公務員の接客

 近年は改善の傾向があるとはいえ、一般に公務員の接客というものは、批判されるべきものかなと思います。民間企業だったら、上司、果ては社長に激オコこされて厳重注意処分だよなーと思うことがあります。

 一般市民を相手にする市役所の窓口とかは随分変わってきたなと思う一方、若い学生さん達を相手にする教育関係施設ではどうかなと思います。自分自身が学生の頃、窓口対応に「何じゃこいつは!?」と憤り、「決してこういう人間にはなるまい」と強く思ったことがあります。

 民間間業では、接客を怠ると顧客を失ってしまい、最悪倒産の恐れがあります。しかし親方日の丸ではその心配はありません。子供時代に国鉄の分解民営化を目の当たりにし、JRに変わって随分愛想が良くなったなという記憶があります。

 世界基準で見ると、日本の接客はかなり優れていると思います。細かすぎて、逆にストレスとなる場合もあるようです。カスハラが追い打ちをかけることもあります。そう考えると、特段接客教育をされなければ、公務員の対応は自然の行く先かなと思います。

 採用に筆記試験形態を持ち込んでいる公務員制度は、最も分かりやすい「公平」を期しています。ただし、それが組織にとってBestな手法とは言えません。接客に、クイズハンターの成れの果てが映し出されています。100万円ゲットではありません。

 広く捉えれば、私も公務員の一人です。幸いにも仕事柄、民間企業の皆様と接することが多いので、彼らから人の何ためかを学び取るように努めています。対話は、最も学び得る機会です。

 研究と教育は車の両輪です。かつその土台には、人格の陶冶がなくてはなりません。恥ずかしくも未だ暗中模索ながら、努めていきたいと思います。

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