8/2(日)は、九州大学 筑紫キャンパスへ共同研究打ち合わせに行って来ました。元々平日に設定していたのですが、今回の地震により休日のこの日にずらしました。九大までは被害は及ばなかったようです。
有明だけでは十分に研究を遂行することはできないので、近隣大学の先生方に装置をお借りしながら共同研究を進めています。有明は、福岡県・熊本県・佐賀県3県のヘソに当たるような立地ですので、九州自動車道や有明海沿岸道路を使えば自在に移動できます。
アカデミックに忘れ物をしたとはいえ、後先考えずに6年前ここ有明にやって来ました。研究室には、なーんにもありませんでした。いや、机だけはありました。その後、スペースを確保して基幹装置である光電子制御プラズマ装置を譲り受けましたが、更なる展開は自分で切り拓いていかなければなりませんでした。デバイスを作ろうにもクリーンルームはなく、分光解析をしようにもラマン分光装置も光電子分光装置もなく、当初はどうしたものかと頭を抱えていました。
「コツコツ自分で積み上げていくしかないな・・・」と思っていた矢先、九州大学と九州・沖縄地区高専9校との連携制度が始まりました。これを皮切りに研究が精力的に展開でき、ここまでやってこられました。まさかの展開であり、人生です。
数々の天災に遭ってきましたが、それ以上に人々に恵まれました。アカデミックだけでなく、企業の方々とも。
もし、最初から望む装置と環境が身の回りに揃っていたとしたら、私はそれに甘えて堕落していたことでしょう。私は天の叱咤激励の下で生きているのかもしれません。知恩報徳を実践していかねばです。
東照公曰く、及ばざるは過ぎたるに勝れり。
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