Author Archives: 鷹林 将

夢と生成AI

 ここ最近校務の忙しさがMAXになっていて、帰宅するとすぐ寝ます。というより、早く帰って寝ます。歳を重ねて体力の回復が遅いようで、ひたすら寝ます。朝はいつも通りですけど、夜は早く店終いです。労働時間減ります。

 超自転車操業です。

 寝ると夢を見ます。夢というのは、無意識で行われる記憶の再整理行為です。夢では潜在意識が出てきます。こういう仕事をしていることもあってか、若い頃の不勉強への後悔がよく出てきます。普段は気にしていなくても、夢には現れてきます。日々の学生さん達の頑張りを見ては、反省すること限りなしです。

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SPP-43

 1/21(水)、校務の合間を縫ってSPP-43 (第43回プラズマプロセシング研究会)に参加してきました。今回は大阪の難波にある大阪公立大学の施設「I-siteなんば」での開催でした。昨年度GE講演で有明にご来校いただいた同学呉 準席先生が世話人でした。これは出なければなりませんね。でも悲しいかな校務多用のため、3日間の開催中、最終日の自身の発表日だけの参加となりました。

 本会議は43回目を迎えた歴史と伝統ある研究会ではありますが、個人的には2008年1月の山口での開催(SPP-25)以来の参加でした。広島大学でポスドクをしていた頃で、湯田温泉に浸かりました。つい昨日のことのようですが、月日が経つのは早いものです。

I-siteなんばの入口です。

 I-siteなんばは南海難波駅と今宮戎駅の中間にあります。そこそこ知れた街並みのはずですが、ビルが乱立していて方向感覚がなくなり、少し迷いました。所詮は田舎者ですから。

窓から南海電車が見えました。

 窓から南海電車が見えました。若い頃はよく乗ったものです。

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2025年度第2/2回EコースGE講演

 時間を少し遡りますが、旧年12/12(金)に2025年度第2/2回EコースGE講演を行いました。1回目は東北大学 阿加先生でした。

 2回目の今回は、初めて企業の方をご招待しました。アプライド マテリアルズ ジャパン株式会社のShambhaviさんに英語講演を実施していただきました。

 Shambhaviさんはインド共和国コルカタ(カルカッタ)出身で、名古屋大学へ留学され生物工学を専攻し、ご卒業後は、現職であるアプライド マテリアルズ ジャパン株式会社へ入社され、現在は半導体製造装置のエンジニアとして勤務されております。

私が司会で講師の紹介です。
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歴史は人類最大のデータベース

 2026年となりました。この年末年始は長い休みだそうですね。ぼちぼち休みながらも、けどぼちぼち仕事しています。年賀状も初詣も無縁です。しかし、平日の騒がしい喧噪から離れて、研究データの整理や研究室学生さん達の卒業研究の書類を見ていたりすると、楽しいです。ゆとりは大事ですよ。ホントに。

 さて話は変わりますが、歴史は人類最大のデータベースです。歴史を学ぶことにより、どのように人生の進路を取り、どのように生きていけば良いかが分かります。・・・なーんてこと言いながら、学んだことが行かせずに世渡りが下手な私です。けど、何とか生き延びてきてマネージメント世代になったのですから、のんきなことも言ってられません。

 日本の歴史で最も人気があるのは、戦国時代ですよね。個性多彩な戦国大名達が割拠する時代ですね。しかしながら、割とストレートで分かりやすい時代に見えて、歳を取るにつれて興味が薄れてきています。

 私がこのところ魅力を感じて止まないのが、そのちょっと前の時代である室町時代中期です。室町時代と言えば、室町幕府という足利将軍を筆頭にしながらも、大きな力を持つ有力守護大名達の連合政権による時代であり、争いに事欠かなかった時代です。そんな時代を、権謀術数を駆使しながらも世を治めてきたことに大変魅力を感じます。魅力を感じるものというのは、自身に足りないものです。

わりと面白いです。
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研究室業績(2020/4~2025/12)

 有明高専において、鷹林研究室創設以来の研究業績をまとめてみました。この教員鷹林の部屋ホームページの記載内容と同じですが、PDFに書類としてまとめてみました。

 多いと見るか、少ないと見るかは人それぞれでしょうが、ぼちぼち頑張っているつもりではあります。

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Digital Detoxと恩師の教え

 情報過多の現在、スマホでインターネットを通じてdigital資産を使えば、容易に必要な情報を必要なだけ得られます。かくいう私も日常の忙しさに負けて、そのような情報入手の占める割合が多くなりました。読書の時間がめっきり減りました。

 Digital経由であれば、書籍よりもはるかに容易に情報を得ることができます。しかしながら、自分では賢くなったとは思えません。むしろ知能の劣化を実感する有様です。深い思考が出てこないのです。湧き出すような思考が。

 以前に述べたように、研究室の研究は一段落の時期を迎えています。一つの時代が終わる感じです。最後の仕事である論文化へは、思考の深さに基づく創造性が必要なのですが、我ながら浅さを感じてならないです。老いてしまったのかと。

 そんな時、研究室の学生さんが学士会報を読んでいました。学士会報とは、学士会が毎月発行するオピニオン誌です。学士会は旧七帝大の連合同窓会で、私も会員となっています。会員には学士会報が送られてきます。論考を寄せる方々は旧七帝大のOB/OGで、いずれも感銘する深い内容なのですが、忙しさにかまけて研究室に山積みにしています。それを目にした学生さん曰く、面白いとのことでした。

学士会報は面白いそうです。
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法理の限界と絶対的存在

 現在の社会は、法で詰められた社会です。法で詰めることにより、皆が幸福な社会を作ろうとしています。若い人ほど、白黒をハッキリさせようとします。かくいう私もそうでした。

 しかしながら法を詰めていくと、却ってその盲点、矛盾点がきらびやかに浮かび上がってきます。所謂グレーゾーンです。つまり、法で人間の行動全てを制することはできないということです。

 法の限界線ギリギリにいる人ほど、矛盾を責めて自己に有利な状況に持ち込もうとします。それが良識(common sense)では到底歓迎されないことであっても、法を詰めた社会では罰することができないことがあります。その人を一時的に利することになったとしても、社会が利されることはありません。そう、その利は一時的にしか過ぎません。

 民主主義の世の中は、視点を変えてみれば、法を詰めた世の中です。生きやすいと思われる反面、法匪が跋扈しやすい危険性があります。古代中国、法が定められた秦の社会は瞬く間に滅びました。法三章の漢が取って代わり、長く続きました。人間社会は、個人と同様に、流転するのでしょうか。

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2025年締めくくりは熊本大学(旧制第五高等学校)

 12/26(金)は本年2025年最後の仕事として、関係学生達と共に熊本大学 工学部 半導体デバイス工学課程の山本 圭介先生を訪ねました。研究テーマの一つに炭素質エレクトロニクスの創成をとして掲げておりまして、その共同研究の打ち合わせです。

 山本先生は本年度より九州大学(筑紫キャンパス)から熊本大学へ移られました。でも両大学の中間に位置している有明高専にとっては、北行きが南行きに変わるだけです。熊本大学の方が九州大学(筑紫キャンパス)より近いのですが、まだ道程に慣れず、かつ熊本市内は交通渋滞が激しいため、ちょっと余計な時間を要しています。

 打ち合わせを無事終えて、少し大学構内を散歩することにしました。熊本大学は医学部・歯学部・薬学部を除いて、今回訪れた黒髪地区にあります。一般道路を挟んで北側が文系(黒髪北)、南側が理系(黒髪南)キャンパスとなっています。歴史的建造物は旧制第五高等学校であった黒髪北の方にあります。南から横断歩道を渡って北へと散歩しました。道路の脇に、大学入試共通テストの看板がありました。高専にいると縁がないですね。

道路の脇に大学入試共通テストの案内看板がありました。
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論文書かないと・・・

 研究者としての最終かつ最大の仕事は、論文を書くことです。最難関の仕事であり、最も楽しい仕事です。論文を書かなければ、研究者として評価されません。・・・ということは百も承知なのですが、高専の多岐に渡る業務(担任、国際交流、部活、学生指導、進路指導、各学年に詰まっている授業・・・)に忙殺されていると、書く時間が取れません。

 かといって、各業務の手を抜くわけにもいきません。学生さんFirstですから。

 企業人時代は平日日中の通常勤務を終えて、夜と土日に自宅で書いていました。ですからできないことはないはず・・・なのですが、各業務のベクトルが揃っていないのであっちへこっちへと動き回り、体力的に余力がない日々です。帰宅したら、すぐ寝ます。

 言い訳ですか? はい、言い訳です。

 研究室学生さん達が各テーマを頑張ってくれてきたおかげで、最低4報は書けます。データが煮詰まってきました。人に恵まれた環境です。足りないのは私のやる気です。

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2025年度応用物理学会九州支部学術講演会(3/3)

 せっかく宮崎まで来たので、地元の美味しいものはないかと探しました。

 会場近くに釜揚げうどんのお店を見つけて、昼食はそこで取りました。ちょうど開店間もない時間帯に訪れましたが、既にそこそこ行列ができていました。急ぐ理由もないので、並んで少し待ちました。

 後で調べてみたら、釜揚げうどんは宮崎の名物とのことです。

会場近くの釜揚げうどん屋さんです。
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2025年度応用物理学会九州支部学術講演会(2/3)

 2025年度応用物理学会九州支部学術講演会の会場は、宮崎市内の宮崎観光ホテルでした。市内を東西に貫く大淀川沿いの景色の良い高級ホテルでした(※節約のため、宿泊したホテルは別のところとしました)。

 今回は、私も含めて全員1件ずつの計4件の発表としました。私が支部大会で話すのは、こちらへ来て日も浅かった2021年度の日本表面真空学会以来です。当時は研究室を立ち上げたばかりであり、九州の先生方ともご縁が薄く、コロナ禍で研究室からオンラインで交流もなくと、な~んにもなかった頃でした。着任してたった6年弱でよくここまで来られたものです。歴代の優秀な学生さん達のおかげです。

ホテル玄関で記念の集合写真です。
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