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学会のお知らせ(2025年10月~2026年1月) (11/8 update!!)

2025年10月~2026年1月の学会参加予定です。

  • 第16回半導体材料・デバイスフォーラム
    • 10月18日(土) @ 九州大学 筑紫キャンパス (福岡県春日市)
    • 10月18日(土) 11:50~12:02 O-6 (オーラル): 出村 翼 (6E), 内藤 陽大 (7E), 小野 晋次郎, 恵利 眞人, 古閑 一憲, 山本 圭介, 篠原 正典, 鷹林 将, “光電子制御プラズマを用いた応力制御ダイヤモンドライクカーボン成膜”. (※九州大学、熊本大学、福岡大学との共同研究)
    • 10月18日(土) 17:00~17:45 P-34 (ポスター): 関本 晃久 (5E), 出村 翼 (6E), 内藤 陽大 (7E), 篠原 正典, 高橋 和敏, 鷹林 将, “光電子制御タウンゼント放電プラズマによるグラフェンへのドーピング制御”. (※福岡大学、佐賀大学との共同研究)
  • 第41回九州・山口プラズマ研究会
    • 10月25日(土)~27日(月) @ 天ケ瀬公民館 (大分県日田市)
    • 10月26日(日) 9:50~10:10 (オーラル): 鷹林 将, “光電子制御プラズマでつくる炭素質トランジスタ”.
  • 福岡大学 電力・プラズマ研究会
    • 12月1日(月) @ 福岡大学 (福岡県福岡市)
    • 12月1日(月) 15:00~15:50 (オーラル): 鷹林 将, “新デバイス材料としてのグラフェン解析”.

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∩(´∀`∩) 2025年6月で100,000 views突破しました (∩´∀`)∩

 2025年6月、このホームページのviewが100,000を突破しました。2021年2月9日に開設してから4年半弱経ちました。viewの数え方には色々ありますけれども、とりあえずそこそこ繁盛しているとことで。

 訪問者数は44,000ですから、1回の訪問に付き2 viewsくらいってとこですか。

 改めて申しますけど、このホームページは完全私営です。一切の公金は入っていません。イラストはイラストACさんのものを有料メンバーになって使っています。

 記事内容に関する全ての責任は運営者の鷹林にあるってことで、今後もぼちぼち続けていきます。

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2024年度「競輪・オートレースの補助事業」の完了

 2024年度に受けた公益財団JKAによる「競輪・オートレースの補助事業」が完了しました。

「光制御プラズマを用いたナノ構造制御炭素材料の創成とエレクトロニクス応用に関する補助事業」, 公益財団法人JKA, 2024年度競輪とオートレースの補助事業, 研究代表者, 2024年4月-2025年3月 (課題番号 2024M-435), 助成額 5,000,000円.

 この事業は、競輪の補助を受けて実施しました。

 規定により報告書を公開します。

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第1種放射線取扱主任者他になりました

 3月末に参加した第1種放射線取扱主任者資格講習を経て、この度晴れて第1種放射線取扱主任者になることができました。放射線管理に関するあらゆる事ができると同時に、その責任を負う立場となります。

 これに付随して、労働安全衛生法に基づいたエックス線作業主任者ガンマ線透過写真撮影作業主任者にもなりました。放射線を利用した非破壊検査等に従事することができます。

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∩(´∀`∩) 7E 福田 旺土君、有明高専特別賞受賞!! (∩´∀`)∩

 本日2/19(水)は終業式でした。全クラスオンラインで繋いでの全校集会にて、7E 福田 旺土君が有明高専の特別賞を他コース3名と共に受賞したことが公表されました。3年間の研究室生活における学会受賞3回(これこれこれ)の実績が高く評価されましたっ!!

\(゚▽゚=))/…\((=゚▽゚)/

 正に不断の努力の賜物です。

我が有明高専の誇りです。
校長先生を交えて研究室全メンバーで記念写真です。
誇らしげです。

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図書館だより(2025/2/14 Update!!)

 図書館運営室室員やってます。というわけで、「図書館だより」に寄稿しました。

第19号(2025/02/14)・・・2年生と行ったシンガポール研修について寄稿しています。

第17号(2024/02/15)・・・ブックハンティングについて寄稿しています。

第16号(2023/10/05)・・・貸出ランキングについて寄稿しています。

第14号(2022/10/11)・・・私のイチオシ(読書感想文)を寄稿しています。

よろしくです。

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研究室業績(2020/4~2024/12)

 有明高専において、鷹林研究室創設以来の研究業績をまとめてみました。この教員鷹林の部屋ホームページの記載内容と同じですが、PDFに書類としてまとめてみました。

 多いと見るか、少ないと見るかは人それぞれでしょうが、ぼちぼち頑張っているつもりではあります。

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∩(´∀`∩) 論文出しました(有明高専産第1号)!! (∩´∀`)∩

 AVS(旧名 アメリカ真空学会)の学術誌Journal of Vacuum Science & Technology Bに論文を出しました。純有明高専産第1号です。こちらに来て5年目、研究室を立ち上げてようやくです。

R. Tsukazaki et al., J. Vac. Sci. Technol. B 42, 034201 (2024).

です。

 タイトルは、「Plasma confinement by an optoelectronic system (光電子システムによるプラズマ閉じ込め)」です。光電子制御プラズマを使うと、プラズマを閉じ込めることができたというお話です。プラズマは電離した気体で、全体として電荷中性の状態のことです。プラズマは漠然と広がったもので、その位置制御は困難でした。非常に大きなスケールにはなりますが、核融合でもプラズマを如何にして閉じ込めるかが課題の一つです。今回、その閉じ込めを光電子制御プラズマで圧力制御をすることにより達成できました。この現象により、新たな気相化学反応場の構築が期待されます。

 おまけにEditor’s Picksの一つにも選ばれました。これはマンガ雑誌で言う巻頭カラーのことで、とても名誉なことです。初めてのことです。

 第一著者は、卒業生(創造工学科 エネルギーコース 第3期生)の塚嵜 琉太君です。彼の偶然の発見から全てが始まりました。電流‒圧力特性というPaschenの法則宜しく、基本的な実験スキル練習の中で見つけたものでした。これまで10年以上二桁の多くの人達がこの光電子制御プラズマに関わってきましたが、誰も気づきませんでした。正にセレンディピィティーであり、それは実験化学者として最も誇りに思うことです。

 塚嵜君の卒業後、第二著者である現6Eの内藤 陽大君が後を継いでまとめ上げてくれました。第三・第四著者の古賀 永君と福田 旺土君(現7E)は塚嵜君の同期として、装置立ち上げに尽力して頂きました。第五・第六著者の田辺工業株式会社 加藤 直樹様と渡辺 貴之様には議論と多大なるサポートをいただきました。

 また今回はPI (Principal Investigator、研究主催者)として、初の最終著者となりました。ここまで来られたことを全く不思議に思います。正に皆様のご支援の賜物です。

 有明高専公式HPにも報告しました。

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特例適用専攻科の学修総まとめ科目担当教員になりました

 高専では、学校教育法第10章第119条に基づいて、本科5年の上に修業年限2年の専攻科を設置しています。大学評価・学位授与機構による審査を受けることにより、専攻科の学生さん達に大学と同じ学士号を授与することができます。

 さらに有明高専は「特例適用専攻科」に認定されていますので、所属教員は上記機構に個別に評価を得ることにより、特別研究すなわち専攻科での研究活動の指導教員になることができます。我が研究室も3期生を迎えて軌道に乗ってきまして、この度その「学修総まとめ科目担当教員」になりました(俗に「適」と呼ばれるようです)。研究課題名は、

「アモルファス炭素材料の電気電子材料応用に関する研究」

です。

 これには相応の研究業績が要るようです。しかしながら前職5年間は企業にいましたので、研究活動はできませんでした。当然ですね。他方で前々職東北大学時代に得たデータは山積しておりました。幸いにも、社長のご理解や周囲の先生方のサポートにより、継続して論文を出していくことができました。

 「適」教員になれたことは偏に、これら皆様のおかげです。この場を借りて厚く御礼申し上げる次第です。

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4E研究室紹介

 有明高専では全専門コース共通で、4年次後期から研究室活動すなわち卒業研究が始まります。5年次から開始の高専が多いかと思いますが、有明では半年早いです。その分、研究活動を充実させることができます。高々半年であっても、その差は非常に大きいです。

 毎年配属に先立ち、各教員が研究室紹介を行います。現4Eは鷹林研究室としては6代目になります。早いものです。

 専攻科生達が頑張ってきてくれたおかげで、研究内容も整ってきました。今回の研究室紹介ではそれをまとめることができました。

研究テーマ一覧です。
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クリーンルーム

 鷹林研究室の研究の大部分には、クリーンルームが必要不可欠です。

 クリーンルームとはその名の通り、清浄な部屋のことです。フォトリソグラフィーを用いてトランジスタや集積回路などを作製する際、塵やゴミがあるとその下が陰となってしまい、微細構造作製の邪魔になります。

 クリーンルームの規格は、ISO 14644-1:2015で定められています。以前の規格はFederal Standard 209E (米国連邦規格209E)でした。ただし209Eは数値が分かりやすいこともあって、慣例的に未だ用いられています。

 209Eでは、1立方フィート(1 ft3 = 0.0283 m3で、1 ft = 0.3048 m = 30.48 cm)あたりに存在する0.5 μm以上の粒子(塵、ゴミ)数で定義されClass分けされています。半導体処理用のクリーンルームは、Class 1000 (※ISO規格ではClass 6)以下です。そのクリーンルームの中には、さらに清浄度を上げたClass 100 (Class 5)や10 (Class 4)のクリーンルームが備えられている場合もあります。日常環境は Class 1,000,000程度にもなりますから、クリーンルーム内が如何に高い清浄度であるかが分かると思います。

 この清浄度を維持するために、クリーンルーム内では清浄化された空気を常に流しています。一般的なダウンフロー方式では、天井から流して地下から排出しています。また、温度と湿度は常時一定です。ちなみにこれらの理由のため、クリーンルーム内では花粉症になりません。

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3E工場見学2025

 10/28(火)は、3Eで恒例の工場見学に行きました。3Eでは日帰りで2社を工場見学することになっています。昨年度は副担任でしたが、今年度は正担任として差配を司りました。

 午前中は、有明高専から程近い田辺工業株式会社の大牟田支店を訪問しました。田辺工業さんは新潟県上越市に本拠を置く独立系プラント企業です。数年前に大牟田に進出して来られて、以来お付き合いがあります。有明広域産業技術振興会の会員企業でもあります。昨年、教育訓練センターが同支店内に竣工しました。今回はその教育訓練センターの見学を目的としました。

 一般に工場見学はその名の通り工場を見学するものですが、学生さん達の理解が追いつかないことがあります。品質管理を習うのはまだ先の5年生ですから、工場の安全管理や作業工程管理などの実務的内容の理解は難しいです。今回は入社後の教育訓練制度のあり方について、学ばせていただくことにしました。5年間の高専生活では、どんなにカリキュラムを詰めたとしても学べることは限られます。入社後どんなことを学ぶのか、また学ばなければならないか、それに対してどのような制度が整えられているかについては、是非知っておきたいところです。福利厚生、つまり与えられることだけ見ていてはいけません。近い将来は与える側になるのですから。

 学生51名という大人数での訪問に際して、大牟田支店ならびに社内関係部署の方々を挙げて対応して頂きました。心より感謝いたします。

大牟田支店長からの締めです。
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第41回九州・山口プラズマ研究会

 10/25(土)-27(月)の間、第41回九州・山口プラズマ研究会に行ってきました。昨年の第40回と3年前の第37回に続いて3回目です。今年度は3E担任ですが、学祭は翌週末なので参加できました。場所は大分県日田市天ヶ瀬公民館、つまり天ヶ瀬温泉でした。

 困ったことに発表までに十分時間が取れず、資料不十分なまま臨みました。先のスコットランドで使用した英語スライドを少し改編しただけのものとなりました。タイトルだけは日本語という変な構成となりました。すいません。

タイトルだけが日本語になりました。

 と言いましても、私のような別世界からやってきた無名な新参者は、このような高名な先生方が集うところでアピールしないとなりません。個々のテーマを細々述べてもダメで、研究の全体像をクリアにしなければなりません。グランドデザインです。何をしたいか、していくのかを明確にしなければなりません。

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第16回半導体材料・デバイスフォーラム

 10/18(土)は、九州大学 筑紫キャンパスで実施された第16回半導体材料・デバイスフォーラムに参加しました。これは熊本高専の先生方を中心に企画されているイベントで、半導体工学に関係する講演、大学/大学院進学説明会、そして企業説明会がまとめられているものです。九州各高専から参加がありました。有明からは、鷹林研究室メンバーを含むエネルギーコースの学生さん達9名が参加しました。昨年度は福岡国際会議場での開催でしたが、今年度は九大でした。

 まずは広島大学 半導体産業技術研究所の寺本 章伸所長の基調講演で始まりました。半導体工学の歴史と中四国地方での取り組みであるせとうち半導体コンソーシアムについてお話しになりました。広島出身でかつて広島大学にも籍を置いたことのあるとしては、非常に興味深い内容でした。

 午前中は講演が続き、締めは我らが6Eの出村君でした。講演会場の筑紫ホールは筑紫キャンパス内で最も大きい会場です。軽く100名を超える聴衆の前で堂々話しました。指導教員として鼻が高いです。

6E 出村君の講演開始です。聴衆は軽く100名を超えていました。
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世間と研鑽

 夏休みは休みなく終わり、後期が始まりました。夏休みはまず学会を巡り、その後は3E担任として保護者との面談でした。51名も学生がいるので、全てをこなすのに休日返上で2週間かかりました。個々の保護者とじっくり向き合いたく、面談時間は30分を基本にしたので、長い日程を要しました。いずれも教育熱心な保護者ばかりで、学生達を預かる教員として自らを成長させていかなければならないことを考える良い機会となりました。学生達個々に対して何がBestか、何ができるかを考えます。一人一人皆違いますし、一人一人が私の教材です。

 常に同じ若い世代を相手にする教員は、知らず知らずの間に裸の王様になってしまう危険性を孕んでいます。俗に言うと、上から目線ですね。そんな世間ズレした教員に進路を相談ないし委ねなければならない学生さん達は、不幸でしかありません。

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サーキットデザイン教育センター開所式

 9/29(月)、この度有明工業高等専門学校が設置するサーキットデザイン教育センターの開所式が、大牟田アリーナで行われました。はい、ロボコンに続いて3日連続で大牟田アリーナです。

 高専機構では、K-semiconという半導体工学に関わる人材の育成教育に関するプロジェクトを進めています。半導体工学、すなわちトランジスタなどの電子デバイスならびにその集まりで所望の機能を有する集積回路(Integrated Circuit, IC)をつくるには、大きく「設計前工程後工程」という3つの工程があります。日本は前工程が強いです。前工程とは、材料を用いて実際にデバイスをつくる工程で、材料科学の一分野とも言えます。私はこちらに入りますかね。後工程は、できた回路を皆が使えるようにパッケージしたり、装置に組み込んだりする工程です。

 残る設計は、つくりたい回路の図面を考える工程です。日本には、何をつくるかという総合マネージメント人材と、実際にそれを絵にする設計人材が不足しています。前工程と後工程はそれを実際の形にするですね。というわけで、高専はサーキットデザイン教育センター(Circuit Design and Education Center, CDEC)という組織を有明につくって、設計者育成を担うことになりました。

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ロボコン

 世の中の人達が「高専」というキーワードで真っ先に思い浮かべるのは、ロボコンだと思います。ロボコンは高専の部活動の一つですが、最もメディアへの露出が多いために、高専を代表する部活動の一つとなっています。高校では野球、高専ではロボコンというところですかね。

 夏休み終盤の9/28(日)はその大会、「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2025」の九州沖縄地区大会が行われました。そう、ロボコンはロボットコンテストの略で、このためにある部活動と言えます。今年度は有明高専が幹事校で、会場は昨年完成したばかりの大牟田市総合体育館(大牟田アリーナ)で行われました。九州・沖縄地区の高専は全部で9校10キャンパスあります。つまり、10年毎に地区大会の幹事が回ってくることになります。

 前々日の26(金)から有明高専の教職員と有志学生達が総動員で準備しました。

お約束の準備中の記念写真です。
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夏のベーキング

 学会旅回りから帰ってきてから、自宅ではPC改造をしました。研究室ではというと、ベーキングしました。

 ここ1ヶ月くらいでしょうか、装置の真空度が悪いので、何とかしなきゃと思ってはいました。しかし学会で忙しかったので、放置していました。実用的には問題ないレベルでしたし。

 そんなこんなで学会を終えてちょっと楽になりましたので、試みることにしました。真空度悪化の原因の心当たりはいくつか思い浮かんだのですが、ベーキングでまとめて片付けることにしました。まだ暑さ厳しい折にベーキングとは・・・です。作業は重労働なんですけど、装置の性能を発揮できていない状況はやはり心苦しく、実施することにしました。

 「刺激的さ~、クラクラしちゃう~」でした(※年代は違います)。

 まずは装置にアルミホイルを巻き付けました。装置すなわち真空チャンバーを材質であるステンレスは熱伝導度が悪いので、良いアルミホイルを巻き付けて補います。

 巻いたアルミホイルが外れ落ちないように、ワイヤーで縛りました。SUS製の細い0.3 mmワイヤーを用意しました。

ステンレス製の真空チャンバーにアルミホイルを巻き付けます。ステンレスワイヤーで縛り止めていますが、色が同じなので分かりにくいですね。さらにその上にリボンヒーターを巻き付けます。

 そしてその上からリボンヒーターを巻き付けました。効率良く加熱するために、重ならないよううまいこと巻かねばなりません。チャンバーは大きいので、複数本巻きました。

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SSD導入とDRAM増設

 自宅のデスクトップPCを改造しました。昔買ったHDDのみのデスクトップPCです。安いものを買いました。しかしもはやHDDのみでは動きがものすご~く遅いので、SSDを導入してこちらにOSを移すことにしました。ついでにメモリ(DRAM)も増設することにしました。セットアップはだいぶ以前に購入用意していましたが、仕事で手が回らず、学会旅回りを終えたこの時期に行うことにしました。

 こういうPCの改造は、私の年代からちょっと上の人達が大得意ですね。私も興味はあったのですが、昔のPCは高価だったので縁なく過ごしてきました。今やPCとその周辺機器もかなり安くなりましたので、遅ればせながらDO IT YOURSELFです。

 まずはSSDを繋ぎます。増設できるポートはあるので、SATAケーブルを用意して繋ぎました。分からないことは逐一ネットで調べました。こういうPC関係って、昔の人達はテキストなしでチャレンジしてきたんですよね。続くプログラミングやソフト開発もそうです。電気の世界って、難しい理屈を知らなくてもチャレンジできるところがすごいですよね。化学の世界ではできないことです。

SSDをSATAケーブルで増設します。
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ISATE2025

 9/10(水)に秋の応物は閉幕しました。さあ帰路だと言いたいところですが、さらに1件会議がありました。ISATE2025です。ISATEは、”The International Symposium on Advances in Technology Education”の略で、高専の教育に関する国際会議です。全国の高専の他、友好関係にあるシンガポールポリテク(SP)の先生方が参加されていました。SPは高専のようなものです。

 一昨年、島根県松江市で開催されたISATE2023に出ました。当時は、「高専に来たからには、こういう会議も経験しておかないとねっ」というノリで、積極的に参加しました。しかし帰路に肋間神経痛というとんでもない目に遭いました。

 一昨年の参加でこの会議は卒業だと思っていました。教育関係の研究活動をしている先生方は他にたくさんいますし。ところが、今年も役回りが回ってきました。何故でしょう・・・? 各高専から1名出すということだったらしく、私が再び出ることになりました。教育関係の研究活動は特別してないんだけどなあ・・・。

 名古屋のホテルをチェックアウトして、名鉄に乗って会場へと向かいました。会場は豊田市の豊田市福祉センターでした。今回は地元の豊田高専が幹事でした。

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