応用物理学会(8年振りX回目)

 第70回応用物理学会春季学術講演会に行ってきました。春の応物ですね。私のメイン学会の一つです。企業生活や高専に来てからのコロナ対応と研究室立ち上げ作業もありましたので、実に8年振りの参加、8年振りの全国大会となりました。

会場の上智大学 四谷キャンパスです。帝都東京のど真ん中です。
会場のメイン看板です。8年振りですよ、8年振り。長かった・・・(ノД`)

 この間、発表がハイブリッド形式に変更されてたりと、いやもう、過去の浦島太郎ですよ(※ハイブリッド形式の準備があり、タイトルページの写真は撮れませんでした)。なお、学生さん達は卒業式がありますので、私だけの参加となりました。

 田舎の高専からやって来たので、そこそこ話を聞いてもらえれば良いかと思っていました。秋は熊本で行われまして、学生さん達に頑張って欲しいと思っていますので、その事前調査ということでやって参りました。このコロナで学術の進捗も停滞していたことが、せめてもの救いかと。

 下記、共同研究2件を加えて計5件発表しました。最初の2件は、共同研究先の岡山理科大 中谷 達行先生の博士課程学生の福江さんです。直接お目にかかるのは初めてでしたが、非常に優秀な方でした。本来ならば私が露払いをするところですが、プログラムでは逆に編成されていました。

 予想外に話を聞いて頂けました。特に4番目のガス制御の話はこの11月から始めまして、かつ該当部門(8 プラズマエレクトロニクス > 8.1 プラズマ生成・診断)へ初めての挑戦でした。ボコボコにされて終わることを覚悟していました。学生さん達には予め、「もしボコられたら、ボツネタにしようか」と言っていました。直前の高知工科大学 八田 章光先生のご発表で、過分にアシストしていただいたのが幸いでした。聴いていて、いや、照れるなあ~と。

 応物では学生のオンライン視聴は無料なので、学生さん達を事前登録して、オンラインで見て頂きました。たとえボコられることがあったとしても、ありのままの姿を見せるのが、教育だと思います。ありの~ままの~姿見せるの~よ~。

 3番目の発表は、以前より行っていたもののminor updateでした。5番目の発表は、縁あって国際共同研究として始めたものですが、当初の目的とは違った面白い結果が出たので、お話ししました。

 どれも耳を傾けていただける方達がいて良かったです。

 露払いを無事終えましたし、秋は学生さん達にお任せします。

 ところで昼食タイムは、福岡大学 篠原正典先生と中野まで脚を伸ばしました。会場の上智大学 四谷キャンパスは東京のど真ん中でして、ご飯高いし混むだろうなーということで。

 中野駅北口の商店街の路地を散策して、ある飲み屋さんのランチタイムに入りました。量も十分でご飯おかわりもできて大変満足しました。探してみるものです。

魚フライ定食です。ご飯おかわり自由でした。物価の高い大都会でも、探せばあるものです。

以上、今回はとても楽しい学会となりました。

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