だいぶ時間が経ちましたが、2021年11月8日付けで、佐賀県立九州シンクロトロン光研究センター(SAGA-LS)での2020年度利用報告書が公開されております。
課題番号: 2012128F 機械工学応用を志向したダイヤモンドライクカーボン膜の化学構造解析
です。
そんな感じで仕事しています。
よろしくです。
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だいぶ時間が経ちましたが、2021年11月8日付けで、佐賀県立九州シンクロトロン光研究センター(SAGA-LS)での2020年度利用報告書が公開されております。
課題番号: 2012128F 機械工学応用を志向したダイヤモンドライクカーボン膜の化学構造解析
です。
そんな感じで仕事しています。
よろしくです。
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「令和3年度日本表面真空学会東北・北海道支部学術講演会」を、研究室学生さん達と共にオンライン聴講しました。改装中の研究室に上映スペースを作りました。
今の仕事は広島大学時代に種を蒔き、東北大学時代に花が咲きました。その縁もあって、参加しました。オンライン学会というものは元来好きではないのですが、遠く離れた支部講演会なんてまず聴く機会がないので、この場合は便利ですね。
そう、この春休み、研究室は目下大改装中です。乞うご期待です。
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先の休日、ファミリーで熊本城に行きました。
熊本県民なので、やはり熊本城にご挨拶はしておかないとですね。地震のためとはいえ、遅ればせなんですけど。でも、家のテレビでは熊本県域放送の映りが悪いんですよねー。福岡県はおろか、佐賀県の放送まで入るのに。
実は私、熊本城は2回目です。学生時代最後の学会(電気化学会第72回大会)が熊本大学であったので、そのついでに見学していました。電気化学を離れて幾久しいですが、今も研究のベースには電気化学の考え方があります。当時九州新幹線は全通していなかったので、博多からリレーつばめに乗って。まさか途中の大牟田で働くことになろうとは、全く思いもしませんでした。
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2/16(水)15時より、「第3回日本医用 DLC 研究会」がオンライン開催されます。
「16:15-16:30 一般演題: 光電子制御プラズマ CVD 法を用いた DLC の位置選択的成膜」
というお話を少しばかり。
無料ということです。
よろしくです。
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無事装置の調整を終えて、帰路の飛行機までの時間、仙台市内を観光しました。
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有明高専に移設予定の光電子制御プラズマCVD (PA-PECVD)装置2台の調整とテストのため、今週は東北大学@仙台に来ています。
今回は研究室の4E学生2名を連れまして、彼らに作業経験と放電実験の実習をしてもらっています。真空工学、表面科学、放電プラズマ工学、量子力学、量子化学などなど、新たに勉強すべきことが山積ではありますが、身体を動かし手を動していけば、自ずと身についていきます。
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明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて新年早々、大きなニュースが入ってきましたね。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20220102-OYT1T50031/
今年も忙しくなりそうです。
なお、私見はこちら。
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研究室の学生さんに連れられて、校内図書館へ行きました。卒業研究に関係する真空工学の本を探しに。図書館に行くのは有明に来て3回目です。ほとんど縁がありません。
本校では真空工学に関する本科授業科目はないですし、館内蔵書は開講授業の教科書に近しいものだけだろうなーと思っていたら・・・、おおーっ、魅力的な蔵書に溢れているではないですか!! スイマセンでした。反省します。
書棚を眺めていると、時間が経つのを忘れます。図書館は良いものです。
ただし私、図書館で本を借りるのは嫌いです。学術論文雑誌を除いて、本は「自分で買う」ことをモットーにしています。論文雑誌の場合は、必要な論文はその号内の一報だけなので、一々買い揃えていてはコスパが悪いです。
「必要なときに、必要な本がすぐ手元にある」状態にしておきたいので、魅力的な書籍は買い揃えます。
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今年の大学院時代の研究室の同窓会は、オンラインでありました。ご時世のため、大学に多くが集まって行うという形式は取れませんので、Zoomにて。コアなメンバーだけが集まった小さな研究会みたいになりました。
互いにの近況(= 研究進捗の話など)を話すだけで1時間半が過ぎ、結局飲み食いするわけでもなく議論だけで4時間近くがあっという間に過ぎました。
要するに、研究会です。正常な世の中でも、結局夜明けまで話するかなぁ。
特に私は今や化学の世界を遠く離れておりますので、とても魅力的なお話ばかりでした。正に隣の芝生は青いです。
フラスコを持たず、化学合成法を考えなくなって割と年月が経ちますが、あ゛ー、化学実験したいーと思いました。
いやいや、Eで頑張りますよ。真空ドライプロセスです。
その環境は与えられるものではありません。今や自分が創っていかなければならない立場です。頑張ります。
研究室で研究するって、一番楽しいことなんですよね。楽しさは、
研究 >>>>>>>>>>>>>>>> 学生実験 >>>>>>> 座学
であり、世間の評価基準もこの順です。でも学生さん達を見ると、多くは価値基準を、
座学 (テストの点数) >>>>>> 学生実験 >>>>>>>>>>>>>>>>> 研究
と置くんですよね。いやはや、摩訶不思議でなりませんな。
研究であれ何であれ、自分の現在と未来を語れるって、この上なく幸せなことだと思います。
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本日から後期中間試験です。試験すなわちテストというものから、高等教育について考えていきます。
個人的には、4年生までの試験はガチガチに行いますが、以降の5年生と専攻科では比較的楽にするようにしてします。もちろん、後者の方が内容は高度ですよ。その理由は、決して手を抜きたいわけではなく、「高等教育をしたい」からです。
有明高専では、4年生後期から卒業研究が始まります。一般には5年生になってからなので半年早いのですが、これは素晴らしいことだと思います。それは、「卒業研究が高等教育の象徴」と思うからです。
一般に、授業形態は大きく分けて、3つあります。
・卒業研究
・実験、実習
・座学
座学は、後期中等教育もしくはそれ以下と思います。要するに高校です。何故なら、学ぶというより、座って「学ばされる」からです。高等教育機関が高等教育機関たり得る根拠の一つは、卒業研究すなわち研究活動があるからです。実験、実習は両者の中間です。
高専(高等専門学校)と同年代の若者が集う学校には他に、私立専門学校と厚生労働省所管のポリテクカレッジがあります。後者には馴染みがない方も多いかもしれませんが、工業職能訓練を主眼にした専門学校です。高専はこの中で卒業研究を行うことができ、そのため他二者に比して社会的評価が高いです。
研究というものは、テストやナントカ資格とは違って形のないものであり、点数評価しにくいものです。ですから後回しにされる場合があります。しかし、座学や資格の試験勉強、ましてや落とした単位の取得への勉強に卒業研究を削るのは、「本末転倒」です!! 高等教育を自ら否定して、自らをわざわざ低めて一体何がしたいんでしょうか?
研究活動というものは、決して専門バカをつくるためのものではありません。未知への探求を通じて、「考える力・まとめる力・切り拓く力」を、時間をかけて養っていくものです。社会で評価される能力はこれらの力であって、決してテストで100点を取る力ではありません。座学や資格は、高等教育たり得る研究活動・探究活動の土台にしか過ぎません。
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