Author Archives: 鷹林 将

タクトを揮う

 明けましておめでとうございます。

 只今、冬休み(のはず)です。記憶が正しければ。と言いますのも、この年末年始はひたすら自宅で授業資料のスライドを作っています。コロナで帰省もキャンセル。休む暇なんぞありはしません。

 しかし寝食を忘れて励むことは、誇りであり、義務であり、また喜ばしいことと思います。まぁ程度にも依りますので、業務はほどほどにですけど。ほどほどにですよ~。

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続・経済に思う

 前回の続きです。

 周知のように、只今コロナ禍で自粛のご時世です。引き続き社会を人体に例えますと、お金というの血液の巡り(経済)が悪くなっていますので、一部器官すなわち飲食業などの業種は大ダメージを受けています。

 血の巡りを完全に回復するには、当然医薬品でコロナを克服するしかないのですが、それまでの間は人体を無事保っておかなければなりません。

 そこで必要なのが、金融です。具体的には、株式投資がその一つですね。ちょっと考えてみたいと思います。

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考えさせる教育とは

 昨今、考えさせる教育、創造性の教育が流行っています。自分の頃にはなかったものです。ちょっと考察してみたいと思います。

 以前にも述べたように、世の中で真に求められるのは、知識の記憶量ではなく、知識を活用する力です。

 この観点からすると、これら教育は適しているように一見思えます。「一見」です。

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太平記

 現在NHKで、大河ドラマ「太平記」の再放送をやっています。子供の頃も楽しみに見ていたのですが、知識が増えた年寄りの今では特に面白いです。うちの王子様は大河ドラマのOP音楽が好きらしく、冒頭だけ仲良く見ています。

 歴史物の定番としては、戦国時代ですね。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康と。でも本当に面白いのは、平安末期、南北朝、幕末などお公家さんが絡んでくる時代だと思います。攻守目まぐるしく変わって、よく勉強しておかないと何が何だか分からなくなります。その点、戦国時代はほぼ武家onlyの世界で立ち位置が分かりやすく、万人受けするのでしょう。

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相対性で生きる道

 後期中間試験終わりました。後期の座学(試験対象)は、3E対象の電気磁気学Iだけなので、全集中でした。

 さて、3Eにとっては道半ばですが、電気磁気学(電磁気学)の行き着くところは、量子力学(量子論)と相対性理論(相対論)です。さしものMaxwell方程式が率いる電磁気学も、原子サイズや光速という極限の世界では破綻したり、修正を求められます。ま、日常生活では全然問題になりませんけど。

 というわけで、相対論から世の中をナナメに見ていきたいと思います。量子論の方は、何か思いついたら書きます。

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T列車で行こう

 化学から物理を経由して、こちら電気の世界にやって来ました。でも昔々を遡った大学受験のときは、鉄道交通政策をやってみたくて土木科を希望しました。母方の祖父が国鉄マンだったので。結局希望は叶わず、今の道となりました。

 しかしこうして仕方なく選んだ道は、実は自分に一番合っていた道ではないかと、半生を振り返って納得しています。今の道を高校時代に知っていたか? いや、こんな時空の狭間のマニアックな道、知る由もありませんよ。

 幼いときにやってみたかったことは、バーチャルな世界で楽しんでいます・・・。

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続・理論とは? ~ 教科書と実験ノート ~

 前回の続きとして、今回は理論と実験/実習の比較を考えていきます。

 理論は、教科書に整然と書かれています。電気磁気学の場合は一般に、クーロンの法則から始まり・・・Maxwell方程式の初歩的応用で終わります。

 さて世の中には、色々と矛盾があるものです。その一つとして、「整えられた厳密な教科書ほど、わかりにくい」というのがあります。

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同窓会と午前様

 秋は同窓会の似合うシーズンです。

 さて私、博士大学院生時代の恩師の受け売りの面が多大にありますが、「教育と研究は車の両輪」ということを、人生の最も基本に置いています。

 「(学生に)教えていることに驕らず、(神さまに)教えられていることに甘えず」です。

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