R8(2026)年度後期が始まりました。後期の担当は選択科目が多く、前期と比べて講義負担はだいぶ楽です。選択のため、少数だがやる気ある学生さん達が受講するので、こちらも楽しいです。
さらに今期は、新しい展開が始まりました。
国立高専には、「高専間提供科目」という制度があります。これは、各高専が自校の開講授業を他校へ開くことで、学生さん達が他高専の特色ある授業をオンラインで受けられる単位互換制度です。有明からは私の「信頼性工学」をR4(2022)年度以来ずっと提供してきました。これまで受講者は出てこなかったのですが、今期はなんと!! 3つもの高専から受講者が出ましたっ!!
感謝感激です。
信頼性工学ならぴに品質管理に属する講義は他高専にもありますが、全ての高専にあるわけではないようです。これを機に、自分の講義が全国高専でどの位置にあるかをチャッピーに調べてもらいました。
なるほどねー。統合型ですか。
私の信頼性工学は、エネルギーコース本科5年生の後期割り当てとなっています。コンセプトは、「卒業を控えた学生さん達が企業実務における品質管理を学び、入社後に同期から一歩先んじる」ということです。コンセプト、すなわち講師の哲学がない講義はダメです。品質管理では、高度な統計数学を使います。しかし、どんなに高級な数学を学んだとしても、それが何の目的で行うかを心に据えておかなければ、それはただの数学で、趣味の範囲に留まります。
普段の生活で当たり前と思っている事象が、実は多くの名もなき人々の不断の努力で成り立っているということを根底に据えて授業を展開しています。というわけで、統合型なのです。
学生さんに自校・他校の垣根はありません。受講者の皆さんと楽しく学んでいきたいと思います。
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