9/10(水)に秋の応物は閉幕しました。さあ帰路だと言いたいところですが、さらに1件会議がありました。ISATE2025です。ISATEは、”The International Symposium on Advances in Technology Education”の略で、高専の教育に関する国際会議です。全国の高専の他、友好関係にあるシンガポールポリテク(SP)の先生方が参加されていました。SPは高専のようなものです。
一昨年、島根県松江市で開催されたISATE2023に出ました。当時は、「高専に来たからには、こういう会議も経験しておかないとねっ」というノリで、積極的に参加しました。しかし帰路に肋間神経痛というとんでもない目に遭いました。
一昨年の参加でこの会議は卒業だと思っていました。教育関係の研究活動をしている先生方は他にたくさんいますし。ところが、今年も役回りが回ってきました。何故でしょう・・・? 各高専から1名出すということだったらしく、私が再び出ることになりました。教育関係の研究活動は特別してないんだけどなあ・・・。
名古屋のホテルをチェックアウトして、名鉄に乗って会場へと向かいました。会場は豊田市の豊田市福祉センターでした。今回は地元の豊田高専が幹事でした。
まずは名鉄名古屋駅から知立駅へと向かいました。知立駅は三河線との接続駅で、目下高架化工事中です。名古屋本線上りのホームから三河線のホームへは、迷路のような構内でした。
三河線に乗って20分ほどで最寄り駅の上挙母駅に着きました。豊田市と言えば、天下のトヨタ自動車のお膝元です。中心駅である豊田市駅のわずか一つ手前の駅にも関わらず、上挙母駅はひなびた駅で、静かな昔ながらの古い町並みの中にありました。正にテレビ番組の「遠くへ行きたい」を彷彿とさせる風景でした。
上挙母駅から北へ向かって歩き、三河線をくぐって東側へ出ると、目的地の豊田市福祉センターが見えてきました。西側の町並みとは一変して現代的建物でした。
午後から1件発表しました。お客さんは主にSPの人達でした。高専は・・・どこ? でした。
発表枠は20分でしたが、やはり内容を話しきれず、最後の方はスキップしました。まあでも、お客さん達の印象は良かったのではないでしょうか。
というわけで、KRIS2025~ICDCM 2025~秋の応物と続いてきた夏休みの学会ツアーは無事幕を閉じました。
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