Loving Live

 昨年来のご時世、オンライン授業が流行っています。時世とはいえ、私はオンライン授業が好きではありません。学生皆さんの面前での通常のスタイル、つまりライブが好きです。

 そりゃオンラインの方が理論上、対象人数は∞で不特定の人々に一度に配信できます。一回切りの仕事であり、録画しようものならずっと使えます。

 しかしそんな経済効率だけで良いのでしょうか? まあ、過去似たような話をしましたが、もう一度。徒然なるままに。いや、徒然ではないけど。そこはかとなく。

 例えば、古典落語の筋書きと結末は既に広く知られています。古いですからね。しかし、現世名人の古典落語の高座に通う人は後を絶ちません。現場ではないと味わえないあるのでしょう。歌舞伎もそう、というか伝統芸能とはそういうものですね。授業もほとんどの場合は伝統芸能。だって、昔からあるものだから。

 ライブで授業をしていると、学生さん達の反応を都度確認できます。「ここの説明はマズかった」、「ここは難しかったかな」などなど学ぶことがたくさんあります。

 一方、オンラインでは画面だけ。相手の映像だけでは事情を把握しにくいです。ましてやオンデマンド(録画配信)では、一方的にこちらを録画するだけ。効率は良いでしょうが、こちらが得るものはありません。

 一流の芸人さんや俳優さんは、舞台を大事にします。彼らは、テレビだけでもてはやされている人達とは実力が格段に違うことは、明々白々です。自分も壇上に立って、学び得るものが多いことをよく理解できます。

 どうせ仕事をするなら、自分の成長を体験できる仕事がしたいですよね。自分の仕事の中に自身の成長のタネを見つけられる人は、最も幸福な人だと思います。

 そんな理由で、私はライブ授業が好きです。でも数多いのは、パンクしますけど。

 今週末も、月を見ながら資料作りかなと。

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