経済に思う

 現在、コロナで経済が落ち込んでいることがしきりに報道されています。確かに、仙台にいた頃に行きつけだったアイリッシュパブがなくなりました。悲しいです!!

 というわけで、ちょっと経済について思いを馳せてみます。

 マスコミが業績が悪い企業を狙ってクロースアップ(※クロー”ズ”は間違い)するものの、平均株価は手堅く好調を維持しています。我が家の所有株でも、とても落ちているものもあれば、手堅く順調なものもあります。マーケット(市場)は厳格です。だって、誰も損はしたくないですから。株価からは、先々は暗くはないことが導かれます。まあ最悪の話の方が、視聴率取れますもんね。他人の不幸は蜜の味です。

 来年度国家予算が100兆円を超えました。最近は、「国の借金」というフレーズをあまり聞かなくなりました。庶民を騙すウソがばれたからでしょうか。

 これについて分かりやすいように、例え話をしましょう。私がパン屋さんで100円のパンを買います。私は100円の赤字で、パン屋さんは100円の黒字です。全体のお金の量は変わりません。しかし私はパンでお腹を満たすことができます。お金とは触媒の一種で、増えも減りもしないけど、やり取りすることで世の中を豊かにします。社会を人体に例えれば、お金は血液です。

 お金の総量は変わらないので、国が赤字ということは、どこかは黒字です。どこかというのは、家計です。海外貿易(他国へお金が出入りする)もありますが、国の予算規模から見れば小さいので無視しましょう。

 つまり、国が赤字ということは、我々の懐は暖かいということです。

 それでも、生活が苦しいという人々はいます。では世の中を全体的に豊かにするにはどうしたら良いか? 答えの一つとしては、お金の流通量を増やすことです。

 運びたい栄養素がたくさんあっても、血液が少なければ、栄養素を十分に身体に行き渡らせることができません。つまりお金の流通量を増やすことで、各個人へ必要な物資を行き渡らせて経済を回して、世の中を豊かにすることができます。

 ただし注意点として、血液がたくさんあり過ぎると、血液中の栄養素密度が減り過ぎてしまいます。血液をたくさん流さなければならず、その分に要するエネルギーが無駄遣いになります。つまり、インフレです。パン一つを買うのに、重い札束を台車で運ばなくてはならなくなります。疲れます。

 国家の経済が悪くなると、例えば国債の金利が上がります。そんな危ない国の債券なんて誰も買いませんから、おまけをたくさんつけないとです。しかし、日本の国債金利は低いままです。為替レートも落ちず、使用通貨(円)の商品価値は高いままです。でも円が高すぎると、輸出がしにくくなるので、ほどほどに。だって、輸出先現地通貨での利益を円に換算したら、安くなり過ぎてしまいます。

 日本は自国で通貨建てできる国です。言い換えれば、自国で経済政策を打てる国です。しかも使用通貨が国際通貨の一つであり国際信用度も高い、数少ない国です。日本を豊かにするには、インフレにならない程度に、お金を刷ってベーシックインカムをするのも一つの手です。ただ、これはお金を配ることですから、モラルの問題は残りますけどね。

 逆に経済政策で困るのが、EUです。ユーロで通貨統一したものの、ドイツとギリシャの経済力は天地の差があります。ギリシャの経済を回復したいなら、ユーロをたくさん刷れば良いでしょうが、そうすると、ドイツの経済がインフレになるかもしれません。

 昔のように通貨が別ならば、為替レートでギリシャ通貨価値をドイツ通貨よりも落とすことで、調整できます。為替レートとは水門です。

・・・と、素人ながら色々思います。新年の授業準備などの仕事もしつつ。でもまだ書き足りないので、後日続けることにします。

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