ブックハンティング

 昨日12/26(火)、年内最後の校務として「ブックハンティング」がありました。昨年度来、図書館運営の校務に携わっており、その一環です。博多駅の丸善様にお邪魔して、有志の学生さん達と図書館に揃える新たな書籍を見つけて行こうという企画です。半年毎に定期実施しており、今回は私が初の引率の役目となりました。

 博多ですので、西鉄ではなくてJRに乗って行きました。集合時間より早く着きましたので、ホームのラーメンで昼食を取りました。ホームの食べ物と言えばうどん/そばが定番ですが、博多はラーメンとなっています。もちろん、とんこつです。

博多駅ホームのラーメンです。オプションの高菜と紅ショウガをたっぷり載せました。

 集合時間となり、まずは店員さんに案内と説明を受けました。その後、散開して各自広い店内をハンティングに出かけました。あっという間に学生さん達を見失いました (゚Д゚≡゚Д゚)? 元気ですねー。

 私もハンティングの一員として、店内を廻りました。デジタル全盛の現在、本を脚で探すのは無駄な行為とみられるかもしれません。自宅においてクリック一つで購入できますから。若い頃はそんなシステムがなかったこともあり、頻繁に今回のように大型書店を廻っていました(※専門書籍になると、大型書店に限られます)。しかしながら、今や時間と業務に追われる歳になってしまい、めっきり回数が減りました。読書量も比例して減っています。校務ではありますが、今回の機会が自らを再度奮い立たせる契機になればとも思いました。

初めの集合写真です。

 デジタルは便利で洗練されていますが、遊び心がありません。つまり、散策している途中にふと目に入ったり、横目に映ったりする書籍が実は最高の一冊かもしれません。

 当初は、下記書籍を図書館にと考えていました。既に個人的に所有しているもので、両氏の著作は大好きです。私もいつかこれくらい書けるようになったらなーと、願うばかりです。

 加えて、このハンティングで下記2冊に邂逅しました。

 前者は、化学者ならば誰もが知るハーバー=ボッシュ法に関するものです。表の華々しさだけではなく、化学者として少し深く考えてみたいと思い、手に取りました。今や電気や物理の世界にいますが、基本は化学者でいたいなと思い。後者は、人文コーナーを廻っていてふと目に入りました。ちょっと気になってパラパラと立ち読みしてみると、とても面白そうでした。こちらは、散策しなければ出会えなかったでしょう。

 両冊は併行して個人購入もしました。担任の肩の荷も大方下りましたので、じっくり読んでみようと思います。詳しい書評は、次回の図書館だよりにて。お楽しみに。

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