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選択科目ってどうよ?

 選択科目っていうのは本来、Challengingな科目であるべきと思っています。そのココロはと言いますと、

  1. 細かい専門分野の科目
  2. 内容が高度な科目

という具合です。

 1については、高学年になって研究室所属になったりすると、個々の専門性が深くなります。深い専門学問はその分野には大切であっても、他分野や他の研究室にとっては重要性が低かったり、意味が分からないものだったりします。例えば、プログラミングの人達にプラズマはあまり必要ないかなと。

 そんな分野は第一に各研究室で教えれば良いのですが、複数研究室に関係したりすると、選択科目として用意しておいた方が効率的だったりします。

 2については、残念ながら学生間で学力に差があることが原因です。特に若い内から専門分化しなければならない高専では、学年が上がるにつれて、ついていくのがしんどい学生さんが出てきたりします。できる子をとことん伸ばすか、それともできない子を手厚くサポートするかは、永遠の課題です。どちらに偏っても、他方からは不満が漏れます。

 その解決法の一つに、高度な科目を選択とすることがあります。例えば、担当している電気磁気学(電磁気学)の場合、特殊相対性理論をもって電磁気学の完結とするべきと思っていますが、そこまで必修で引っ張ると、撃沈する子が後を絶たなくなってきます。というわけで現在は、興味ある学生さん達を対象に課外で数回行っています。単位には何も関係しませんが、興味津々な学生さんはいます。

 他に量子力学や固体物理学なども同様です。必要なんだけど、必修とするには難しすぎますね。こちらは課外で用意する余裕がないので、研究室で必要な分をぼちぼち教えていくことにしています。

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車の両輪

 大学は研究と教員の機関です。しかしながら大学教員の中には、教育を疎かにしている人達が残念ながら一定数います。企業からの天下り先としか考えていない人もいます。一部の企業では研究職には役職定年があり、研究を続けたいがために大学へ転職する人がいます。教育なんて二の次です。

 一方、高専は教育と研究の機関です。同じ高等教育機関ではありますが、制度上順番が逆になっています。しかしながら高専教員の中には、研究を疎かにしている人達が残念ながら一定数います。

 大学では卒業研究は生活の一部であり、朝から晩まで研究室で過ごします。一方高専では授業科目の一つの扱いです。しかしながら実験研究が決まった時間内に終わることはまずないので、事実上は大学とあまり変わらなくなります。

 高専では、卒業研究を大学並みに頑張る学生さんもいますが、自習時間のように過ごす人もいます。後者は卒業研究の意味、ひいては高等教育の意味を理解していないと思われるので、手の届く範囲でその意義を説いています。

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真空復旧作業

 IVC-22@札幌で一週間留守にするので、安全のため、研究室はブレーカーからOFFにしていました。当然、真空装置もOFFです。我らがPA-PECVDは超高真空仕様で、常時ポンプで真空に引き続けておかなければならないのですが、留守中にトラブルがあっても帰ってこられる距離ではないので、バルブを封じ切ってOFFにしていました。

 会議も無事に終わり、帰ってきたので、復旧作業開始です。外は台風14号の強風が凄いですが。停電にはなっていないので、助かります。祝日でさらに台風で交通機関は皆ストップしていますので、学生さん達はお休みとして、一人で作業です。

ブレーカーから落としていますので、研究室は真っ暗です。

 それなりの装置なので、停止しておいても大気圧(1013 hPa = 1.013 x 105 Pa)まで落ちることはないですが、それなりには悪くなります。

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第3種放射線取扱主任者になりました

 先月の講習を経て、「第3種放射線取扱主任者」の免状が届きました。

 何ができるかというと、SPring-8SAGA-LSHiSORなどの放射光実験施設を利用登録する際に、手続きが楽になるということです。

 「それだけ?」と思うかもしれませんが、放射線は人体に宜しくないので、手続きは大変なんですよ。

しろまるひめかっぽんと一緒に記念撮影です。

めでたし、めでたし。

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定山渓に来て知性を考える

 本日私は一人、定山渓温泉に来ました。札幌市の南端にある奥座敷です。夕方からまたweb会議ですので、朝から出かけました。

札幌駅バスターミナルを出発です。
バスで80分ほど揺られてやって来ました。交通は至便です。

 学会では、学生さん達には自由行動させています。私も学生時代にそう教えられてきましたし。何を聴講し、何を学ぶか、そしてどのように時間管理するかは、自分自身で決めてもらっています。大枠の目標は示していますから、そこに向けてどう歩んでいくかは彼ら次第です。まあ、その大枠はわりと厳しいようなんですけどね。

 学歴を積んで知的職業に就くことに対して最も必要なことは、やたら難しいことが分かるようになることではありません。テストで良い点を取ることでもありません。また、それらを自慢することでもありません。

 自分自身をコントロールできるようになることです。

 これは残念ながら、今までの人生で高専生(有明に限らず)という者達を見て来て、彼らに最も欠けているものです。

そうだ、一休みしよう。
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発表(一日目)です

 IVC-22@札幌です。初日9/12(月)は早速、私の口頭発表と学生さん(5E 古賀君)のポスター発表でした。私がまず露払いをしてですね、夕刻の古賀君がメインとなりました。

 会場の札幌コンベンションセンターは、ガチな国際会議場で、とても立派な建物です。こういうところでしゃべらせて頂くのは光栄ですね。

 発表は、相も変わらず、適当な準備で適当な英語で済ませました。すいません。資料作りに専念する時間がなかったもので。

 とはいえ、無難にこなせたんじゃないかなーと思います。こういうガチな国際会議で、有名大学の人達に交じって高専の人間がしゃべるというのは物珍しいかと思います。でも、決して負けていませんよ。

 しかしですね、一つネタを仕込んでいたのですが、見事に滑ってしまいました。若干凹みました。

発表開始です。オンラインとのハイブリッド開催なので、マイク使用が必須だったのですが、忘れています(その後すぐ注意されました)。普段の授業のノリのままでした。ハイブリッド方式は慣れないです。写真では人が少ないように見えますが、写っていないところにわりといました。
北海道まで来て何ですが、会場の向かいにコ○ダ珈琲店があったので、発表後の昼食はそこで味噌カツサンドにしました。なお、これは普通サイズです。
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北海道に来ました

 先週は、4E担任として保護者懇談会を行いました。33名の学生さんの親御さん達とそれぞれ面談をしました。我がクラスは皆さんいずれも優秀な学生さん達でして、担任として楽させてもらっています。ただしそろそろ進路のことを考えて頂かないといけないので、そのお話をという感じでした。

 さてそんな仕事を終えてまして、次なるこの1週間は北海道は札幌で国際会議です。IVC-22 (International Vacuum Congress、国際真空会議)というガチの国際会議です。遊びに行くわけではありません。決して。決してですよ。

 私と学生さん達それぞれの日頃の研究成果を発表します。

 日常の研究活動って、ひたすら地味なものです。でも研究で根を詰めるだけではダメですね。楽しむときは楽しみましょう。お仕事としてね。

毎度おなじみ福岡空港です。今回は北海道の航空会社AIR DOで行きます。奥の黒いのは、我らが北九州のスターフライヤーですね。色が対称的です。
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高周波伝送と図書館と知的視野

 今年度は4E担任だけではなく、図書館運営室室員も仰せつかっています。有明高専図書館では毎年新しい本を入れるのですが、今年はその選定の担当となりました。

 「学生さん達にとって何が良いかな~」と、Amazonなどをザッピングしながら適切な本を探していると、David M. Pozarの「Microwave Engineering」の邦訳が出ていることを知りました。ちょっと高かったですが、早速手に入れました。原書と邦訳をセットで揃えるのが好きなものでして。論文等を執筆する際には、英語が基本言語ですので原書が必要なのですけれど、日常読むのはやはり日本語の方が早いです。

原書と邦訳、両者揃い踏みです。

 会社員時代、業務の都合で高周波伝送とそのプラズマについて勉強しました。全く未知の分野でしたので、この本と中島 将光先生の「マイクロ波工学」で必死に勉強しました。自分で本を読むだけでは分かりませんので、実務的なことは同僚だった大井 克己さんに都度教えて頂き、学問的なことは橘 邦英先生(京都大学名誉教授)の知遇を得て、進めていくことができました。ただただ、運が良かったです。

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第3種放射線取扱主任者講習

 学生さん達は週明けから、国内で最も有名な放射光実験施設であるSPring-8で夏季実習です。放射光実験設備は、常時超高真空状態に維持されています。残念ながら有明高専では真空工学の専門授業科目が設定されていませんが、真空はあらゆる工学に欠かせないものとなっていますので、行って学んでもらうことにしました(私はお留守番、ていうか減らない山盛りの仕事)。身近な掃除機やインスタント食品(フリーズドライ)から最新の半導体デバイスの加工まで、真空工学は欠かせない工学です。

 一方私は東京でこの土日の2日間、第3種放射線取扱主任者の講習を受けました。時間が定められた法定講習なので、2日間カンヅメでした。この講習は東京でなくても全国各地で行われているのですが、何せ高専教員というものは時間が取れません。ようやくスケジュールを合わせられたのが、今回でした。

案内板です。日付は止まったままで、間違っています。

 何でこの資格かと言いますのも、↑の学生さん達派遣にあたり、校内に放射線取扱主任者を置かなければならかったのですが、そんな人は校内におらず何かと手続きに苦労しましたので、私が取ることになりました。まあ実質、鷹林研究室しか必要のない資格なので。

 これまで放射光実験施設はバリバリ使ってきました(表現が古臭いかな・・・)が、その都度の手続きは人任せでした。んー、責任を取らねばならないお年頃になったということですね。

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九大には行ったけれど・・・

 8/24(水)に、九州大学伊都キャンパスの古閑一憲研究室へ行きました。ラマン分光測定と研究打ち合わせに行きました。2回目の訪問ですが、今回は研究室学生さん達と一緒に行きました。九州の人達は九大が大好きですから、夏休みの遠足も兼ねて。大牟田から西鉄特急で出発しました。

福岡(天神)のメイン改札口は北端ですので、先頭号車に乗車しました。
途中経路はさておき、九大に到着しました。古閑研究室を目指します。

 学生さん達は、研究室の大学院生の方に室内をご案内いただきました。他研究室を知り、学びを深めるのは良いことです。

 ・・・そして帰路天神へ出て、買い物や食事をしました。その後学生さん達を先に帰し、私は古閑先生ともうしばらくお話をしました。

 さーて、私も帰ろうかと思い、西鉄駅へ行きましたが・・・

工工工エエェェ(゚Д゚)ェェエエ工工工

 何と、電車が不通ではないですか!! 福岡の天気はさほどでもなかったのですが、久留米以南が豪雨となっているようでした。

天気予報にこんなのなかったですよぉぉ~。

 JRも同時に止まっているようなので、どうしようもありません。どうしよう・・・。

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