授業資料

 この後期は新規担当科目が3つ(「4E エネルギー工学演習」、「5E 信頼性工学」「5CL 電気工学基礎II」)もあり、授業資料作りが悩みの種です。この悩みを抱えつつ、研究環境も整備していかなければならないので、大変です。

 年末年始は休みなく、ひたすらPowerPoint職人でした。毎週土日のどちらかは、モ○スターエ△ジーを片手に同じく。週一日は完全OFFとして。

 連休が嬉しかったです。遊べるのではなく、資料作成に集中できるまとまった時間が取れますので。

 そんな日々でしたが、何とかゴールへの目処が立ちましたヽ(^o^)丿

 資料作成には、最善を尽くします。資料を作り上げ、ライブで講義をするのは、何も学生さん達のためだけでなく、自分自身のレベルアップのためでもあります。あやふやな知識を、他人に教える義務を自身に課すことで、確実なものにできる。とても喜ばしいことです。

 マイメロママは「男は仕事を間違えると一生不幸よ」と言っていましたが、自分の就いた仕事は天職かなと。

 本日は少し楽に寝られそうです。

東北大学出張中2

 無事装置の調整を終えて、帰路の飛行機までの時間、仙台市内を観光しました。

仙台藩祖伊達政宗公の廟所である瑞鳳殿を参詣しました。学生さん達は仙台に初めて来たので、ここは外せませんね。
政宗公騎馬像にもご挨拶。
仙台空港内の東日本大震災時津波到達地点の印。当時を東北大学内で経験した管理人にとっては、記憶が生々しいです。その後の米軍のトモダチ作戦で空港は綺麗に原状回復され、津波跡のシミは一切残りませんでした。米軍の凄さに驚いたものです。

東北大学出張中

 有明高専に移設予定の光電子制御プラズマCVD (PA-PECVD)装置2台の調整とテストのため、今週は東北大学@仙台に来ています。

 今回は研究室の4E学生2名を連れまして、彼らに作業経験と放電実験の実習をしてもらっています。真空工学、表面科学、放電プラズマ工学、量子力学、量子化学などなど、新たに勉強すべきことが山積ではありますが、身体を動かし手を動していけば、自ずと身についていきます。

放電テストしています。チャンバー内部奥で紫色に光っているのが、窒素(N2)の光電子制御グロー放電(PAGD)です。
拡大します。PAGDの特長である、位置制御されたグロー放電が見て取れます。一般的なグロー放電(蛍光灯の中など)は、放電が全体的に広がるので面積制御が困難ですが、PAGDは放電面積をキッチリ定めることができます。
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動画配信サービス

 この度我が家では、とある動画配信サービスと契約しました。

 理由は単純で、「はたらく細胞」と「PUI PUI モルカー」が見たかったからです。

 経営幹部の指示により、有料BS放送は解約して、こちらにしました。日常忙しくて、結局カープ中継もなかなか見られなかったし。

 ちょっと時代に遅れてしまい、今更という感じですが、すごいですね~、動画配信サービスって。何でも見れちゃう。

 タブレットやスマホではなく、Chromecast with Google TVを介して、テレビの大画面で楽しみます。

 時代は移り変わります。

  • 芝居、コンサート・・・ 見たかったら、この日時にこの場所に来い。
  • 映画      ・・・ 見たかったら、この日時にこの場所に来い。ただし、機会は多く用意する。
  • テレビ     ・・・ 見たかったら、この日時に家に居ろ。
  • ビデオ     ・・・ 見たかったら、この日時に録画して、後で見ろ。もしくは店に借りに来い。
  • 動画配信    ・・・ 見たかったら、好きなときに選んでね。

 まあでも生の迫力、芝居やコンサートはなくなることはないでしょう。授業も同じです。

 選択肢っていうものは、多くあるに越したことはありません。少ないと、不正の温床になりますから、適度な競争原理は必要です。

 そんな大量情報時代を生きる私達に大切なものは、「情報を如何に取捨選択するか」です。

 情報に流されるのではなく、情報を楽しめるように勉強しましょう。

点灯管 for 蛍光灯

 この年末年始は、ファミリーの実家で過ごしています。仕事もこちらでです。残念ながら、著名な文学者が温泉旅館に長期滞在して傑作を執筆する、というイメージではありません。

 ここの蛍光灯が軒並み点かなくなっていて暗かったので、調べてみたところ、点灯管が切れていました。蛍光灯本体ではありませんでした。異界の者との戦闘での定番ネタ、「本体はあっちか!!」的な。

 蛍光灯って、放電現象によって光らせているんですが、これを開始させるにはちょっと高い電圧が必要です。単純に100 Vをかけただけでは、光りません。一度点いてしまえばそんな高い電圧は要らないのですが、「明日から本気を出す!!」的なモチベーションが要ります。そのモ○スターエナジーが、点灯管です。

 そうでないと、簡単に光る、つまり、世の中熱いハートのやる気人間ばかりとなって、疲れますよね。

 最新の点灯管は、トランジスタを利用した昇圧回路でできています。電子点灯管、と呼ばれています。トランジスタは基本壊れませんので、非常に長生きです。ただし、300円程度でちょっとお高いです。回路も難しいです。

 でも今注目したいのは、バイメタルを使った基本的な点灯管の方。50円程度とお安い。いやねぇ、よくこの仕組みを思いついたなあと、つくづく感心します。ピ○△ラスイッチ的な賢さがあります。

(※電子点灯管の価格は6倍でも、寿命は10倍なので、投資するなら電子点灯管かな。)

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