三大温泉の一つに数えられています。渓谷に沿ってJR久大本線が走っており、特急列車が止まります。大分自動車道も併行して走っていますので、交通は至便です。
せっかく天ヶ瀬まで来たので、観光もしました。高塚愛宕地蔵尊に出かけました。地元では「高塚さん」と親しまれています。神仏混淆の形式が残っている珍しい地蔵尊です。開祖行基以来1000年を超える歴史と人里離れた山間部にあることから、明治時代の神仏分離令による廃仏毀釈を免れたのでしょうか。歴史を踏まえると、興味深いところです。
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