研究室ことはじめ ~ 研究紹介はムズカシイ ~

 2020年11月、研究室が立ち上がりました。第一期生として、4E 5名がやってきました。

 30名以上いる各クラスへ授業に赴くことに比較して、数名の配属学生の皆さんと自分のスペースで始終を共にする研究室教育では、責任の重さが桁違いです。場合によっては、一生交流していくことにもなります。門を叩かれたからには、彼らを一角の技術者として世の中に出さなければならないな~と。エンジンのギアを上げなければ。

 4Eの研究室選択に先立って、各教員で彼らに研究紹介を行いました。私は、「鷹林が提供できる最大限のもの」を話しました。これ以上のものを欲するならば、他所へどうぞと。ムリでございます。

 紹介内容は、「物理-化学-電気」と既存の学問分野を跨ぐ学際領域の研究を行っているため、彼らにとっては新しく学ぶべきことの多いものとなりました。分光学、物理化学、真空工学、量子力学などなど、これまで習ってきていないので。放電プラズマや導波管は、5E以降の話ですし。

 さて、世の中の「全ての」宣伝広告に言えることですが、宣伝広告というものは、「最高性能」をアピールします。

 例えば自動車のCMでは、「最高時速何百km/h!!」とか、「最高馬力何百馬力!!」と宣伝します。でも現実に、その性能を発揮する機会はありえません。プロレーサーがどこかの専用サーキットで動かすならともかく、一般ドライバーが公道でそれを実施すると、即座に警察のお世話です。

 かといって、「最低性能は○×です!!」なんてメッセージでは、売れるはずがありません。同様に考えると、「これだけ学べばOK!!」などという試験直前のノリは、研究説明としては変です。

 研究内容がムズカシイ? そりゃそうでしょう。プロの研究であり、これで世間様から生かしていただいているんですから。

 どうも↑の考えが伝わらなかったようで、研究紹介からは、「とてつもないスパルタ教育をされて、卒業できないんじゃないか」と思われたようで・・・。

 そんなわけ、ナイナイ。こちらもしんどいですがな。どこの無惨様ですかと。

 ぼちぼち手を動かして、少しずつ慣れていきましょうかと。手を動かしていれば、そのうち分かってきます。千里の道も一歩から。

 研究説明って、ムズカシイですね。

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