Author Archives: 鷹林 将

2025年度応用物理学会九州支部学術講演会(3/3)

 せっかく宮崎まで来たので、地元の美味しいものはないかと探しました。

 会場近くに釜揚げうどんのお店を見つけて、昼食はそこで取りました。ちょうど開店間もない時間帯に訪れましたが、既にそこそこ行列ができていました。急ぐ理由もないので、並んで少し待ちました。

 後で調べてみたら、釜揚げうどんは宮崎の名物とのことです。

会場近くの釜揚げうどん屋さんです。
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2025年度応用物理学会九州支部学術講演会(2/3)

 2025年度応用物理学会九州支部学術講演会の会場は、宮崎市内の宮崎観光ホテルでした。市内を東西に貫く大淀川沿いの景色の良い高級ホテルでした(※節約のため、宿泊したホテルは別のところとしました)。

 今回は、私も含めて全員1件ずつの計4件の発表としました。私が支部大会で話すのは、こちらへ来て日も浅かった2021年度の日本表面真空学会以来です。当時は研究室を立ち上げたばかりであり、九州の先生方ともご縁が薄く、コロナ禍で研究室からオンラインで交流もなくと、な~んにもなかった頃でした。着任してたった6年弱でよくここまで来られたものです。歴代の優秀な学生さん達のおかげです。

ホテル玄関で記念の集合写真です。
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2025年度応用物理学会九州支部学術講演会(1/3)

 を抱えつつ、12/6(土)・7(日)開催の2025年度応用物理学会九州支部学術講演会に参加しました。前日12/5(金)の放課後に、参加の学生さん達3名と揃って出発しました。

 宮崎に行くのは、学生時代以来二十数年ぶりです。同行の学生さん達は生まれていません。当時大阪で学生だった私は、どうしてもブルートレインに乗りたいという理由で、新大阪駅発のブルートレイン「彗星」に乗って宮崎へ行きました。新幹線のある広島だと、ブルートレインには縁がないんですよね。宮崎に中学時代の友人が住んでいて、中学を卒業してからは疎遠でしたがちょっとしたことで再び交流するようになって、訪ねてみようとしました。当時、今の人生を想像できたか? いや、無理ですね。人生は不思議なものです。

 大牟田からは、新八代駅から高速バスに乗った方が早くて安いようです。九州新幹線とコラボしているB&Sみやざき号です。九州新幹線の終点鹿児島中央駅まで行って、宮崎駅行きの特急に乗り換えることは魅力的ではありますが、高くてかつ時間を要するので止めました。

新八代駅です。
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咳喘息

 生まれて初めてインフルエンザにかかりましたが、熱は程なくして下がりました。しんどくはありましたが、耐えられるレベルでした。

 それよりも、事後の咳喘息に苦しめられています。身体がインフルエンザウィルスにアレルギー過剰反応しているらしく、解熱後も咳が止まりません。同様にかかりつけのお医者さんに処方していただきましたが、なかなか手強いです。

 当然、仕事も滞りました。〆切との戦いです。

歳を取ってから吸入器に再会です。
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∩(´∀`∩) 第16回半導体材料・デバイスフォーラム 口頭発表最優秀賞受賞!! (∩´∀`)∩

 先立つ10/18(土)に九州大学 筑紫キャンパスで開催された「第16回半導体材料・デバイスフォーラム」において、本研究室6Eの出村 翼君が、口頭発表最優秀賞をいただきましたっ!!

\(゚▽゚=))/…\((=゚▽゚)/

 対象発表は、

氏名: 出村 翼
講演番号・題目: O-6・光電子制御プラズマを用いた応力制御ダイヤモンドライクカーボン成膜
共著者: 内藤 陽大1, 小野 晋次郎3, 恵利 眞人3, 古閑 一憲3, 山本 圭介4, 篠原 正典5, 鷹林 将1
(1. 有明高専, 2. 九州大学工学部・九州沖縄9高専連携教育プログラム, 3. 九州大学大学院 システム情報科学府, 4. 熊本大学 半導体・デジタル研究教育機構(REISI), 5. 福岡大学 工学部)

です。出村君は、九州大学工学部・九州沖縄9高専連携教育プログラムにも所属しています。

 昨年度福田 旺土君が受賞して以来、鷹林研究室では2年連続本フォーラムで受賞となりました。さらにこれを以て、鷹林研究室所属の過去を含む全ての専攻科生は、

全員学会受賞経験者

となりました。

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学会のお知らせ(2025年10月~2026年3月) (12/11 update!!)

2025年10月~2026年1月の学会参加予定です。

  • 第16回半導体材料・デバイスフォーラム
    • 10月18日(土) @ 九州大学 筑紫キャンパス (福岡県春日市)
    • 10月18日(土) 11:50~12:02 O-6 (オーラル): 出村 翼 (6E), 内藤 陽大 (7E), 小野 晋次郎, 恵利 眞人, 古閑 一憲, 山本 圭介, 篠原 正典, 鷹林 将, “光電子制御プラズマを用いた応力制御ダイヤモンドライクカーボン成膜”. (※九州大学、熊本大学、福岡大学との共同研究)
    • 10月18日(土) 17:00~17:45 P-34 (ポスター): 関本 晃久 (5E), 出村 翼 (6E), 内藤 陽大 (7E), 篠原 正典, 高橋 和敏, 鷹林 将, “光電子制御タウンゼント放電プラズマによるグラフェンへのドーピング制御”. (※佐賀大学、福岡大学との共同研究)
  • 第41回九州・山口プラズマ研究会
    • 10月25日(土)~27日(月) @ 天ケ瀬公民館 (大分県日田市)
    • 10月26日(日) 9:50~10:10 (オーラル): 鷹林 将, “光電子制御プラズマでつくる炭素質トランジスタ”.
  • 福岡大学 電力・プラズマ研究会
    • 12月1日(月) @ 福岡大学 (福岡県福岡市)
    • 12月1日(月) 15:00~15:50 (オーラル): 鷹林 将, “新デバイス材料としてのグラフェン解析”.
  • 2025年度応用物理学会九州支部学術講演会
    • 12月6日(土)~7日(日) @ 宮﨑観光ホテル (宮崎県宮崎市)
    • 12月6日(土) 15:54~16:08 6Ap-7 (オーラル): 出村 翼 (6E), 内藤 陽大 (7E), 小野 晋次郎, 恵利 眞人, 古閑 一憲, 山本 圭介, 篠原 正典, 鷹林 将, “応力制御されたダイヤモンドライクカーボン薄膜 (I): 光電子制御プラズマCVD”. (※九州大学、熊本大学、福岡大学との共同研究)
    • 12月6日(土) 16:08~16:22 6Ap-8 (オーラル): 鷹林 将, 出村 翼 (6E), 内藤 陽大 (7E), 小野 晋次郎, 恵利 眞人, 古閑 一憲, 山本 圭介, 篠原 正典, “応力制御されたダイヤモンドライクカーボン薄膜 (II): ラマン分光解析”. (※九州大学、熊本大学、福岡大学との共同研究)
    • 12月7日(日) 9:00~9:14 7Aa-1 (オーラル): 大﨑 奎太朗 (5E), 関本 晃久 (5E), 出村 翼 (6E), 内藤 陽大 (7E), 篠原 正典, 高橋 和敏, 鷹林 将, “光電子制御タウンゼント放電プラズマによるグラフェンへのドーピング (I): ラマン分光解析”. (※佐賀大学、福岡大学との共同研究)
    • 12月7日(日) 9:14~9:28 7Aa-2 (オーラル): 関本 晃久 (5E), 出村 翼 (6E), 内藤 陽大 (7E), 大﨑 奎太朗 (5E), 篠原 正典, 高橋 和敏, 鷹林 将, “光電子制御タウンゼント放電プラズマによるグラフェンへのドーピング (II): 光電子分光解析”. (※佐賀大学、福岡大学との共同研究)
  • 第43回プラズマプロセシング研究会(SPP-43)
    • 1月19日(月)~21日(水) @ 大阪公立大学 I-siteなんば (大阪府大阪市)
    • 1月21日(水) 14:50~15:10 O21 (オーラル): 鷹林 将, “光電子制御プラズマによる炭素材料エレクトロニクス”.

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インフルエンザにかかりました

 インフルエンザにかかりました。最初はお息子さんから結膜炎をうつされて、目が充血して目やに満載となりました。「目やにで目が開かなくなる」とは噂で知っていましたが、試しに放っておいたらホントに目が開かなくなりました。「すげー」と感心しつつも、眼科へ行って目薬を処方していただきました。幸い伝染性のものではありませんでした。痒いというより痛かったです。

 目薬のおかげでウサギさんから解放されたら、今度はやたら咳き込みます。何とか校務をこなしてきましたが、帰宅して体温を測ったら38.6℃。「こりゃダメだ・・・」と、翌日休んでかかりつけのお医者さんに行きました。検査したところ、インフルエンザでした。

 我が家我が一族はこれまで誰もインフルエンザにかかったことがなかったのですが、かかりました。かつてのコロナ禍においても一度もコロナ罹患をしなかったのに、とうとう感染症にかかりました。

所謂タミフルです。人生初です。

 ちなみに予防接種とは、重症化しないための措置であって、かからない保証はないそうです。先月予防接種はしました。

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ホームページからの今昔

 当初はいきおいで立ち上げたこのホームページでしたが、いつの間にやら日々の趣味となりました。日々の業務に忙殺されていますので、趣味は欲していません。それよりもじっくり考えることができる自由な時間が欲しいです。・・・が、趣味となりました。

 特にフォロワーを欲しがったわけではないですが、全国の高専、大学、そして企業の方々が閲覧してくださっているようで、まあ人生ボッチではないなと安堵しているところです。

 昔を思い出せば、ちょうど学生さん達と同じ年の頃はインターネットが世に出始めた頃でした。スマホどころか携帯電話が珍しい時代でした。さらには下宿に電話がありませんでした。さすがに電話がないのは不便なので、加入権を買って部屋に引きました。加入権・・・、死語ですね。

 そんな当時、今と同じようにホームページをつくってみたことがあります。大学のサーバを使って、見よう見まねで。まだHMTL 2.0の時代でしたので、デザインは現在のものに遠く及びません。中身は今と変わらないスタイルでした。

 しかしながら若くて世間知らずだったこともあって、語れるネタも少なく、半年くらいで止めたと記憶しています。何か、何でもいいから、語れる人に憧れたものです。

 さて、そんな自分の若い頃と比べれば、目に映る学生さん達は「基本的に」優秀です。今はスマホから色んな情報を手に入れることができて、容易に広いネットワークがつくれて、そして実際に留学などで自由に羽ばたくことができる。良い時代です。

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∩(´∀`∩) 2025年11月で50,000 visitors突破しました (∩´∀`)∩

 2021年2月の開設以来、累計訪問者数が50,000人を超えました!!

 開設以来4年9ヶ月となります。ざっと計算すると、月あたり900人弱となります。

 特に存在を告知していませんが、身近な人達だけでなく、他高専・大学・企業と幅広い方にご支持頂いているようです。

 宣伝するのを潔しとしない考え方もあります。黙ってコツコツやっていれば、いつか誰かが見てくれると。このような考え方はある意味理想像ですが、傲慢と受け止めることもできます。

 要は何事も中庸、バランスですね。

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柿原科学技術研究財団20周年記念式典

 11/15(土)は、公益財団法人 柿原科学技術研究財団(以下、柿原財団)の20周年記念式典に行ってきました。と言いますのも、今年度研究助成を受けることになったからです。

 柿原財団は、株式会社テクモ(現: 株式会社コーエーテクモホールディングス)創業者の柿原 彬人氏により設立された財団です。今年度で設立20年とのことです。柿原氏が久留米の出身であることから、福岡県における創造的研究を促進し、県の産業経済発展と県民福祉に寄与することを目的としています。「マイティボンジャック」、懐かしいですねー。

 有明高専は校舎が福岡県大牟田市東萩尾町、学生寮が熊本県荒尾市下井手と、全国唯一の県境に跨がっている高専です。本拠地は福岡県最南端の町である東萩尾町ですので、福岡県所在の学校となります。

 研究助成とは別に、福岡県下の3国立高専(北九州・久留米・有明)は以前より、柿原財団から国際交流に関する支援を受けています。有明高専で国際交流&学生留学を広範に展開できるのは、本財団の支援に依るところが大きいです。

会場にて。
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気遣いしてるつもりです

 割と気を遣う性格です。何かお願いをするとき、「このお願いで不幸になったりしないかな」と考えます。不幸というのは大げさですが、他の何かしらの予定や希望、そして今後の人生を邪魔しないかなと憂います。

 人を使うは苦を使うです。自分でやってしまった方が早いと思うことはしばしばです。他人を気にしなくて良いから。とすると、「自分勝手」と思われることがあります。いやー、そうではないんだけどなー。

 お願いのことをしてもらうことによって、私は楽になります。同時に、その経験がその人にプラスになったらいいなと思います。経験値獲得やキャリアアップですね。

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国際交流に考える (2/2)

 有明高専ではグローバルエンジリアリング講演(GE講演)という制度があり、英語を母国語ないし主要言語としている外国人ないし英語が話せる日本人を講師として招いています。コース別で年2回開催しておりまして、各国際交流担当者が差配しています。エネルギーコースはこの4年間、私です。

 題目は専門的内容に限らず、講師のキャリア形成と将来プランでも良いです。3年生が主対象ですので、前者の内容が深すぎてはついていけません。3E以外にも、2E~7Eのみんなができるだけ聴講できるように段取りしています。

 講師は、人づてに人づてを重ねて毎回素晴らしい方をお招きできています。素晴らしさの基準は、学生さん達にとって有益であるかどうかです。講師の方々の生き方が、学生さん達のうち一人でも良いので、心の柱や人生の目標となってくれればと願っています。

 結局、人は人に育てられます。決してモノではありません。人生の幸福とは、親以外に目標とできる人、「師」とも言いますが、を持つことでしょう。

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