ECS 250th Meeting@Calgary, Canadaへの旅(1/4)

 10/24(土)~29(木)の間、ECS 250th Meetingに参加のため、Canada(カナダ)のCalgary(カルガリー)へ行ってきました。かつて冬季オリンピックが開かれたことがある有名な都市ですね。

 ECSは、”The Electrochemical Society”の略で、アメリカ電気化学会のことです。日本にも電気化学会がありまして、こちらはECSJ (The Electrochemical Society of Japan)と言います。”of Japan”がくっついていますが、アメリカの方にはありません。まあ、色々とありますね。

 電気化学とは、電池(一次、二次、太陽、燃料など全般)やメッキの研究が最も分かりやすい研究内容ですが、もっと広く捉えますと、電極と電解液の固/液界面現象を取り扱う学問分野です。燃料電池では、固/液/気の三相界面になります。電気化学は物理化学の一大分野ですので、電気ではなくて化学の範疇です。ただしECSはECSJとは違って、さらに応用物理分野である半導体材料も取り扱っています。

 ECSには、まだ電気化学の一分野である光電気化学を専攻していた博士後期課程学生だった2004年、ハワイで行われた会議に参加しました。博士号を取得してからは電気化学の世界から離れていきましたので、ECSへは22年ぶりの参加となりました。今回は、世話役(organizer)を務めておられる九州大学の近藤 博基先生のお声がけで、身近な先生方と共に参加しました。

 カナダへは初めてでした。専攻科生達は皆巣立ったので、今回はお気楽な一人旅としました。しかし一人旅でも費用は節約したいので、安かったChina Airlines (中華航空)を選択しました。台湾を代表する航空会社ですね。というわけで旅程は、「福岡 → 台北(桃園)@台湾 → バンクーバー@カナダ → カルガリー」という、乗り継ぎ2回となりました。運悪く、台湾周辺に台風30号がやって来ていて、台風に突っ込んでいく旅程となりました。当然、福岡発から遅延となりました。

福岡空港です。台風30号のため最初から遅延となりました。

 出発は遅れたものの、無事台北の桃園国際空港へ到着しました。台湾も初めてでした。そのまま乗り継ぎで入国はしませんでした。乗り継ぎは案内に従った一本道で簡単で、非常に便利なアクセスでした。台湾の公用語は、中国語の一種である台湾華語です。中国語は分かりませんが、台湾は繁体字の漢字表記なので、何となーく意味は分かりました。簡体字だと辛いですね。ニーハオ(你好)とシェイシェイ(謝謝)以外で唯一分かった単語は、ウーロンチャ(烏龍茶)でした。

台北桃園国際空港での乗り継ぎは、非常に簡単で便利でした。
乗り継ぎ便も少し遅延となりました。

 とまあ、乗り継ぎ便も遅れつつも無事台湾を出発しました。バンクーバーまでは10時間の長旅ですので、機内では映画の「国宝」と「木挽町のあだ討ち」を見ました。会話は日本語の英語字幕付きで。この言い回しは英語でこう言うのかーと感心しつつ、実際には使うのはハードル高いなと。AIによる英語力評価が60/100点程度の私では。

 さて、無事カナダ太平洋岸のバンクーバー国際空港に到着しました。ここでカナダ入国を済ませて、カルガリー国際空港行きの国内線へ乗り継ぎました。航空券はChina Airlinesの公式サイトで一括購入しましたが、ここからはWestJetというカナダの航空会社となりました。カナダへの入国は存外簡単でした。eTAという事前の登録が必要だったものの、長時間待たされる隣国アメリカとは比べものにならないくらい簡単でした。

 カナダでは、入国審査時に一度預け荷物(スーツケース)を引き取らないとなりません。というわけで、スーツケースで流れてくるのを待っていたら・・・、一向に流れてきません。近くの係員の人に相談してみると、彼らは手持ちのスマホで検索して・・・、なんと!!

Lost Baggage

になっていました(゚´Д`゚)

 China Airlinesのカウンターに案内してもらい、交渉しました。どうやら台北で積み込まれなかったようです。当時台風で欠航便が相次いでいて混乱したこともあったようです。欠航とはなりませんでしたが、スーツケースは詰めませんでした。台北からのバングーバー便は、一日一本です。一日待つしかなかったのですが、予定通りにカルガリーまで行って、現地のWestJetのカウンターで経緯を説明するように言われました。

カルガリーへの便を待ちました。スーツケースなしで。

 見ず知らずの土地に深夜到着は嫌でしたので、当初からバンクーバー国際空港内で半日待つ旅程でした。出発や乗り継ぎの遅れには万全の体制でしたが・・・。スーツケースがないのを嘆きつつ、発表資料の作成を進めました。

 カルガリーへは無事到着しました。1時間半ほどの短い旅程でした。早速、WestJetのカウンターで交渉して、スーツケースの所在を掴むことができました。預け荷物って、航空会社共通の管理システムがあることを学びました。滞在先のホテルまで届けてもらえることを確認して、中心街への空港連絡バスであるカルガリー交通局(Calgary Transit) 500系統を待つため、空港の外へ出ました。バス乗り場は出入口のすぐ前でしたが・・・、

寒っっっ!!

針を刺すような寒さでした。上着はスーツケースの中でした・・・(ノД`)

バス乗り場です。針を刺すような寒さでした。

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