6/24(水)~26(金)の間、大雨のために学生さん達は3日連続自宅待機となりました。休講ではありません。というのも、授業は後日補講とオンライン実施が半々だったからです。私は担当科目毎にそれぞれ選択しました。すべてを後日補講としたかったのですが、3日間も続くとそうも言ってられません。
有明高専には、オンライン教育設備が整っています。全国の国立高専にはMicrosoft Teamsが完備されています。それとは別に、有明は独自にGoogle Classroomを備えています。日々の授業連絡や事務連絡に大いに活用されておりまして、有明には校内放送や掲示板の類がほぼないです。そのMeetシステムを使えば、オンライン授業も容易なわけです。校内にいると、このようなICT環境は普遍のものと思ってしまいがちですが、学生主事室の渉外担当としてあちこち他校を回っていると、有明はこの点が結構揃っているようです。
教職員については、出勤できる者は出勤、難しい者は在宅勤務という形でした。今回の件で他教職員と意見交換する必要もあって、私はすべて出勤しました。補講手続きと準備でライフはゼロになりました。
近隣の学校は通常登校となっていたところもあったようですが、有明は国立で通学範囲を指定していないので、福岡市内などからの遠距離通学の学生さん達も多く、近隣の天候だけで判断できないところです。JRや西鉄が止まってしまったら、いくら大牟田の天候が良くてもどうしようもないわけです。
とかく痛い思いをしたのは、6/25(木)に予定していた今年度初回のGE講演が中止になったことでした。今年度当初から準備を重ねてきたのに、大雨が狙い撃ちかよと、orzでした。楽しみにしている学生さん達も多くいましたので、無念です。折るのは私の心ではなくて、チョコが付いた長細いお菓子だけにしてくれよです。
結局今年も、除湿機が大活躍の季節となりました。
またこの期間中に今年度の責任ある鉱物調達のオンライン説明会がありまして、視聴参加しました。毎年参加していて、以前から登録していたことですが、まさかこんな状況下で視聴することになるとは思いもよりませんでした。上記の補講手続きと準備に追われていましたが、これは参加しないわけにはいきませんでした。
紛争鉱物は当初、米国ドット・フランク法によるコンゴ民主共和国とその周辺諸国における武力紛争に関するものだけだったのが、近年は児童労働や強制労働など広く人権に関わるようになってきました。対象範囲の拡大により、紛争鉱物から「責任ある鉱物調達」へと呼称が変わってきました。その分、対象鉱物や国・地域が増えて、益々業務が重くなってきています。後期開講の「5E 信頼性工学」において、どこまで教えていくか悩みどころです。授業時間には限りがあり、責任ある鉱物調達ばかりを教えるわけにはいきません。どのようにupdateしていくかを考えます。
続くこの週末は、休みなく陸上部の引率でした。休み・・・、縁のないものです。「令和8年度福岡県高校陸上競技学年別大会 南部ブロック予選会」でした。場所は前回の参加と同じく大都会久留米でした。ただし、今回は初の単独顧問という役員デビュー戦でした。
役員業務はやり投と円盤投のサポートでした。どちらもこれまでの人生で一切関わったことがありません。周囲にもいませんでした。成績記録のお手伝いをしました。何もかも分からないので、初心に立ち返って、他校の生徒さんを含めて周囲の方々に色々教えを請いました。だって、トラック内の競技フィールドにどうやって入るのかさえ知らなかったですもん。「勝手に跨いでいって良いの?」的な。
この歳になると、見える世界を深めていこううという気持ちになります。というより、その知見の深さが世間から求められます。しかしそのままだと了見が狭くなってしまいます。大学教授が責められる際の鉄板ネタです。このような初心者でいられる世界を持っておくことは大事かなと思う次第です。世の中は広いです。
「無知の知」ってやつですかね。知らないことは恥ではないです。知ろうとする楽しみが増えるからです。
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