同窓会と午前様

 秋は同窓会の似合うシーズンです。

 さて私、博士大学院生時代の恩師の受け売りの面が多大にありますが、「教育と研究は車の両輪」ということを、人生の最も基本に置いています。

 「(学生に)教えていることに驕らず、(神さまに)教えられていることに甘えず」です。

 そんな研究室同窓会が、今年はコロナで中止になりました。3年毎のペースで行ってきました。

 先輩・同輩・後輩、皆々社会の第一線で活躍している人達ばかりです。同窓会は、昔話に花を咲かせるというよりも、講演会形式で、ダレた日常に対して刺激をもらうことの方が力点です。「今、何(研究)してんの?」、「これからどう(どういう人生プラン)すんの?」、なんて話に花が咲き。「頑張らなきゃいかんな~」と、毎度、見えない叱咤激励をもらって帰りました。でも、何歳までも叱咤激励されるようではダメですね。

 昔々ある日のこと、後輩と教授室の前で二人しゃべっていました。詳しい内容は忘れましたが、研究のことだったかと思います。

 すると、教授室のドアが開いて先生が出てこられて一言、「今日はもう早く帰るからね」と、帰宅されていきました。

 時計は、午前0時を回っていました。我々もそろそろ帰ろうかと、研究室の電気を落としました、とさ。

 「ちょっと帰宅してくるわ~」という学生時代でした。

 一方、助教授の先生の日常。陽が落ちると、晩ご飯を食べに帰宅され、そしてまた研究室に戻って来られて仕事を再開し、翌日に至る日々でした。

 いつの間にか、私も似た立場になりました。

 「いや、真似はムリだな・・・」、な~んて言うのは、ダレている証拠でしょうね。

 夜更かししていい週末は、マイペースで進めましょう。トビーくんの音楽と共に。English caramelの紅茶は、いい感じです。

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