そういえば、本日5/25(日)は、第二種電気工事士の上期学科試験の日ですね。

　我が3Eからも数名受けます。彼らにとっては初めての国家資格試験です。数名だけというのは、上期試験の日程が校内試験と近いからです。来月早々に前期中間試験が始まるので、このような国家資格試験を重ねることは多少なりとも負担になるからです。今回の中間試験は11科目もありますからね。たとえ学科試験に受かっても、続く技能試験は前期末試験の直前となります。こちらは全科目、実験・実習を除いた座学全13科目です。過酷です。学歴不問の資格でどの学年で取っても構わないのですが、これらの理由により、最も多いのが3E下期の受験となっています。こちらは校内試験日程との重なりがないので。

　我がエネルギーコースでは、電気工事士の資格取得を推奨しています。工業高校のように資格取得を事実上の義務化とまではしていませんが、勧めてはいます。しかしながら、学科試験の対策講座を設けているかというと、全くしていません(^_^;)。「自分で勉強して受かってねﾃﾍ」ということです。まあ、高専生の学力があれば受かりますよ。たまに落ちる者がいますけど。

　技能試験に関しては、さすがに何もしないと受かりませんので、校内有資格者による指導を試験直前の2週間ほど放課後に行っています。私も有資格者の一人です。一種もありますよー(※試験合格のみ)。

　ちなみに、電気工事士は国家資格ですけど、管理は都道府県毎です。試験も都道府県毎に行います。学科試験内容は共通ですけど(※CBTは除く)、技能試験内容は都道府県毎に異なります。有明高専というところは、校舎は福岡県大牟田市にありますが学生寮は熊本県荒尾市にあるように、県境に位置しています。もし福岡県で受験すると、遠く北九州まで行かなければならないことにもなりかねません。というわけで、学生さん達には佐賀県ないし熊本県で受験するように勧めています。住まいと受験都道府県を一致させる必要はありません。佐賀県だと鳥栖、熊本県だと熊本大学の可能性が高いですので、有明高専からは他県といえども近いです。

　そして本日の私はというと、自宅でひたすら予算関係の書類作りでした。リ○Dでブーストしまして。会社の社長の金策には及ばないと思いますけど、研究室運営は大変ですわ。

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