6月になりました。5月は予算関係などの書類に追われて「もうムリ・・・(ノД`)」の日々でした。しかしまあ、何とかこなせました。毎度毎度ギリギリです。
そして6月です。週明けから有明高専では前期中間試験が始まります。私の担当科目は、「3E 電気磁気学I」、「4E 電気磁気学II」、「5E 電気電子材料」、「5CL 電気工学基礎I」の4科目です。前者2つ90分フルタイム、後者2つは60分の試験時間です。4科目もありますので、これまた結構な負荷ではあります。
有明高専の授業時間は90分なので、試験も当然90分と言いたいところですが、60分も選択できます。入ってきたばかりの1年生は、60分が主体です。ただし、それぞれの出身中学校では上位であったであろう彼らは、今回現実を思い知らされることになるかと思います。そりゃそうです。優秀な人達の集まりなのですからね。なお私は1年生と前期に関わることはありません。後期に「工学基礎II」というオムニバス形式の授業で少しだけ関わります。
3年生以降のコース専門科目は、90分が主体となります。電気電子工学ではどうしても数学が必要となりますが、2年生後期に配置されている専門授業ではまだ数学の進度が足りていないために、大したことはできません。3年生になって本格的な専門授業となります。今年は3E担任ということで、彼らの初本格的専門試験に注目しています。2年生までの成績はあまり関係なくて、3年生から本格的なスタートですよと言っています。6年目で幾代の学生さん達を見てきましたが、今年度の代8期生は一番頑張っているのではないかと思います。担任として普段から厳しく言っているのもありますけど、欲目ですかね。
さて、私が主担当している電気磁気学(電磁気学)は、言うまでもなく電気電子工学の基幹科目ですから、ガッツリ90分行います。ガチです。そう、ガチです。
一方、5年生の科目は60分と楽にしています。5年生になったら、座学よりも卒業研究を頂点とする実践が大事だと思うからです。ただし、回路設計とそのレポートには苦しんでいるようです。
この6月は楽? いえいえ、秋の学会申し込みの〆切ラッシュです。生きている以上、働いている以上、安穏の日々は来ないものですね。
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