損して得取れ

 生きていると、自分に不利な状況にいくらでも遭遇します。ある意味、毎日です。

 例えば、「面倒な仕事を押しつけられた」なーんてのが一番分かりやすいですかね。

 しかし、そんな一見不利な状況に際して、それをどのように自分の有利な状況、自分が得する状況に持っていくかを考えることが最も大事なことと思います。実は自分が得する展開になるかもしれない、自分が成長できる機会になるかもしれないと。

 もし不幸な状況に陥っても、それを他人のせいにしても仕方がないです。その人の信用を失うだけで、不幸の上塗りです。それよりも、その状況を如何に克服し、自分にとって有利で得な展開に持っていくか。腕の見せ所です。

 能力のある人達に恵まれたら幸せですか? それって視点を変えれば、自分は無用の存在であり、自己否定に繋がりませんかね。

 一見バラバラな状況に際して、それら点と点を結んで有機的な何かを作り上げる。一見無価値な状況に何らかの価値を見出す。脳みそをフル回転させます。

 これって、実験研究において最も大事とされることでもありますね。装置のボタンは誰でも押せます。

 できる人間とできない人間、優秀な人間とそうでない人間、幸せな人間と不幸せな人間の分かれ目は、結局はここにあるのではないかと思います。幸せは、創り、掴み取っていくものかと思います。

 タイトルの「損して得取れ」とは、祖母に良く言われたことです。周囲の誰もが認めるおばあちゃん子だったもので。私が博士号を取って戻ってきたのを見届けるように他界して、もう20年近くが経ちますが、言葉はよく覚えています。

 さて本日は何に出遭うのだろうか。そして出遭ったそれをどのように発展させていこうか。このように考えると、人生の日々は楽しくて仕方がありません。

 勉強って、幸せの基盤となる点と点を結ぶ力を身につけるための基礎を学ぶことなのかなと。逆に、それを身につけさせることが教育の本質なのかと。研究と教育はここで繋がります。

 ふと思います。

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